さいたま市観光資源ツアー:鉄道博物館編
社団法人さいたま市観光コンベンションビューローさん主催の、さいたま市観光資源ツアーに参加してきたレポートの第2段!近所にありすぎてなかなか行く機会の無かった鉄道博物館に突撃してきました!
鉄道博物館には夢がいっぱい
実は子供のころ、わりーと撮り鉄だったのです。というのも実家があった三島には新幹線の整備工場が、となりの沼津には貨物の車両基地がありまして、それはもう毎週のように行ったものです。そんなわけで鉄道博物館に飾ってある車両には思いいれもたっぷりだったり。
では以下写真を中心にいきましょー。
入り口を入って右側からスタートするのが歴史ゾーン。1号機関車です。
デフォルメ感がステキ!
当時は人が天井に乗って車内を照らしますw
まるで駅の中を歩いているかのよう。
どんどん進むぜ
そういえば車両の横には型番が入っていますよね。
フニハ?いやいや、当時は読む方向が違うので「ハニフ」
このハニフ、どうやら現存する中では日本でもっとも古い車両(1904年製造)であるようで、今までは松本電鉄さんがそれはそれは丁寧な保管を続けてくれていたために、今こうして素晴らしい状態での公開ができているとか。解説してくださった方も松本電鉄さんに感謝していました。
ちなみに「ハニフ」とは
- 普通等級車両(イ・ロ・ハのハ)
- 荷物車
- 緩急車(ブレーキ付)
という意味を表しているそうです。
お召し列車や昭和初期の木造列車内部。木でできているってのが衝撃的だよなあ…って思ったけど、そういえばローカル線も最初のころはこうだったかも。
EF58。昭和後期を代表する電気機関車です。このカラーリングは登場した当初のもので現存するのは珍しいようです。引退前後では青とクリーム色のツートンカラーが主流でした。後述するEF66とで僕の中では2大機関車と位置づけられています。なお89と言うのは型番で、Wikipediaを見るとなかなか面白いですよ。
こいつがEF66。当時は比類なきそのパワーっぷりが子供に大人気でした。なんせ「い、いったい何両のコンテナを引いているんだーっ!」と思わせるくらいの貨物を引っ張っていたのです。貨物の数を数えて「33両…新記録!」とかってのが楽しかったなあ。展示も貨物を引いた状態でされていて、さすがわかってらっしゃる。
もちろんL特急や交流用電気機関車のED75なんかも展示されていて、当時これら車両とは縁の無い地域に住んでいた僕の心をくすぐります。うう、動いていたところを見たかった…。
そして伝説へ…
鉄道博物館のもっとも奥、特別なスペースに展示されているのが「伝説」こと0系新幹線です。
三島に住んでいた僕にとって新幹線といえばこの0系で、何度お世話になったかわかりません。
さあ、それでは画像でご覧いただきましょう。
ほ、ほ、惚れてまうやろー!
いやあ本当に懐かしいなあ。受験もこれだったなあ。お見舞いもこれだった。初めて1人で東京へ行ったのもこれだったし、清水エスパルスがナビスコで優勝して最後の終電でぎりぎり帰ってきたのもこれだった。0系新幹線には思い出がありすぎるよ。
このあと2階へエスカレーターで登りますが、エスカレーターから眺める1階の景色がたまりません。
東北新幹線もかっこよすぎやろー!
2階はプレイスペース!
1階にはたくさん車両が展示してあって血圧があがりますが、2階は展示+プレイスペースとなっています。プレイとは…なんと運転士研修のためのシステムがそのまま導入されていて、本物とそん色ない運転訓練が体験できるのです!これはすごい!この日は体験ということで、公開前にもかかわらず全工程をやらせてもらいました。
訓練は高崎線での走行を仮定して行われます。運転台はそのまんま。スイッチ類もついています。
手袋(持ち帰り可)が配られてテンションもあがります。走行レバーには「非常」の文字も躍ります。ひ、非常ブレーキかけてみたいw
ドアが閉まると左写真中央のランプが点灯しますから「ドアよ〜し」と指差し確認します。その後前方を確認して出発しますが、走行中はパネルで電車の状態が表示されております。本物はどうだかわからないけど、次の駅への目標タイムや残りの距離なんかも表示されたり。実際はもっとたくさんの情報をパネルから読み取るのでしょうね。
ブレーキングの実習では、自分の減速ラインが理想のそれとどのようにずれているのかグラフで図示されます。これは…燃える!
お客さんにとってどうだったかも図示されます。左側はもちろんNG。右側ですとOKです。急ブレーキダメ!ゼッタイ!
いやー、電車の運転難しい。停車位置に数センチ単位で合わせるとか神業以外のなにものでもありません。ちょっとくらいブレーキが雑でも許せるようになってしまいそう…。
閑話休題
途中で自由時間(休憩時間)があったので、レストランでソフトクリームをば。本当はラーニング系(運転体験とか)をしたかったのだけど、チケットがすでに配り終えられていた上に、豪雨で中止とか。鉄道博物館に行く日は天気も大事なようです。
電車で帽!というベタベタ加減に引かれて購入。中身は濡れせんです。パッケージはひっくり返すと帽子になるというw
また1時間に1度、SLが輪転機でまわります。警笛も鳴らすのですが、これがまた良い鳴りっぷりで。博物館全体にこだまするサウンドがたまりません。これ、計算していたとしたらかなりのものです。
最後に鉄道模型ジオラマを眺めます。
そんなわけで、駆け足で展示を見てきた鉄道博物館もこれで最後。超巨大なジオラマで電車の働く姿を学びます。
望遠で流し撮りにもチャレンジ。
あーこれが家にあったらなあw
様々な電車が動くので、おそらく1度ではすべて把握し切れません。これは3回くらい見ないとだめかな。
もう1度きたい鉄道博物館
これもまた…電車好きのことを良くわかった造りになっていて本当ににくいです。もう1度くるよなあ、これは。
次は晴れた日にくるよ!
さてさて、次は浦和のロイヤルパインズホテルに向かいます!
関連リンク
- 鉄道博物館
-
埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
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