仕事部屋でインターホン聞こえない問題をアレクサで解決した(ベビーモニターにも?)
この記事では、別の部屋の音をどうにかしてキャッチできないかという問題をAmazonAlexaを活用して解決した方法について書いています。ごく限定的な状況かもしれませんが、ご参考まで。
インターホン聞こえない問題が再発した
リモートワークになって良かったことは、仕事部屋ではなく居間に家族が揃っていたことによって、インターホンを100%取ることができる点でした。期間中はヤマトの再配達依頼もゼロ。ヤマトさんをはじめとする配達業者さんの負担が少しでも減らせたかなと思ったものです。
ところが、保育園が再開し、僕が仕事部屋へ戻り、そして妻が時折出社するようになると、居間に誰もいない=インターホンに誰も気がつかないという問題が再発しました。我が家は居間と仕事部屋が廊下の両端にあり、居間のインターホンの音を仕事部屋で聞くのはわりと困難です。また、子機も増設できないため、居間でしかインターホンを鳴らすことができません。
実は以前にもこの問題は発生しており、その時はベビーモニターを使うことでその場凌ぎ的な解決をしていました。
オートロック・玄関の呼び出し音が聞こえない問題をベビーモニターで解決!
ところがこのベビーモニターは、現在仕事でヘッドフォンをすることの多い僕には、いささか音が小さいという問題がありました。そうでなくてもWi-Fiの影響かノイズが乗ることもあり、常時つないでおくにはちょっとストレス。そもそも5年前の製品なんで老朽化もしています。
仕方なく新型のものを購入することも考えたんですが、ちょっと待てよと。居間と仕事部屋には、AmazonAlexaが設置されています。そして、時折これを使って宅内会話もしています。音質も悪くはありません。
つまり…この2台のAlexaを常時つなぎっぱなしにすれば、居間の音をキャッチできるのではと。仕事部屋の音も居間に飛んでしまいますが、居間には誰もいないので影響ありません。また、他の用途にAlexaを使うことは希なので、業務時間中ずっとAlexaが通話中になっていても、なんら困ることはありませんでした。これは…いけそう!
Alexa通話で宅内の音を相互送信
ということで、まずは各Alexaの名前を付け直しました。居間は「リビングのアレクサ」。仕事部屋は「仕事部屋のエコー」。こうすることで、仕事部屋のエコーに「リビングのアレクサと通話をしたい」とリクエストを送れば、簡単にリビングのアレクサに通話リクエストをすることができるようになりました。
もちろん1度リビングに行って、この通話リクエストを受ける必要があるのですが、その後はずっとつなぎっぱなしです。
余談ですが、リビングでなかなか呼び出し→通話状態にできなくて苦戦しました。電話に出るワード、限定的すぎません?ちなみに正解は「アレクサ、通話に出て」でした。
だいたい丸2日、これを試してみましたがとても快適。問題だった音量も、そもそもAlexaってスピーカーですからね。幅広く調整できますので、適切な音量にできました。実際、ヘッドホンしている最中に2回ほどインターホンがなりましたが、ばっちり取ることができましたよ。
のりおのまとめ
うまく機器を増やさないで問題を解決することができました。これ、もしかしたらベビーモニター的な使い方もできそうですね。
なお本来であれば、Alexaをセンシングモードにする「Alexa ホームセキュリティ」が展開されるはずなのですが、日本ではまだリリースされていません。これさえあれば、無音状態から何らかの音が発生した際に、アプリなり別のAlexaなりに通知を飛ばすことができるので、この問題はもっとスマートに解決できるはずなんですけどね。
ひとまず、現状は解決ということで一件落着。
なお当然ですが最も安いAlexaである、Echo Dotでも同じ解決方法をとることが出来そうです。
さらに、複数箇所をカメラ付きのAlexaにすれば、映像で他の部屋を監視し続けることも出来ます。これ、もしかしたら本当にベビーモニター買うよりも、ベビーモニター以外の応用効くし良いのでは…
ということで、他の部屋の監視にAmazonのAlexaシリーズを使うという話でした。
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