利尻昆布ラーメンくろおび@新橋で信じられないくらいダシの出ているラーメンを食した

おいしいものだけ紹介します(食全般),東京都スキマ,ランチ,ラーメン,利尻昆布,塩ラーメン,新橋,無化調

突然ですが、最近の塩ラーメンが物足りなくて、ずっと困っていたんです。

思えば僕の中の塩ラーメンの世界は、サッポロ一番しおらーめんか、もしくは20年ほど前に銀座でその名をとどろかせていたがんこ系の名店「勇」のそれで完全に止まってしまっています。もちろん美味しい塩ラーメンはたくさんありますし、リピートしているお店だって存在します。でも、心のスキマは埋まらないというか…。

でも、そんなスキマが埋まってしまう可能性を感じました。くろおび@新橋で食べた塩ラーメンは、想像を絶する昆布ダシで、食べている途中で「また食べたい」と思い始めるというとんでもない1杯でした。

無化調へのこだわりがすごい

こちらがそのくろおび。いわゆる西新橋の界隈にあります。近くには田中そば店やつじ田など有名店がそろっておりまして、何気にこの通り、ラーメンストリート化しております。

そんなくろおびの特徴は無化調であること。

店内パンフにこのお店のことが詳しく書かれていました。スタートは子供が安心して食べられる無化調ラーメンを目指したことのようですが、そこから利尻昆布へ行き着き、タレの開発、そして原価への挑戦と、なかなか読ませる内容です。

ちなみにラーメンは塩と醤油がありますが、メニューの並び的には塩がオススメっぽいので、塩にてオーダー。周りの人の塩が多かったです。

そうこうしていると7〜8分くらいで着丼!「くろおびラーメン(1,000円)」です。ラーメンに様々なオプション具材を少しずつ足したモノがこのくろおびラーメンになります。いたずらにチャーシュー増やさないところに好印象ですね。ワンタンも入ってるのが嬉しい。

さて、実食してみますと…麺は固めの細麺。小麦の香りが良い感じ。具材は標準的。個人的にはこのラーメンならチャーシューはチキン系か脂を抜いちゃうロースト系が良いかなと思いました。正直、ここまではわりと普通。糸唐辛子の演出は見た目が和風で良いですね。

ただし、このラーメンの白眉といえばまず間違いなくスープでしょう。なんなんでしょうか、このダシ感は!ここまで昆布ダシが見事に出ているラーメンは初めてかもしれません。僕の基準である「勇」の塩ラーメンとは若干方向性が違いますが、これはこれで衝撃的な味わいですよ…!なんだろう、止まらない。まるで料亭で若干ワイルドめの椀ものを食べているかのよう。すげー。この味わいを作りだした時点で勝負アリですね…。

これはまた食べたい。再訪は近いですね…!

 

のりおのまとめ

正直、スープ以外の印象が薄いのは否めませんが、スープが素晴らしすぎるんですよね…。全てにおいて神だった「勇」のラーメンの高みに、片手くらいはかけられているかもしれません。

ちなみに元々は大門にあったお店が移転してきたそうです。店名の「くろおび」はロゴをみるに昆布のことみたいですね。

またきます!こりゃーこの通りは激戦区だな…。

これまでの、同じ通りのラーメン店は以下の通り。

西新橋で昔ながらの味噌ラーメンが食べたいとき栄雅は野菜もたっぷりでオススメできる!

新橋虎ノ門付近でこってり、喜多方、山形、平打ちといったキーワードのラーメンを探していたらここ「田中そば店 新橋店」

 

利尻昆布ラーメン くろおび

住所:東京都港区西新橋1-20-11 安藤ビル 1F
電話:03-6435-6647
営業時間:
【平日】11:00~23:00(L.O.22:45)
【土・祝】11:00~18:00(L.O.17:45)
定休日:日曜日