「かわるビジネスリュック」実使用レビュー これは仕事カバンの再発明?旅リュックの革命!?
「とれるカメラバッグ」「ひらくPCバッグ」と既に僕の生活にとって無くてはならない2つの片掛けカバンをプロデュースした いしたにさん×SUPER CONSUMERが、コグレさんを加えて新製品を世に出しました。その名も「かわるビジネスリュック」。実用性と背負い心地にほぼ振り切ったこのリュック、かゆいところに手が届く上に、もしかしたら非登山の旅リュックとしてものすごい可能性を秘めている気がしてきました。
本日の発表会でモニター用に1ついただいてきて、帰り道すがら利用しての即時レビューです。
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最初にお断りしておこう
まず最初に宣言しておきたいのですが、このリュック、あくまでビジネスリュックです。デザイン的にかっこよくて仕事にもギリギリ使えそうなカジュアルリュックを求める人は、MSPC(マスターピース)やマキャベリック、定番だと吉田カバンなどを買っておくのがいいと思います(個人の感想です!)。
そうじゃなくて、デザインもさることながら、どちらかといえば実用性と背負い心地を追求しつくしたリュック、そういうのが欲しいんだ!と思ったらなら、この続きを読んでください。
まず仕様について確認しておこう
そもそもネーミングの「かわる」については、2つのポイントにかかっています。
ひとつがこちら、2Wayでの「かわる向き/使い方」です。
普段はリュックとしてつかい、時に手提げのバッグとして。おまけの2Wayではなく、きちんと設計された2Wayなのが素晴らしいです。斜めがけベルトを選択しなかったのも良くわかってらっしゃる。
もうひとつは「かわる内部構造」です。このかわるビジネスリュックは大きくわけて2つの部屋をもっていて、ひとつが背面ファスナーからアクセスするメインの大部屋。もうひとつがリュックを前に出すと簡単にアクセスできる中型のコアポケットです。2〜3リットルのペットボトルや大型望遠レンズが入る大きさです。
で、「かわる」のが先述のとおり内部構造。実はこのコアポケット、つぶして大部屋をさらに大きくすることが可能なのです。
これはアイデアもの。特許出願中だそうですよ。
あとはディテールですが、超撥水生地仕様だったり、心地よい閉まりのマグネットフラップだったり、PC用のスロットが着いていたりと至れり尽くせり。非使用時に横持ち用の持ち手がしっかり収納できるのにも感心。
持ち手はベルクロで側面に止める方式を採用したことで、大部屋の容量に干渉しない設計なのは本当に良くわかってるとしか言いようがないです。これ、下手にデザインを取ろうとしてミニポケットに収納する仕様だったりすると、型崩れや容量への干渉を発生させるんですよねえ。
また、開発に費やした1,200日のうちほとんどをかけて改善したという背負い心地は、「おおおお?これはいままでのベストに近いぞ?」と軽いショックを受けるほど。これはヒトコト「やべー」ですわ。僕個人で言うなら、モンベル、カリマー、ノースフェイス、いくつかのスポーツブランド、そして普段使いのMSPC(マスターピース)、そのどれよりも背負い心地が良い、これはものすごいことですね。思い出すのは馴染んだあとのランドセルかな。この手のリュックでは百戦錬磨の工場と研究・開発を行ったそうで、納得の背負い心地です。
ちなみにイベントからの帰り、かわるビジネスリュックに「ひらくPCバッグ」「財布類」「5D3+24-105mm Lレンズ」「MBA 15インチ」という取材フルセットを入れて背負ってみましたが、本当に軽く感じます。むしろ電車で座席に座って膝の上に降ろしたときが重くて苦痛だった、というくらい。これが匠の設計なんでしょうね。
○ビジネス、○旅行、▲登山!?
さて、そんな「かわるビジネスリュック」の使い処ですが、ひとつはその名の通りビジネスシーン。それも荷物が多いか、1泊の出張なんかに大活躍しそうです。
が、僕はこの1〜2時間の使用でも圧倒的に「旅リュック」としての可能性を感じてしまいました。
というのも、まずコアポケットの使い勝手が大変によろしい。レンズでもいいし、ペットボトルでもいい。とにかくすぐに出したいものを入れておくとよさそうです。その上で、メインの部屋が大容量。ここに1泊から2泊の荷物を全て入れておけます。訪問先でもらった資料なんかも全部つっこみましょう。あまつさえ、お土産も入るでしょう。それだけ入れても大丈夫な容量があります。もちろんカメラも入りますよ。
そしてなにより、1日背負っていても疲れにくそうな設計ですよ。
旅リュックって「終日背負う」ってところがポイントで、ベルトと背当ての設計が悪いと本当に苦痛ですよね。とはいえ登山リュックにするとリュックそのものがゴツかったり、小ポケットが多すぎて非登山の旅につは使いにくかったりします。そのあたりがこのかわるビジネスリュックでは見事にクリアされています。
正直、これで1泊の取材旅行は事足りそうです。いままで疲れを考慮して1泊でも車輪付きの小型スーツケースを多様していましたが、このリュックなら十二分に使えそう。早く旅行/出張に行ってみたい!
ちなみに重量は980g!見た目以上に軽いです。容積はだいたい20リットルくらいになるそうです。十分ですね。色はグレーと黒の2色。色の違いよりも編み込みパターンの違いのほうがわかりやすいかなあ。
いまのところですが、多少難があるとしたら、ジッパーが少し使いにくいところかなあと。これは軽量さと背当て面での違和感の無さを目指したのだと思いますが、僕はここに革紐を足してさらに利便性を上げようと思っています。
なお、コグレさんいわく、本リュックは登山にはあまり向いていないとのこと。実際に4000m級の山で試してみたとのことですが、下に降ろして背中を開いて、という機能を使う機会が少ないそうです。登山には登山リュック、それが間違いないとのことでした。あくまでビジネス用途に振り切っているわけですね。
のりおのまとめ
ということで、製品を数時間使った状態で即時レビューしてみました。まだまだ使い込んでみないとわからないことがありますが、それでもファーストインプレッションはかなり良好。ひとまず明日からの仕事と週末の名古屋への出張、8月の福岡出張で試してみたいと思っています。
なお、このリュックの1200日にもわたる開発ノートも必見です。こんなドラマみたいなことがあるのか!と思うこと間違い無し。
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2016年7月30日現在、そろそろ在庫が危ないそうです。
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