無印良品のコーヒーメーカーの運用に関するコツなどまとめ
この記事は、以下の記事の続きです。
無印良品のコーヒーメーカーで知っておきたい意外な事実と味について【購入レポート】
上手な運用方法のポイント
半年ほど使い続けましたので、上手な運用方法のポイントをまとめておきます。
置き場所問題
これについては回避策が無かったのですが、少なくとも向かって左側、フィルターカバーを開ける空間を空けておいた方が何かと楽だということがわかりました。理由としては、1回のコーヒー抽出でフィルター側は「セット」「除去」で2回開けなければならないからです。ということで、我が家の場合は
・フィルターをセットする。
・本体を少し左に動かす
・給水タンクに水を入れる
・本体を元の位置に戻す
という運用になりました。
騒音問題
豆が挽き終わっても延々とうるさいミルが動作し続けるのはけっこう不満です。
ということで
・豆を入れる
・豆挽きモードで豆を挽く(最初に豆を挽くモードならなでもいい)
・音が止んだら豆の残りが無いか確認、なければ電源OFF
(強制的にミルを止める)
・粉から入れるモードをON
という方法で解決しています。
…全自動とはどこへ行ったのか(笑
なおたまに豆が残ります。油分が多いと詰まっちゃうみたいですね。
豆の量と挽く細かさ問題
多くのレビューでも(そしてうちでも)言及しているように、このコーヒーメーカーはサードウェイブ的な味わいが前提となっているようで、すっきりした味わいが特徴。なので、クラシカルな苦味と嫌みのギリギリの線を探るような、コーヒーらしいコーヒーを求める人には向きません。
とはいえ調整できるのが良いところでもあります。そうなんです。上記の感想って、だいたい標準設定で使っている場合のものです。
まず豆の量ですが、MAXできあがり量(3人分 450ml)に対して、設定中挽きにて豆量いくらくらいがベストなのかをさぐっていきました。結果ですが、だいたい以下のような所感。
■すっきりで飲みたいとき
→豆の量は30〜36g
■こってりで飲みたいとき
→豆の量は36〜42g
くらい。これに対して、どれくらい苦味を攻めるかを挽き方で調整します。いろいろ試しているうちに気がついたんですが、このマシンの中挽きは、味わいの方向性から考えても、そもそも設定の中央である「中挽き」が、本当の「中挽き」というよりは「中粗挽き」な気がしました。なので、一般的なコーヒーの味わいを考えると、マシンの設定上では「中細挽き」を標準に考えた方が良いのかな、という気がしています(きっと諸説有る)。
ということで
■苦味の少ない味わいが好み
→そのまま中挽き
■少しは苦味のある味わいが好み
→少し細かく中細引き
って感じかなと思っていますが、僕が個人的に好きなSOLA COFFEE ROASTERSのエチオピア イルガチェフェを入れるときのベストは、すっきりだと450mlに35gの中挽き、ちょいコクだと35gの中細挽きです。
とにかく「味が薄い」って人は、中細引きにしてください。ここポイントかと思います。
ご参考までに。
なお様々な調整については行きつけのTORANOMON KOFFEE に多大なアドバイスをいただきました。ありがとうございました!
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無印良品のコーヒーメーカーで知っておきたい意外な事実と味について【購入レポート】
豆から挽けるコーヒーメーカー 型番:MJ‐CM1
豆から挽けるコーヒーメーカー 型番:MJ‐CM1 | 無印良品ネットストア
無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー(ロハコ)
抽出量:1~3CUP(150~450ml) ミル方式:フラットカッター方式 フィルター方式:カリタ式 出来上がり時間:3CUP 約8分、2CUP 約6.5分、1CUP 約4.5分 挽き目調節:5段階(粗挽き、中粗挽き、中挽き、中細挽き、細挽き) 保温機能:75~80℃(20分後に自動OFF) 付属品:計量カップ、お手入れブラシ、コーヒーフィルター(5枚入り) 単4形アルカリ乾電池×3本(別売・時計等バックアップ用)
外寸 幅14.5×奥行28.5×高さ34.5 重さ約4400g
重量(梱包材含む) 約5.60kg
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