新橋虎ノ門付近でこってり、喜多方、山形、平打ちといったキーワードのラーメンを探していたらここ「田中そば店 新橋店」
虎ノ門や新橋駅近辺で、こってりしたラーメンが食べたい、特に平打ち麺、喜多方ラーメンや山形ラーメンのエッセンスが感じられるとなお良い…みたいな要望があったら、間違い無くこちらです。
かのトンコツラーメンの雄、田中商店が運営する別形態の中華そば店、それが「田中そば店」です。今回は新橋店をご紹介。
イメージは「田舎の喜多方ラーメン」らしい
田中商店ときけば、豚骨をイメージするのは間違い無くラーメンフリークかと思いますが、そうなんです、田中商店といえば豚骨ラーメンなんですよね。
なんですが、田中そば店は中華そば、どちらかといえば喜多方ラーメン(公式サイトは喜多方ラーメンと言い切っている)が提供されます。田舎風とのこと。
スープはやっぱり豚骨ベースなんですが、その見た目は澄んでいて、田中商店のそれとは対極。なみなみとそそがれたスープがあったとしても、丼に記載された「田中そば店」の文字が読み取れるってのがポイントですね。
ちなみに全店で可能かどうかはわかりませんが、背脂チャッチャ系と化す「こってり」が裏メニューとして存在します。食券を買って渡すときに伝えればOK。個人的には「ねぎそば」にしつつこってりを頼むと、家系に近しい喜多方ラーメンが楽しめるということで、わりと、いやずいぶん好みに近いです。
麺は平打ちのもちもちタイプで確かに喜多方風。スープとの相性も上々です。
意外といいのがチャーシューで、僕いろいろなラーメン店でチャーシューいらないと思うタイプなんですが、こちらのそれはあってもいいかなーって思います。ジューシーだけどとろけすぎないので、くどくない。
コクのあるピリ辛味の食べるラー油みたいなふりかけもあって、ラーメンなりごはんなりにかけて味を変えながら楽しめるのもいいところですね。
山形ラーメンもあるよ
さてさて、実はこのお店のポイントはもうひとつあって、なんと山形ラーメンが食べられるんですよ。これはなかなか存在しないジャンルなので、貴重。なんでも「オーナー?が山形の有名店で食べて感銘を受けたから」とのこと。だいたいお店だと1〜2割くらいの人がオーダーしている印象。
思ったよりもあっさりな感じで、青のりがさわやかさを演出します。山形ラーメン特有の辛味噌を少しずつ溶かして、味を変化させながら食べる感じですね。
僕は1度頼んでみましたが、こちらのお店で頼むべきは普通の中華そばのほうだと思って、その後は食べていません。でもたまに食べたいかもな〜ってのはありますね。山形ラーメンについては、僕も現地で食べたことがないラーメンなので、ぜひ山形の人に食べてみてもらって、どうなのか聞いてみたいです。
のりおのまとめ
店内も清潔ですし、接客も悪くなく、この近辺では貴重な昼休みなしの通し営業。値段こそ普通の中華そばで「750円」、ねぎそばで「900円」とそこそこしますが、月に1回以上は行っている気がします。
ひとつだけあるとしたら、店員さんが休憩時間にお店の外(入り口正面)でタバコを吸うことかな…吸ってすぐ戻ってくるのでちょっとだけ感じ悪いです。最近は見なくなったから改善されたのかもしれませんが。
田中そば店 新橋店
東京都港区西新橋1-18-10 佐々木ビル1F
電話番号/03-6550-8766
営業時間/11:00~21:00
席数/カウンター10席
定休日/日曜日
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