ほぼ365日「かわるビジネスリュック」を使ってみてわかったことと使い方
ほぼ365日…は言い過ぎかも!?ですみませんが、それくらいは使っています。
正確には、毎日仕事に行くときや近所以外に外出するときはほぼ100%、この「かわるビジネスリュック」です。使いすぎて1度壊れたくらい使ってます。そんな中、ちょうど先日コグレさんとイベント帰りにいろいろ話していて、わりと利用方法のまとめがアウトプットできたので、こちらにもメモしておこうと思います。
なおこのリュックについてご存じない方は、先にこちらをどうぞ。
「かわるビジネスリュック」実使用レビュー これは仕事カバンの再発明?旅リュックの革命!?
* リュックに関しては試供品をいただいて使っています。
カラバリのグレーとブラックは質感が異なる印象
まず最初にカラバリについて。幸か不幸か、グレーを修理中にブラックを借りました。結果、ずいぶん質感が異なるなあと。素材は同じらしいのですが、織り方が異なるため、まったく異なる材質に感じてしまうんですよね。印象からすれば、グレーはさらっとした手触りだけど濡れたときがベタッと。撥水感は薄いです。対してブラックはカーボンのような織り方をされているため、堅い繊維的な印象を受けます。撥水感もグレーよりあるのでは。まさか使ってみてここまで違いを感じるとは思いませんでしたねえ。
なお撥水スプレーはめっちゃかけます。靴用のやつを、惜しみなくかけています。こうすることでかなり撥水してくれるので、霧とかでもベタつかずに使えますよ。
2泊3日までなら車輪付きスーツケースはいらなくなった
かわリュを使うようになって最も影響を受けているのが、我が家で長年高い利用頻度を誇ってきた、Innovatorの車輪付きスーツケース(機内持ち込みサイズ)ですね。ぶっちゃけ、ほとんど使わなくなりました。
その理由は…2泊3日くらいまでなら、かわリュに全部入っちゃうんですよね。この機内持ち込みサイズのスーツケースに対して、6割くらいの中身ならリュックだけで十分です。むしろかわリュに収まるように荷物をアレンジしてまで、かわリュにしている自分がいます。
その理由は、あまりにも機動力が違うから。リュック1つ背負うのと、ガラガラを引くのとでは、機動力と融通さがまっっっったく異なるんですよ。
また、これは個人間の感じ方に差があるとは思いますが、重量のあるスーツケースを引く場合と、重量のあるリュックを背負う場合で、僕は明らかにリュックのほうが楽でした。やっぱり設計されているリュックは重さが分散するようになるので、全身で受けている感じがあって、疲れないんですよね。けっこうあるのが、背負ってると楽なんだけど、いざ降ろして手で持つと「えええっ」って重くて笑っちゃうパターン。登山の人とかと同じなんですかね。あの体験は面白いよねえ。
「引く」くらい入る
これは不思議だなーって思ってるんですが、このリュック、背中部分に「引く」くらい入ります。「これはさすがになー」ってものも、きっちりと詰めて、ジッパーに過度の力がかからないよう慎重に閉めていくと…閉まるんですよね。例えば僕の場合、外側撥水のダウンコートがありまして、こいつをしっかりと畳んでなるべく空気を抜いて板状に薄くしたら(注:いうても厚い)、1泊2日取材の荷物が全て入っているリュックの背面に入りました。笑いましたねえ。感覚的には…そう、大型のスーツケースを帰国前に無理矢理しめるような、あの感じ。あれができるのが、かわるビジネスリュックです。
なお、たくさんいれるときにポイントとなるのが、外側下部に付いている横から入れるポケット。ここに大きなものが入っていると、全体的に「しなり」が失われて容量が落ちます。大容量な状態でもここを使う場合は、最後に埋めるのをオススメしますね。
なお僕の中でマックスまで入れたなーって時の内容物を列挙しておきますと
・EOS 5D4
・キヤノン 24-105 Lレンズ
・キヤノン 100-400 Lレンズ
・トキナー 10-17 魚眼レンズ
・カメラメンテナンス道具
・1泊2日程度分量の着替え
・MacBookPro13インチ
・モバイルバッテリー類(大型のもの)
・上記ガジェット類の充電器とコネクタなど
・財布
・折りたたみ傘
・取材用のA4パンフレット10枚くらい
・ティッシュなどアメニティまわり
・500mmペットボトル
・とれるカメラバッグ
