家で撮ろう。小さい撮影用テーブルでのブツ撮りが手軽で最高だという話
噂には聞いていたけど、なかなか手が出せなかったもの。それがブツ撮り専用のミニテーブルです。が、一念発起して今年の1月に仕事部屋へと設置してみたところ、まあ、楽しいのなんの。これは全ての写真趣味の方にオススメしたい。いまだからこそ、家でできるブツ撮りを楽しもう!家で撮ろう!
ブツ撮り専用テーブル仕様
ブツ撮り専用テーブルの良いところは、撮りたいと思った時にサッと使えることでしょう。
僕の場合、テーブルはずっと倉庫に入ってた2人用の折りたたみテーブルを活用しています。都合の良いことに、天面は白塗装されていて良い感じ。サイズは750mm × 750mm。仕事机の横、窓際という位置に設置。物置になるのを防ぐため、自己ルールとしてテーブルの上にはブツ撮り関係のものしか置かない、ということにしました。
ブツ撮りテーブルの使い方
使い方は簡単で、室内光で撮りたいときは遮光カーテンを閉め、自然光で撮りたいときは遮光カーテンを開けるだけ。窓の向きは東向きだったので、午前中は角度のある強めの自然光が、午後は夕方に向かって弱まっていく感じで自然光が使えます。
テーブルで使える光ですが、前述のとおり窓の外からくる自然光を逆光/反逆光として、デスクと部屋の天井についている蛍光灯を上部/正面からの光として得られています。真上に電球かスポットライトが欲しいので、これは追々買い足す予定。
自然光については窓に遮光カーテンのみしかないので、ON/OFFしかできないのが今後の改善点ですかね。良い感じのレースカーテンを探したい。後述しますが、窓の枠がちょっと邪魔です。あと窓の向こうの背景。イマイチなんでボカすのに苦労しています。窓が写る(高さのある)構図はいまのところ撮りにくいかな。
基本的には、昼間の仕事の息抜きも兼ねて「深く考えず撮りたいときにサッと撮る」を実践したいので、高さのない被写体に対して、自然光での撮影を主な用途として使っていきます。
背景シートを導入
最初はテーブルの天面の白をそのまま使っていたのですが、なんとなく雰囲気に欠けることに気がつきました。トミカであればレゴの道路を使うのですが、他の被写体だとしっくりこない。
そんな時ヨドバシカメラで見かけたのが、エレコムから出ている「背景シート」です。反射防止加工のされた様々な背景シチュエーションがそろっていて、特にウッド系やナチュラル系がだいぶいい。A4とA3サイズがあって、両方買ってみたのですが、ブツ撮り専用テーブルのようにある程度のサイズが確保できるなら、A3のほうが圧倒的に使いやすいですね。
ちなみにこの商品、同じ柄が2枚ずつ×異なる3種類の系6枚が入っている上に、簡易レフ板として使える白い2つ折りのボール紙が同梱されていて、親切極まりない感じ。また反射防止加工が多少の撥水力も持っているのか、少しぐらいの水滴であれば、すぐに拭き取れば大丈夫です。
いろいろな柄の種類があるのですが、まずはWOODやSTONEなどスタンダードな柄を試してみることをオススメします。
窓のサッシが邪魔だが良い感じになることも
窓際にブツ撮りテーブルを置いてみて気がついたこととしては、想像以上に窓のサッシが映り込むな、ということです。
これはまあ、仕方が無いですね。場所に融通の効く人は、なるべくサッシから遠くの窓際がベスポジだと思います。
曲面が多い被写体だと、この映り込みが防げなかったりもしますが、結果的に良い感じになることもあるかな?くらいでポジティブに考えています。今回はまずブツ撮りスペースを作ってみることが重要なので、このあたりは受け入れて消化していくしかないですね。将来的には良い感じのレースカーテンを導入してなんとかするかもです。
サッと撮ろう
我が家の場合、トミカなんかは子供が遊ぶ前に存在する、一瞬だけの完璧な状態を撮りたいという欲求があるため、例えばトミカを子供に開放する前の一瞬に撮影が求められたりします。そんなわけで、あんまり考えず、カッコイイと思われる構図や向きを考えたら、エイヤーで撮影します。これもひとつの制限なので、なんらかの能力が向上するかもしれません?
このサッと撮る行為が原則リモートワークの今でもだいぶ効いてきていて、買ってきたハーゲンダッツなんかを休憩がてらサッと撮って食べたり、なんか気分転換に過去撮影したことのあるトミカを再撮影したり、はたまた子供が作ったオリジナル工作物を撮ってみたり。
仕事と頭の使うところが全く違うため、リフレッシュ感がすごいです。デスクワークでリモート勤務をしていて、写真が趣味の方には、ぜひオススメしたいリフレッシュ方法ですね。
結論:家で撮るは十分楽しい
ということで、既に外を撮ること無く1ヶ月以上が経過していますが、専用テーブルでのブツ撮りは本当に楽しいですね。やっぱり自然光撮影、最高ですし、いつでも瞬間的にブツ撮りできるって、気持ち良いんですよ。
今はとりあえずブツ撮りをするのが楽しくて仕方が無いのですが、もう少ししたら一工夫を入れたテーブルフォトが楽しくなるのかも。沼の世界って本当にやばいですね。
最後にブツ撮り時のポイントですが、ホコリがとても目立つので、ホコリ取りやエアダスターでホコリを飛ばしてから取るのが良さげです。背景シートの角度はいろいろ試してみるとしっくりくるものが見つかるので、被写体に応じて変えてみてください。
参考:我が家の機材たち
ニーダイニングテーブル シャミド「SHAMIDO」【家具通販 京都 丸正家具】
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