三菱電機サイクロンクリーナー「風神」ファーストレビュー

風神(掃除機)ZK,ダストボックス,三菱電機,掃除機,生活

三菱電機 風神

三菱電機さんから出た サイクロン式掃除機「風神」の体験イベントは先日お伝えしたとおりですが、こちらの商品をモニターさせていただけることになりました。

正直、えーサイクロンって言ったって紙パックのほうがいいんじゃないのーって思っていましたが、ところがどっこい…。

レビュー前に我が家の状況を確認

今の掃除機にまつわる我が家の状況は以下の通りです。

  • 現在は 日立パワースター CV-PK10 を使用中
  • 掃除は週に1〜2回
  • 僕が掃除機担当
  • ごみは主にほこり、チリ
  • 床は畳+フローリング風クッションシート

こんな感じですね。パワー重視の掃除機を使っているため、やはり「どれだけ吸い込むか」が気になるところです。

風神外観

三菱電機 風神

三菱電機 風神

三菱電機 風神

三菱電機 風神

うーん、開発チームがMS-06(いわゆる3倍速いアレ)と呼んでいたのもうなずけるなあ。和室にはそぐいませんが(笑

とりあえずメカメカしい感じはいいですね。

使用感レポート

ということで、早速使ってみました。

吸い込み

結論から言いますと、満足です。妻は「パワースターより吸ってるんじゃないの?」と言っていますし、僕もそう思います。特に細かいほこりを逃さず吸っている印象です。パワースターのほうでは細かいほこりが排気から返ってきていたのかなあ。とにかく、床から粉っぽさが消えました。

実際そうじをしている最中も、ヘッドが床に「ピタッ」と吸い付く感触を感じていました。ここらへんはヘッドの進化なのかなあ。

1つだけ難点をいうなら、ヘッドの大きさに比べて吸い込む範囲が小さいということかなあ。壁際にヘッドを密着させても、壁の際のゴミが吸い込みきれないケースが何回かありました。まあヘッドをはずしてブラシモードにすれば問題ないんですけどね。

騒音

結構うるさいと思います。ただ今まで使っていたのがもっとうるさかったので、あんま比較にならないっすね・・・すみません。

排気

びっくりするくらいクリーンです。そういえば体験会で小麦粉を吸っても1粒でさえ排気から漏れることはなかったですねえ…パワースターとの違いはこれなのかな。ニオイさえもしません。これはすごい。

ただし…かなり排気が熱い…気がしました。お子様がいる家庭は注意かもしれません。

とりまわし

なかなか良好です。本体が大きいんですけど、そのぶん安定性に長けている印象です。電源コードも長くて好みです。その長いコード巻き取りも元気いっぱいで安心でした。

しかし難点が2つほど。1つはヘッドの吸い付きが良い反面、パイプとヘッドが床に対して水平にならない点。すなわち、ベッドの下の隙間みたいなところにはヘッドが入りません。

もう1つはパイプを伸縮させるレバーがホース中途にしかついていない点。パワースターは握るところについていて、伸縮自在でした。まあ伸ばしっぱなしにしとけよってことかなあ。

デザイン

個人的には好きです。表面は静電気がつきやすいみたいで、ほこりがかなり付着します。これ、何とかならないかねえ。

その他

基本的には妻が言うとおり細かいゴミも完璧に吸い込めていて満足です。また掃除したゴミの量が半透明なダストボックスを通じて可視化されているため、モチベーションが上がるって副次的効果もあるみたいですよ。

三菱電機 風神

こんな感じで、ゴミの量が見えます。

たった1つだけ…これはどうなの!

全体的には高評価に間違いないのですが、1点だけクリティカルな仕様を見つけてしまいました。それはダストボックスの設計です。

まずは写真を見てください。

三菱電機 風神

ダストボックスはこうやって持つ仕様です。

三菱電機 風神

この親指のところにある黄色いレバーを握るとダストボックスが開きます。

2つの写真を見て気が付きませんでしょうか。そう、ダストボックスを開くレバーがあまりにも自然な位置にありまして、意識していなくとも親指で握ってしまうことが多々あるんです。

三菱電機 風神

ふつうさ、こんなにバランス悪い場所にグリップ着いていたら、こう握るよね…。この設計だけはいただけないなあ。実際、ダストボックスからゴミを出そうと思ったとき、無意識に開いてしまってゴミを巻散らかすという散々なことに。これはいただけません。

まあ解決策としてはダストボックスのグリップを持たなければ問題ないのかもしれませんね。

まとめ

とりあえず我が家ではパワースターとこの風神 TC-ZK20S の2台でどちらが生き残るかのサバイバルレースとなっております。今のところは風神が1歩リードですね。ただしメンテナンスが面倒だといわれるサイクロン式のこと、使い続けたらどう感じるか…今後が楽しみです。