・タオル1枚
・撥水のマウンテンジャケット1枚
こんな感じ。よく入ったな…なおさすがにカメラとレンズはバラしていれますよ。
腰痛/首痛が減った
これも相対的な話なので人によると思いますが、いままでのリュックや肩掛けカバンを使っていた頃に比べて、首も腰も痛みを感じることが圧倒的に減りました。圧倒的にです。どれくらい違うかというと、もう肩掛けカバンは引退しようかって思うくらいです。さすがにそうはいかないので、近所にお出かけレベルのサイズはまだ使っていますが、出勤だとか取材ではもう使えません。ということで、あれだけ毎日使っていたひらくPCバッグは現在休業中です…。
さらに、休日も楽なのでこのリュックを使ってしまうわけです。ここ1年、マスターピースやガストンルーガのリュックも使いましたが、やはり数えるだけになっていますね。仕方が無いです。子供を抱っこしたりすることの多い今は、体を壊さない方が大事なので。
ひらくPCバッグnanoとの相性がいい
先日の台湾でやってみたんですが、リュックの中にセパレーターを兼ねてひらくPCバッグnanoを入れておくのが殊の外良いですね。リュックの難点は、ちょっとした時にもリュックになってしまうということで、お財布とスマホ(加えてミラーレスくらいまで)だけみたいなときは、ひらくPCバッグnanoがぴったりでした。実例としては、ホテルでパソコンもってラウンジに行くときはnanoがばっちりでしたね。
とれるカメラバッグとの相性もいい
特に天候が悪いときの取材を考えると、とれるカメラバッグとの相性もいいですね。背面にちょうどすっぽり入るんですよ。これ、どういう活用かといえば、バッグ内の防水セパレーターとしての扱いです。急な豪雨、霧、雪など、とにかくリュックの撥水ではまもりきれないなと思った場合、壊れるものは防水能力の高いとれるカメラバッグに批難させます。
こんなこというとスーパーコンシューマーのまわしものみたいですが、仕方が無いんです。便利なんで。
ということで、取材の時はかわるビジネスリュックの背中には
・カメラバッグ用のインナーバッグ
・ひらくPCバッグnano
・とれるカメラバッグ
のどれかがだいたい入ってます。シンプルな製品は、自分で使い方を模索する幅があっていいですね。
カスタマイズは躊躇する
カスタマイズについてですが…当初、ジッパーを開けやすくするために付けていたストラップ類は海外での盗難リスクをふまえて外しました。となるとPC収納をおおっているフタ部分へのバッジ添付かな?とも思うのですが、どうしてもここは擦れるため、いつの間にかバッジが取れて無くなって…という悲劇に見舞われます。ということで、カスタマイズについては答えが出ていません。
PCポケットは底にクッションを入れるといい
スーパー便利でいまだ無事故のPCポケットですが、意外と底までつながっているため、勢いよくPCを滑り込ましたとき、PCの縁が床にぶつかって「ガツン」とやってしまうことがあります。これを防ぐため、PCポケットの底にタオルですとか薄手のクッション素材ですとかを入れておくと良さそうですね。
垂直に立てたとき、ずるずる滑る
このリュックは自立するので、横(手持ち鞄みたいな方向)でも縦(通常のリュックを床におく方向)でもどちらでも立つのですが、どちらかといえば縦の時、重心の問題でずるりと倒れることがあります(注:重さを感じにくくするため重心が上目にあるため)。実害はなかったですが、危うく…ということは2度だけありました。
そこでですが、床置きするときはなるべく横に置くことをオススメしますね。縦置きが多い人は、底面になにか滑り止めを付けると安心かも。
で、床に置くときは肩掛けを前にまわしちゃう「スタンドアローンモードあるいはお中元モード」がオススメ。こうすると紐がぶらぶらしないので、完全に「箱」として扱えます。それこそビジネスバッグみたいな。
↑こんな感じ。
のりおのまとめ
良く使い倒しているなあと思います。自分の考え方も、リュックについてはファッショナブルより体をいたわる方向になってきているので、歳をとったなと(笑
でも、本当に肩掛けカバンに戻りにくくなりました。
できればこのリュックの防水版が出ると嬉しいかな。
かわるビジネスリュック
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