レトロ好きにはたまらない「旧古河庭園」でバラ三昧
京浜東北線「上中里」、南北線「西ヶ原」というマイナー駅(利用者の方ごめんなさい)を最寄に持つのが、大正浪漫全快な趣を持った旧古河庭園。都内有数のバラ園としても有名なこの庭園を、バラの季節直前にしてご紹介。
(申し訳ないことに本文中の写真は全て秋に撮影したものです)
大正浪漫+洋館
旧古河庭園は、大正浪漫大好きな僕にはたまらない場所のひとつです。なんといってもこの洋館のたたずまいがたまりません。
この洋館が素晴らしいのは外見だけではありません。喫茶の営業時間中に訪れれば、内部でお茶を飲むことも可能で、その際には素晴らしい天井〜壁の彫刻を目にすることができます。
聞けばこの洋館、設計者はかの英国人ジョサイア・コンドル博士とか。あの有名な鹿鳴館やニコライ堂を設計された方ですね。そりゃー、たまらんよなぁ!
大正浪漫+バラ園
同様に、この庭園の設計もがコンドル博士によって行われているため、庭園自体のもつ雰囲気がまた素晴らしいのです。特徴としては、平面的な庭園ではなく、斜面に段々として作られていることですかね。上から、下から、そして同じ高さでと、1つの庭園を3つの視点から眺められるという、1度で3回分おいしい?粋な庭園なのです!
大正浪漫+日本庭園
旧古河庭園には、なんと日本庭園も併設されております。この設計も平安神宮神苑や円山公園で有名な小川治兵衛という方が行っているようで、また見事なのです。中心には茶室(庵)もあり、茶と菓子を嗜むことも可能です。
春のバラフェスティバル開催目前
そんな旧古河庭園を満喫できるタイミングが目前に迫っています。その名も「春のバラフェスティバル」。5月15日(金)〜6月21日(日)の期間は、洋館の臨時見学会や土曜の庭園演奏会、15日〜24日で期間限定の夜間ライトアップがなされるなど、ただでさえ魅力的な旧古河庭園をさらに輝かせる催し物が次々に開催されます。もし行くなら、このタイミングが間違いなくオススメ。バラの香りに満ちた庭園で、Jazzや民族音楽に身を任せるのはなんとも非日常的な体験で、ハマること間違いなし!
そんな旧古河庭園の入場料は…たった150円!しかもSuicaが使えるという充実っぷりです。
ちなみに…こちらも都内有数の庭園でもある『六義園』『小石川後楽園』へ徒歩20〜30分で移動できることも旧古河庭園の魅力です。さあ、5月の週末はカメラ片手に都内の庭園を訪れてみませんか??
参考リンク
30歳終了記念エントリマラソン中。
いまのところ、エントリ一覧は以下の通り。
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