MINI 50周年!を記念する『MINI SUMMIT』に参加してきました
昨日、WOMCOMさん・BMWさん主催のBMW MINI ファンイベント MINI 50th ANNIVERSARY MINI SUMMITの午前の部に参加してきました。午前はブロガー、午後はMINIオーナー向けに行われたみたいです。以下、ざっくりとしたレポートです。
朝もはよから東京駅で
このイベントは土曜日の午前中、しかも11時に東京駅丸の内南口から徒歩3分くらいのBMW MINI で行われました。ちょっと朝早くてキツかった…んですが、イベントとしてはとても良いものでしたよ!
会場はまさに MINI 1色!
MINIの50周年を祝うとあって、会場はまさにMINI 1色。小物もMINI、もちろん展示してある車もMINIです。現行のNEW MINI に加えて、旧型のポールスミスモデルがあってとても嬉しかったです。ラゲッジなどの内装がグリーンで統一されていて新鮮でしたね。
MINIが展示された片隅でイベントは行われました。手前の黒いMini がポールスミスモデルです。
飲み物の中のゼリーもコースターもMINI!
スペシャルトークが面白い!
MINIと言えば開発秘話から、50年の歴史ある裏話だよな〜ということで、『MINI FREAK』の田代編集長と、BMW・MINIディビジョン本部長の伊東さんを招いたスペシャルトークが行われました。このトークがまた面白い。記憶に残っている内容をかいつまむと以下のような感じ。ちなみに初代は『Mini』、BMWの新しいやつは『MINI』表記となります。
- Miniが生まれたのは、スエズ動乱による石油高騰のたまもの(4人乗り小型車開発の必要性)
- 結果として現在の車の主流であるFF(前輪駆動・横向きエンジン前置き)が誕生した!
- デザイナーのイシゴニスは、Miniの原案をレストランのナプキンに記した
- モンテカルロ・ラリーを小型車でありながら総合4連覇した
- が、うち1回はランプのレギュレーション違反という難癖をつけられて失格(陰謀説濃厚だとか)
- BMWがNEW MINIをデザインするにあたり、1からデザインを起こした
- その際、Miniっぽさを失わないため、そのデザインを全て線と面に落とし、Miniらしさを解析した
- その結果、Miniの特徴は「三」の字のような3つの水平な平行線(ボディ底面、窓枠面、天面)に落とし込まれた
- この線と各パーツの比率などを計算した結果、全く新しい、でも懐かしいデザインのMINIが誕生した
- 「英国で生産しなければMINI じゃない」ということで、工場はいまだ英国にある
- オーナーはMINIを家族として扱い、名前をつけがち(笑
他にもたくさんあるんですけど、マニアックになりすぎるので割愛。実はこのトークショーと平行してMINI マニアッククイズなるイベントが行われておりました。商品も貰えると言うことで、個人的にはガチで回答。というのも、僕は昨年10月からこのMINI とスイフトスポーツのどちらを買うかではや半年以上悩んでおり、その情報収集量は半端なものではありません(笑。ですから、このクイズもわりとスラスラ回答できたりしました。ただ、1位の商品である「イギリスにおけるMINIイベント参加権」は仕事の都合でいけないので、2位くらいが良いな〜と思っていました。
そしたら見事に
そんな感じで回答したら、見事に同点1位になってしまいました。が、あちら様がイベントへ出席したい!ということで、両者の利害関係が一致して1位を譲ることとあいなりました。譲った先はこちら。
気をつけて行ってきてくださいね〜。
ちなみに僕はMINI のバッグをゲット。うーん、これはかわゆい。
太っ腹なBMWさんに感謝します。
残り時間は会場で雑談したり写真を撮影したりしましたよ。
イベント後半は試走会
そして会場でのイベントは終了。あとは希望者5名のみが丸の内〜銀座をぐるっとまわるAnniversary Run(というより実際は試走会)に参加しました。まじめにMINIを(かつ、オートマを)運転するのははじめてだったので、緊張しましたねえ。思ったよりも運転しやすい印象。ATにもかかわらずパッドでギア操作できたりしまして、結構面白かったですね。ただし、外車を始めて運転した人がやりがちな
- ウインカーを出そうとしてワイパーやらウォッシャーを起動させてしまう(配置が国産車と逆なので)
というやつを2回もやってしまいました…。
グレードとしては Cooper-S でした。レギュラーラインでは一番スポーティーなやつですね。簡単な印象としては
- 思ったよりサスは固め
- 吹き上がりは気持ちの良い(フラットトルクだってさ)
- パッドは意外と使える
- ウインカーはちょっと使いづらい(電子式、2段階切り替え)
- ステアリングはイマイチ(日本人には太すぎじゃね?)
- ペダル類に妙なクセは無し
- ブレーキもガツンと効くね
- サイドブレーキがちょっと弱くね?
- 慣れの問題だろうけど、サイドミラーが見づらい
- 思ったより視界が狭い
- スイッチ類の作りこみは最高!
- 峠を走りたい
こんなところ。
それにしてもMINIってやつは、見て楽しい車とばかり思っていたんですけれど、運転しても楽しいものですねえ。ゴーカート感覚ってのは本当で、スポーツカーしか運転したことのない僕でも「お、これは良いかも…!」という瞬間を何度も感じました。内装も凝っていて飽きがきません。ドイツメーカーに買われた事で、良い意味のドイツらしさを獲得できたことは、MINI にとって間違いなくプラスでしょうね。
駐車場に戻ると山のようなMINI (Mini) が
戻ると、今日のイベントで本物のAnniversary Runを行っていたMINIが大量にとまっていました。これは壮観。ということで写真をたくさん撮ってしまいましたよ。
イベント終えて
このイベント、MINIがかなり好きな僕にとっては最高に楽しいものとなりました。MINIほど趣味性と実用性のバランスが高次元でまとまった車はありませんね。駐車場に止まったMINIが1つとして同じ車でなかったことからも、趣味性・カスタマイズ性の高さを感じました。自分の車!って感じになりますよね。
MINI、ほしいなぁ。ランニングコストがもう少し低くて、奨学金の返済に目処がつけば速攻で買うのになあ。誰かMINIを僕に提供してくれませんか!全身全霊でレビューを書き続けますけど(笑
とにかくお土産もたくさんだったし、賞品ももらっちゃったし、なにより試乗できたし、最高の1日でしたよ。スイフト買う確率はかなり下がったなあ。
イベント関係者の皆様に深く感謝。
ちょっとだけ反省会
すごく楽しいイベントでしたが、ちょっとだけ反省点が。もう箇条書きでよいですね。
- MINI に詳しくない人は置いてけぼりのイベントでなかったろうか
- 2時間超立ちっぱなしでのイベントはきつくね?
- 試走会、ちょっと渋滞ばかりでしたね
- 慣れない試走で東京でも有数の渋滞ポイントを5台で縦走ってのはムリあります(危険)
- 成功基準はなんだったのだろう?
という感じでひとつ。
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MINI 50th ANNIVERSARY
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