膨大な自分の写真の中から今ほしい写真を見つけ出すひとつの方法
毎日たくさんの写真を撮って、保存して…を繰り返していると、ふとした機会に「あれ、あの写真っていつ撮ったっけ?どこにあるっけ?」という問題が起きて、無用な時間を過ごしてしまったりすることがあります。ああ、タグ付けておけば良かった…とは思いますけど、大変ですよね。
そこで使いたいのがGoogle Photoです。いわゆるAIで、自動的に写真にタグを振ってくれているの、ご存じでしたか?
大量の写真の中から「あの」写真を見つけ出す技術
スマホから自動的にアップできて、容量も(圧縮を許可している限りは)無制限のGooglePhoto。ただでさえバックアップサービスとしては優秀なのに、もっと別の使い方があったとは。
例えば、あるラーメン店に行った写真を探したいと思ったとき。今年行ったのは確かなんだけど、いつだったっけな…みたいなことってありますよね。そんなとき、カメラロールを延々と遡るのはけっこう不毛。
そこでオススメしたいのが、GooglePhotoでの検索です。とりあえず写真は全てGooglePhotoへアップロードするとして、ラーメンの写真を探したいときは、こうすればいいのです。
「ラーメン」。それだけでいいんです。するとどうなるか?
Google側で自動的にラーメンを理解して、探して、こうして日付毎にまとめて出してくれます。たとえば一番上は「神保町黒須」、次は田町の「凪」、続いて大宮の「みずさわ」、新橋の「田中そば店」、そしてそごう大宮の物産展で食べた「四ツ葉」です。
適当なキーワードで検索すればだいたい出てくる
他の例も挙げてみましょう。「うどん」の検索結果はこちら。わりと驚くのが、ラーメンとうどんをキチンときりわけているところなんですよね。
たまにラーメンが混ざってきますが、おおよそ分離できているみたい。
さすがに無理だろ?と思った「ネギ」。
さすがによっぽどネギなものしか出てきませんが、間違ってはいません。
例えば「ランチ」。
時間を見ているんだと思いますが、お昼時の食べ物の写真しか出てこない。
(適当なところを切り出しているので、日付は最新ではなくても気にしないでください)
他にも「ケーキ」とか。
見事にケーキばかりですが、実は1枚だけハンバーグが混じっています(笑
でもそれくらいはご愛敬で、ざっくり探すならこれで十分。ロールケーキもホールケーキも、ブッフェのケーキもちゃんと出てきて、判定アルゴリズムものすごいなって思います。
「ウイスキー」ボトルもでるし、樽もグラスも出る。
「レゴ」。子供が作ったオリジナルレゴの記録が出てきました。
「空」。飛行機も入れてきたかと。
「サッカー」。フットサルが混ざるのはいいとして、びっくりしたのは、子供とやってるサッカーが入ってきたこと。ボールと体の形で判定しているのかなあ。動画もあれば出てきますね。
「階段」。ちなみに赤いのは東京タワーの階段です。
という感じで、もちろんうまくいかないものもありますが、なんとなくは出てくる、特に食べ物や特徴的な構造物はバッチリでてきます。もちろんGPS情報が付いていれば、場所でもいけますよ。
これ、便利と感じる人には果てしなく便利かと思います。
のりおのまとめ
ちなみにiPhoneのカメラロールでも同じようなことができますし、AmazonPhotoでもいけますが、精度的には
Googleフォト > iPhone > AmazonPhoto って感じでした。他のサービスでもできるかもしれませんね。
Googleフォトの弱点はRAWファイルのアップができないことなんですが、最近のキヤノンユーザーの場合、スマホに転送すると全てJPGになりますので、あとはGoogleフォトアプリで自動アップロードしてしまうのが楽ちんですね。バックアップにもなるので、とりあえずスマホに1回飛ばす、というのを習慣づけるのおすすめ。
なお、単純に家族の写真管理だけなら「おもいでばこ」を激しくオススメしておりますので、最後に宣伝しておきます。おもいでばこアンバサダーより。
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