【自炊】必携!食品保存のバイブル「食べものを無駄にしない本」

2009/05/07おいしいものだけ紹介します(食全般),書籍(含むコミック)posted,テクニック,ポリ袋,リカー,加熱調理,料理,

食べものを無駄にしない本

これから夏本番に向けて気を使わなければならないのが、食材の保存方法です。特に自炊派の僕らにとって、野菜や魚などの保存はとても気を使うことのひとつ(ですよね?)。そこで、そんな食品保存の方法を網羅した、バイブル的一冊をご紹介します。

大切な食べものを無駄にしない本-目次

  • 食べ物を無駄にしている私たち
  • 知っていますか?「賞味期限」のこと
  • 「適材適所」にしよう
  • 凍らす前に知っておいてね!
  • 食べものを無駄にしない保存法

意外と知らない「この食品」の保存法

この本の素晴らしいところは、保存に対して「冷蔵」「冷凍」の2通りを紹介してくれた上で、ギリギリ食材の使い方についてもレクチャーしてくれる点です。使い勝手が良すぎる…。

以下、意外と知られていなさそうな食品保存に関して一部抜粋します。

きのこの冷凍保存

生で冷凍できる。ぬらさずに(洗わずに)根元を除き、食べやすく切るかほぐして、1回分ずつラップで包み、保存袋に。エリンギは大きいので適当に切る

→解凍すると水気がでるので、凍ったまま加熱調理

キャベツの冷凍保存

ざく切りや角切りにし、さっとゆでて、または生で(色はゆでたものよりも悪くなる)、小分けして保存袋に

→凍ったまま加熱調理

ちなみにほうれん草やごぼう、白菜、ブロッコリー、レタスなんかも、さっとゆでて冷凍するとキレイな色のまま保存がききます!超便利!

トマトの冷蔵保存

赤いものは、室温に置くと熟して赤くなる。赤くなったら野菜室に。

ポリ袋にいれ、野菜室に。へたのほうを下にするとつぶれにくい。他の野菜を上に置かない

みず菜の冷凍保存

生で食べやすく切り、小分けして保存袋に。ゆでて冷凍すると筋っぽくなる

かたまった砂糖

かたまったら、くだいて使うか、ポリ袋に入れ、霧を吹いて口をとじ、1日置くとサラサラにもどる

出汁(だし)の冷凍保存

冷凍なら約1ヶ月。製氷皿に入れて冷凍し、凍ったら密封容器に入れると、あえものなどに少し使うときも必要量だけ使えて便利

リカー類の冷凍(これは僕の知識)

アルコール度数が30度前後からリカー類(酒類)は凍らなくなるため、冷凍庫に入れておくと風味が変わらなくて良い。トロトロのウォッカをライムだけ搾ってストレートで飲むのはたまらん。

そんなわけで、ヘビーユースの良い本です!

これから自炊をする人も、食材が痛んじゃうのよね・・・という人も、必携です!コンセプトが「可能な限り美味しく食べる!」というところも最高ですね。本屋さんではあまり見かけない(気がする)ので、Amazonがオススメっ。

大切な食べものを無駄にしない本—疑問すっきり・食品保存マニュアル
ベターホーム出版局
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おすすめ度の平均: 4.5

4 保存方法で基本を抑えたい、
確認したい人にはぴったり
5 食材始末に迷ったときの救世主!
5 こんな本がほしかったんです

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。