安くて激うまい讃岐うどん「おにやんま」における「ひやあつ」の頼み方

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五反田や新橋、東品川に目黒など、都内でその数を増やしつつある激ウマ立ち食い讃岐うどんの「おにやんま」。かけうどんなら300円で食べられる上に、看板商品である「とり天ちくわ天ぶっかけ」でさえ490円というコスパの良さに加えて、そもそもうどんとしてレベルが高いという奇跡のようなお店です。

さて、このお店が西新橋にもありまして、時折食べに行くのですが、今回「ひやあつ」の頼み方を教えてもらったのでご紹介しておきます。

 

「ひやあつ」とは?

この「ひやあつ」とは讃岐うどんの頼み方の一種。通常さぬきうどんは「ひや(ひやかけ)」か「かけ」という2種類があって、ひやは文字通り冷たいかけうどん、かけは通常のあたたかいかけうどんを指します。

この「あったかいか、つめたいか」だけと思われがちな両者ですが、実はうどんそのものの取り扱い方が異なります。具体的にですが、「ひやかけ」はゆでたてのうどんを水でしめたものに、冷たいつゆをかけます。一方で「かけ」は、水でしめるところまでは同じですが、その後もういちどうどんを温め直すのです。そのうえに熱いつゆをかけることで、熱々の「かけ」が楽しめるわけですね。

ということで、たとえばうどんのコシを楽しみたい場合などは、水でしめたままの「ひやかけ」のほうが良いわけです。とはいえ、冬に「ひや」はキツイですよね。体が冷えちゃいます。

そこで開発された(というと大げさですが)というのが「ひやあつ」なのです。これは「ひや」のうどんに「かけ」の熱いつゆをかけたもの。こうすることで、うどんのコシを残したまま(熱々とまではいいませんが)あたたかいうどんを食べることができるわけです。

ちなみにですが、「かけ」のうどんに冷たいつゆをかける「あつひや」というメニューも世の中にはあるそうですが、こちらは頼んだことも、その現場に居合わせたこともないので、僕の中では都市伝説です(笑

 

おにやんまでの「ひやあつ」の頼み方

さて、では本題です。おにやんまは食券制ですが、そこには当然ながらイレギュラーメニューの「ひやあつ」は存在しません。とはいえ、実際にひやあつは注文可能です。

ではどうするのか?勘のいい方は気がつかれたかもしれませんが、ポイントは麺に関するオペレーションなのです。ひやあつは「ひや」の麺を使うわけで、実際のオペレーションとしてはほぼ「ひや」なわけですね。

となれば「ひやあつ」の頼み方も自ずと見えてきます。「ひや」メニューの食券を購入すればいいのです。 そうすればひやの麺が用意されていますので、速やかに「ひやあつでお願いします」と伝えるだけでOK。通常ならばつめたいつゆがかけられる代わりに、鍋でがんがん炊かれているあつあつのつゆをかけてもらえますよ。

 

のりおのまとめ

ひやあつのいいところは、麺のコシが残ることもそうですが、熱々のうどんを冷ますための時間が不要なことです。つまり、速攻で食べて行きたい!でもあたたかいうどんがいい!と思ったなら、この「ひやあつ」がベストなのですよ。

ちなみに上の写真はその「ひやあつ」ですが、その後うどんを食べきるまで3分くらいでした。熱々のうどんだとこうはいかないですね。

ということで、ぜひ「ひやあつ」にチャレンジしてみてください。なお、くれぐれも店員さんがつゆをかける前にオーダーしてくださいね。

 

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おにやんま新橋店

東京都港区新橋3-16-23 【地図

[月~金] 7:00~23:00
[土・日・祝] 7:00~15:00

お店の情報は食べログの同店ページより