ミラノのドゥオーモ教会で世界最高峰の教会建築と宗教性を改めて考えた #ユーレイル
ユーレイルセレクトパスで行くヨーロッパの旅は、ミランに滞在中。ランチとジェラートでこの上なく満腹な一行は、食後の運動もかねてミラノ街歩きでドゥオーモ教会を訪ねました。
ミラノの象徴ドゥオーモ教会
ドゥオーモ教会は、ミラノのまさに中心にあるドゥオーモ広場に建つ教会です。カトリックの教会およびゴシック建築としては世界最大クラスで500年かけて(!)1,813年に完成したそうです。それにしても500年かけてって気が遠くなります。先日のイギリスで行ったリバプール大聖堂でさえ74年で完成しているわけですから、どれだけ途方も無いことなのか…。サクラダファミリアだって200年かからずに完成の予定ですからね。いくら中世だったからとはいえ、途方もなさ過ぎます。
頭頂部にはそれぞれ像が設置されています。
では、早速中に入ってみましょう。ちなみに車輪付きの鞄などは持ち込めないことになったそうで、入り口で止められますからご注意を。鞄の中身の確認もありますので、準備しておきましょう。
荘厳さという概念。果てしない教会内部
この教会の内部は、なんと解説しても陳腐な気がしてしまいます。
この重量感はなんなのでしょうか。
そして圧倒的な大きさ。独特の空気感は、中に入ったことのある人としか共有できないかもしれません。
最深部にあるバルトロメオ像。実は生皮をはいで自分で背負っているという設定。
なお、今回は時間の関係で聖堂の上には登りませんでした。
のりおのまとめ
ヨーロッパで教会に行けば行くほど、宗教というものがどれだけ民衆にとって重要だったかの姿をまざまざと見せつけられます。この違いがそのまま文化の違いに現れているんだなあと。きっと各所でそれぞれの聖地に行ったら、また思うところがあるのかもしれないですね。体験することは本当に大事です。僕ら日本人とまったく異なる価値観が生まれていても、仕方がないのかなと。
ちなみに、そのように大切な建物でも、どうしても補修は必要になります。僕が写っている写真の左側を見ると…これは言われなければ気がつきませんでしたが、なかなか。
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取材協力
今回の旅では、KLMオランダ航空によるチケットと、現地での交通費および宿泊費と飲食代の大部分をユーレイルGIEグループよりご提供いただいております。ありがとうございます。
また各国を電車で巡る旅には「ユーレイル・セレクトパス」を利用しました。サインのみで次々と電車を乗り継いでいける、最高に便利なチケットですよ。各国のチケット購入ルールも気にする必要がありません!
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