中世そのまま!スイスにあるチーズの聖地「グリュイエール村」を尋ねる #ユーレイル

2015/09/10おいしいものだけ紹介します(食全般),スイスご招待,グリュイエール,グリュイエール(Gruyère),スイス,チョコレート・トレイン,チーズ,ユーレイル,

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

ユーレイルの旅では、まずチョコレート・トレインという観光列車を楽しみました。100年以上前の列車に乗り、スイスでも最高のチョコレート工場を訪ね、次に来たのはチーズの聖地「グリュイエール村」です。

ちなみにひとつ前の記事はこちら。


Nestlé Maison Caillerスイスの伝統あるチョコレート工場を味見する

チョコレート・トレインを離れ、バスで向かったグリュイエール村

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

このグリュイエール村に行くにはバスのほうが早い、ということで、メゾン・カイエの工場からはバスでグリュイエール村に向かいます。舗装された道を揺られること約20分。意外なほどに早く、現地に到着しました。

 

ところで…ここで余談ですが、チョコレート・トレインのスケジュールがなかなか興味深いことに気がつきました。

グリュイエール村 15:32発
グリュイエール駅 16:39発

後者は鉄道の時刻なので、1分単位でもわかります。しかし前者は現地からの専用バスの出発時間。しかも各々、目的地への到着時刻も1分単位で計画されています。なぜこんなに細かいの?

その答えは、スイス人の気質にあるようです。さすが時計の聖地でもあるスイスは、大変に時間に正確なのだとか。確かに列車の現地到着時刻も、寸分違わぬぴったりさでした。日本みたい。

 

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

さて、そうこうして到着したグリュイエール村からの景色がこちらです。雄大な山々、そして大草原。

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

そこにある丘に、グリュイエール村と、シンボルであるグリュイエール城があります。

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

さて、ツアーはここで一旦自由時間に。城を探検しても良し、ランチを好きにとっても良し、買い物や散策しても良しということで、ユーレイルツアーの一行はまず村の探索に出かけました。

 

そういえばグリュイエールって?

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

そもそもグリュイエールとはチーズの名前。その名前の由来となったのがこの村の名前。つまり、グリュイエールチーズの生まれ故郷がこの地なのです。用途としてはチーズフォンデュ、ラクレット、クロックムッシュ、キッシュなどにつかわれるなど、大変濃厚な味わいが特徴です。

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

このスイスを代表するチーズの村ですから、それはそれは、村中のショップや飲食店はチーズ一食、いや一色。そこらじゅうからチーズを食べる香りが漂ってきて、この村に来てチーズを食べないで帰るという選択肢は無さそうなくらい、チーズ漬けの村になっています。

ちなみにグリュイエールチーズの工場は村から少し離れたところにありますので、後ほど改めてご紹介しますね。

 

なぜ山の中腹にこんな雰囲気の良い村が?

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

さて、グリュイエールです。この村はチーズの故郷ということで大変に人気のある観光地ですが、なにより村の雰囲気がバツグンです。なぜこんな山の上に、石造りの立派な村が現存しているのでしょう?

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

その秘密はグリュイエール城にありました。このお城は、中世より栄えたグリュイエール伯爵の居城で、スイスでも最も古く伝統ある城になるのだそう。今回は内部の見学はパスしましたが、中では城と村の歴史を学ぶことができるようです。

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

そんな歴史ある城の城下町として栄えたグリュイエール村は、戦火に遭わなかったこともあって、中世のままの街並みを維持しているわけですね。はっきりいって、タイムスリップしたような感覚を受けます。なんとも不思議な村です。

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

 

グリュイエール村フォトセッション

ということで、あとは村の様子を写真でご案内。大変に美しいですねえ。

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

街そのものは30分もあればまわれてしまいますが、とにかく美しいのでゆっくりと見学したいところです。

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

村中を彩る花が大変美しい。自主的に飾っているんですかねえ。

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

村一番のレストラン。昼食はこちらでとりました。

 

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

城壁を抜けると村の外へ。

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

羊が昼寝をしていました。

 

のりおのまとめ

Chocolate Train Swiss Montreux Gruyère

滞在時間はそこまで長くありませんでしたが、ヨーロッパに来たな〜!と強く感じる瞬間でした。

何時間でもいたい。そんな街ですね。

 

さて、次の記事では、先のとおりグリュイエール村村一番の人気レストラン「LE CHALET」で食べたチーズフォンデュを紹介します。

→次の記事

グリュイエール村いちのチーズフォンデュ Le Chalet

 

関連リンク

Tourism, travel, holiday – La Gruyère Tourism – Switzerland

 

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取材協力

今回の旅では、KLMオランダ航空によるチケットと、現地での交通費および宿泊費と飲食代の大部分をユーレイルGIEグループよりご提供いただいております。ありがとうございます。

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著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。