はたらくクルマには、その理由。技術の日産が良い仕事をしている話(幼児バス・救急車編) #日産あんばさだー
子供の頃から、好きな絵本ははたらくクルマ、なのりおです。実はこのはたらくクルマを作っているのがどこか、というのは今まであまり意識したことがありませんでした。コマツやモリタなど、それ専門のメーカーはあるものの、じゃあその範疇外はどうなってるの?実はそこ、大手メーカーがカバーしてました。
今回は日産あんばさだーとして、日産のつくる「はたらくクルマ」を取材してきましたよ。良い仕事、してました。膨大な量の取材になりましたので、まずは幼児バスと救急車についてをご紹介。
登園バスに良い仕事
毎日毎日見る、登園バス。うちの近所だけでも3つの幼稚園が登園バスを走らせています。そんな登園バスのひとつ「シビリアン 幼児バス」を作っているのは日産でした。
よく見れば幼児に合わせた低いステップに、低い座席、一方で保育士が抱っこしたまま移動ができるよう、180cmという高さを確保されている室内。
まだベルトができない幼児のため、何かの際にはクッションになるやわらかさの背もたれ。なにより、安全性にとても寄与する(僕もクルマを乗り換えてその必要性を強く感じた)アラウンドビューモニター(複数のカメラでクルマの周囲を上からみたような映像を表示する技術)。
特に180cmの室内高、良い仕事していると思いましたね。アラウンドビューモニター的なものを備えているのは日産だけだそうです。これ、本当に大事。
救急車に良い仕事
お次は昨年末久々にリニューアルした、いわゆる救急車ことパラメディック。
今回の取材では、このパラメディックを運転する機会も用意いただきました。これは熱い!NV350キャラバンをベースとして、特別なラインで主に手作業で製作されているというこの自動車。率直な感想としては、4WDということでパワーもあり、とても運転しやすいものでした。前にも後ろにも乗りましたが、乗り心地はとても良かったです。
何より驚いたのが、緊急車両の大きな特徴でもあるサイレン類の操作盤。実はこれ、基本的に運転役が操作するんだそう。そのためボタン類はとてもわかりやすくなっていました。頻繁に使うであろう「ピーポー」が1つだけ丸ボタンな上に「サイレン」との混同を防ぐため「ピーポー」表記になっているのは地味に感動。「交差点」や「渋滞通過」など、色も変え表記も変え、間違って押さないように気の利いた設計になっています。間違ったらリスク高いですもんね…。
マイクの手元にもボタンが。シーンを考慮して「交差点」が押しやすいところに設定されていました。良い仕事。
ちなみに最新型になったおかげでバッテリー類の容量がアップし、最新機器を積み込みやすくなった他、燃費が向上したおかげでサービスダウンタイム=給油の回数がかなり減らせたんだとか。これは…ものすごく地味だけど、ものすごく重要なこと。サービスダウンの回数という観点はなかったので、とても良い気づきをもらえました。
のりおのまとめ
はたらくくるまの、使う人を考え抜いて設計されているの、痺れます。引き続き様々な車をご紹介していきますね。
あ、大事なことを忘れていました。日産のはたらくクルマは、一般のディーラーで買えます。カタログも置いているお店にはあるそうです。購入後、そのまま登録/合法的に走行できるかは別ですが、これって日常との間に変な線引きがなくて、ちょっといいなと思いました。これも良い仕事かな。
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