PAS Babby unリヤチャイルドシートを利用中!前乗せから後ろ乗せへ移行のコツも紹介

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以前より、ヤマハさんよりお借りした電動アシスト自転車「PAS」シリーズを使っている我が家は、毎日楽しく自転車で保育園送迎ができています。特に現在活躍しているPAS Babby unリヤチャイルドシートモデルはとっても使い勝手が良く、重宝しています。そこで、この自転車の紹介とともに、前乗せから後ろ乗せへと移行するにあたって、子供を納得させるコツについて実体験を紹介しておきたいと思います。ちなみにうちはけっこう苦労しました。

PAS Babby unリヤチャイルドシート

PAS Babby unリヤチャイルドシートモデルは、ヤマハPAS un シリーズに、リヤチャイルドシートを設置したもので、これまで使っていたフロントチャイルドシートこと「コクーンルーム」搭載モデルとは、自転車の形状そのものはいっしょ。

このunシリーズは、最大2人まで子供を乗せることができるのが特徴になっています。また、フロントチャイルドシートを外し、リヤチャイルドシートへ移行できるのも良いところ。前にも後ろにもチャイルドシートが付きますので、子供の成長に合わせてシートを変更できるわけです。これ、まさに我が家にぴったりでした。

今回はヤマハさんのご好意で、比較できるようフロントチャイルドシートとリヤチャイルドシートでそれぞれ標準装備した2台をお借りしました。

YAMAHA PAS Kiss mini un モニターレンタルまずこちら↑がフロントチャイルドシート搭載モデル(2017モデルです)。

 

そしてこちら↑がリヤチャイルドシートモデル(こちらも2017モデル)。チャイルドシートは安心のOGK製ですね。側頭部まで守る包み込むようなヘッドレスト(固定式)と、安心の5点式シートベルトが特徴です。足のステップは2段階なので成長に合わせられます。

 

さらに定番のレインカバーを付けてみたところです。

PAS Babby unですが、自転車としてはサドルからハンドルにかけてのフレームがなだらかなU字になっていることで、大変に乗り降りしやすく、これに慣れると一般的な自転車で足をひっかけてしまうくらいに違和感を感じてしまうほど。いやあ、最高です。

またアシスト力も強力で、ふだん都内でも乗るレンタルサイクルのパワーに比べると、ずいぶん楽です。子供を乗せて楽なくらいなので、子供無しで乗ると、あまりの軽さにビックリします。

使ってみてわかるのが、子供を乗せたままでもリアスタンドが楽々立てられるということ。これはよくできています。

うちの妻は身長が150cmちょいなんですが、それでもこの自転車は楽々とりまわせるようで、これは設計の妙というか、とてもいいですね。

またスタンドを立てると同時にハンドルが固定されるので、子供が乗り降りするときに安定した自立ができていて、とても安心。保育園の帰りとか、テンション高く自転車まで走っていって、自分で乗り込もうとしたりするんですよね。そんな時でもまったく倒れる心配が無いレベルで安定しています。今年の2回の台風でも、置いてある場所で倒れたりしませんでした。これは本当に素晴らしい。

またこちらもレビュー用に提供いただいたレインカバー「inRed×OGKコラボモデル」ですが、席をすっぽりおおいつつ、カバー側のフレームがしっかりとした空間を作り出してくれるため、子供にも圧迫感がないようで、たいそう気に入っています。気に入り過ぎていて、夏場の暑い日にもカバー利用を求めてくるので困るほど。夏場は開けて使った方が心地よいですよね。

このレインカバーがよくできていて、サイド部分がワイドに開くので、子供の乗り降りがとても簡単。さらに上部のクリアー部分だけ畳むことができて、夏場に重宝しています。また風抜き窓があるおかげで中が蒸れないようで、雨の日でも子供からクレームらしきものをもらったことがありません。

ということで、台風みたいな荒天の時は別として、基本的に毎日この組み合わせを利用しています。とてもいい。もはやこの自転車無しでは生活できません。

 

前乗せから後ろ乗せへの苦労

さてさて、実は今回紹介したいのはPAS Babby unのことだけではありません。その前に使っていたフロントチャイルドシートからリヤチャイルドシートモデルへと移行した際にひともんちゃくあったので、こちらもご紹介しておきますね。

というのも、コクーンルームでがっちり守られるフロントチャイルドシートに慣れていた子供は、開放的なリヤチャイルドシートを怖がって嫌がったんです。また、いわゆる視界に邪魔者のいない先頭車両的なフロントチャイルドシートに比べて、親の後ろに乗ることとなるリヤチャイルドシートはなんとなく嫌だったようで、なかなかリヤモデルに移ることができませんでした。乗ってくれないんです。

理由を聞くと「怖い」ですとか「嫌だから」と言われてしまい、取り付く島もない状態。無理して後ろに乗せる必要もないし、まだ前乗せの限界(体重15キロ、身長100cmまで)には達していないので、後ろ乗せモデルはシートをかけてしばらくしまっておくことにしました。

 

YAMAHA PAS Kiss mini un モニターレンタル

ところが!その3ヶ月後くらいの、同級生の子もだんだんとリヤチャイルドシートに乗るようなことが増えてきたある日、その同級生の子が乗っている自転車を指さして「あ、○○ちゃんは別の形の自転車に乗ってるね〜」と言ってみたんです。すると「あれ、新型?」と聞いてきたので「そう、新型」と答えてあげました。どうやらこれが息子には大ヒット。というのも、折しもアニメにはまりつつある息子は、新型のロボットや新型の車両なんかにとても敏感に反応していたんですね。だからなのか、自転車も「新型」と聞いたなら、乗らずにはいられなくなったようで、その瞬間から「新型乗りたい…!」と言い出したのです。

結果、なんとその日の夕方から余裕で新型ことリヤチャイルドシートのモデルに乗れるようになりました。日曜日にはある程度の時間乗ってみる実験もしまして、こちらもクリア。晴れて後ろ乗せ可能な子供にクラスチェンジしたわけです。

このエピソードから得られた教訓としては…子供ってかなりの部分が先入観だし、気分だし、かっこいいかどうか、かわいいかどうかは重要なんだなあと。もちろん他の子が乗っている、ってのも重要ですね。

なんで、どうしても子供が後ろ乗せ自転車に乗ってくれない!というご家庭がありましたら、お友達の姿ですとか、いかにリヤチャイルドシートがかっこいいかを、その子に響く言葉で説明してあげるといいのかなーと思いました。

 

のりおのまとめ

本当に、この自転車が無いともはや成立しません。長期間モニターをさせてもらったヤマハさんには感謝しかありませんね。

ちなみにフロントチャイルドシート装備モデルおよびリヤチャイルドシート装備もでるは互換性があってそれぞれシートの入れ替えができますので、悩んだらフロントチャイルドシートからはじめるのが良いのではないかと思いました!

ぜひ後ろ乗せは「新型」と呼んであげてください!

 

これまでのPASの記事はこちら。

「PAS Kiss mini un」2歳の子どもが喜んで乗り込む最新電動アシスト自転車【モニター中】

ヤマハPAS Kiss mini unとレインカバーの組み合わせは子供にとっても快適みたい【モニター】

 

PAS Babby un

PAS Babby un – 電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機株式会社

別売アクセサリー:PAS Babby un – 電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機株式会社

 

 

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。