さぬきうどん 甚三(じんざ)新橋・虎ノ門 丸香のスタッフが独立した 二号店

2019/06/18おいしいものだけ紹介します(食全般),東京都うどん,さぬきうどん,とり天,丸香,新橋,虎ノ門

虎ノ門 甚三

さぬきうどんの魅力にあらがえないのりおです。そんな僕の原体験といえば、赤羽の「すみた」であり、神保町の「丸香」です。

さて、そんな二大巨頭のひとつ、丸香から独立した店主が運営するさぬきうどんの店が虎ノ門にできました。「自家製さぬきうどんと肉 甚三(じんざ) 新橋店」は、間違い無く界隈を席巻するうどん店になりそうです。

丸香とはまた違った魅力を見せる甚三

神保町 丸香といえば、おしもおされぬ東京における最強さぬきうどん店のひとつ。こればかしは異論をとなえる人がすくないのでは?というくらいに、オープン後から安定したおいしさを提供してくれています。実はオープン時には神保町の人間だったため、それはもう、丸香にお世話になりました。ものすごく。

丸香 かまたま
丸香といえば、の釜玉

 

そんな丸香出身のオーナーが展開するあらたなさぬきうどんの店が、この甚三です。1号店が大門にあり、続いての2号店がこの虎ノ門店になるようですね。

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看板からもわかるように「自家製さぬきうどん」に加えて「」という言葉がフィーチャーされています。

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甚三に来たらまずは肉かけ」なんて看板もあるくらいで、まず間違いなく肉うどんがイチオシっぽい雰囲気。でもね、やっぱり初めて来たさぬきうどんの店では、冷やかけ食べたくなるんですよね。あとちくわ天。

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ということで、冷やかけ(380円)とかなりお得な天ぷら3種盛り(290円)をオーダー。3種盛りは半熟玉子天、ちくわ天、とり天2個という豪華なセットです(ちなみにこの日は半熟玉子天が売り切れてしまい野菜天に差し替えでした)。

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食券を購入して列へ。ものすごく回転が良く、7人も前列でしたが待ち時間が実質5分くらいだったのは嬉しい誤算でした。入り口で食券を渡して、いざ着丼を待ちます。

ゴワッゴワのパワフル麺は丸香とは違った魅力!

座って待つこと数分。揚げたての天ぷらとともにうどんが登場!

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うわーーキレイなうどん…見るからにエッジが立っていて、これは歯ごたえ有りそうです。最初から生姜がのっているのは好みが分かれるかも。

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ちくわ天ととり天は無骨なビジュアル。ふんわりよりもサックリな仕上がりです。特にとり天はスパイシーさがあります。近隣のこちらもさぬきうどんの名店「おにやんま」とは対極的なとり天です。

 

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野菜天はシンプルな仕上がりでした。ふつうにうまい。

さて実食。

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こちらは後日肉かけで撮影したもの

ふおおお、見た目通りのパワフル麺。丸香がもちもちにゅるにゅるだったのに対して、こちらはぐにぐにごっわごわです。これはこれでさぬきうどんの姿ですよね。それにしても力強い。これは確かに暖かいうどんを食べたくなるタイプだ…。

つゆは「いりこが全開、かなーりガツンと効いてます。なんて個性の強いさぬきうどんなんだ…。

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そういえばこちらのお店、とにかく現地の雰囲気を再現することに心血注いでいるようで、様々なこだわり食材についてが店内に掲示されていました。

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参考までにこちら、肉うどんのお作法と調味料類。けっこう激しい味に変えて食べることを推薦しておりまして、王道+変化球というお店なのかもしれません

甚三版ジェネリックかまたまの作り方

いまのところ週3で通っておりまして、いろいろとわかってきたので追記しておきます。まずは「甚三版ジェネリックかまたま」の作り方。

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まずは「肉たましょうゆ(温)」をオーダー。こちら、ゆで上げの熱々うどんに肉と玉子をのせたもの。つまりかまたまの混ぜる前にとても近い商品です。

そこで、提供されたらおもむろに混ぜましょう。まず玉子を崩し、下の方からぐるりとまぜ、とろりとしている玉子に熱を入れていきます。混ぜすぎると泡立ちますので、ゆっくり適度に、がポイント。

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すると麺はこの状態に(写真ではネギを追加してトッピングしています)。肉こそありますが、これはほぼ丸香のかまたま、じゃあありませんか!!!!

そしてそして、かけしょうゆの味が…これまた丸香とほぼ同じ!これは嬉しい誤算!

ということで、なんとなんと肉入りかまたまという、甚三版のジェネリックかまたまが完成してしまいました!うどんの質感は少し違いますが、十二分にあの丸香の雰囲気を味わうことができます。根っこの部分は同じなんだなあと感心しました。

(この項目 2019年6月26日に追記)

そして本丸の「肉かけ」はどうだ

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ということで、もちろんお店の大本命「肉かけ」も食べております。この「肉」はお出汁で煮た豚肉=煮豚が乗っているうどんのようですね。その上に青ネギ、生姜なのはかけとかわらず。

で、このお肉がまた柔らかいんですよ…ちょっと大ぶりの1枚1枚がやわらかく煮込まれていて、やさしい味わい+柔らかさで、パワフルうどんと柔と剛を構成しまして、するすると消えて行ってしまいます。いりこ全開なつゆも、このお肉に合わせるとまた絶妙で、ああなるほどなあという印象です。はっきりいって、うまい

やばいなあ。ヤバイお店ができてしまったなあ。次は…この肉と玉子をごはんにのせた「豚めし」を食べてみようと思います。どこまで追記されちゃうんだろうな…。

(この項 2019年7月2日に追記)

のりおのまとめ

次はまず間違いなく肉うどんを食べてみようと思います(追記のとおり、食べました)。とにかく、楽しみなお店ができたのは間違い無いですね。

そういえばメニューには釜玉がなかったですね。新橋ではやらないのかな??

 

新橋 甚三

東京都港区西新橋一丁目19番3号 第2双葉ビル1階
営業時間
平日(昼)11:00-15:30
土曜(昼)11:00-14:00
定休日 日曜日・祝日 (臨時休業有り)

しばらくは昼間だけの営業でいくそうです。

新橋 甚三 | 自家製さぬきうどんと肉【甚三】

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。