寝過ごすとそこは…本当に怖い終電間近の埼京線川越行き(本当は高麗川行き)
電車で寝ていたら、終点を過ぎて折り返していた、なんてことは、1回くらいやったことがありますよね?僕は、わりと何回もやったことがあります。京浜東北線の大宮行きで寝てしまい、気がついたら赤羽まで戻っていたとか…。
でもいいんです。京浜東北線の中で折り返すなら、まだいいですよ。今回、埼京線でこれをやってしまったところ、大変なことになったので記録しておきます…。
埼京線は、川越から、別の路線に変わる
実は20年以上も大宮に住んでいながら、電車で川越に行ったことは片手で数えるほどしかありません。そんなわけで、知らなかったんです。埼京線が、川越で「八高線」ってやつに変わることを…。
Wikipediaによれば、埼京線・川越線はちょっと特殊な運用になっていて、りんかいせん〜川越線間は、いわゆる埼京線・川越線と呼ばれていてその名の通り川越行きなんですが、この電車が川越に止まったとき、その半数はそこから「八高線」となって、高麗川駅を目指すんだそうです。つまり、実際には「埼京線 川越行き」ではなく、「埼京線・八高線 高麗川行き」だったわけです。ひええ。
ちなみにこの高麗川、大宮駅から見るとこんなにも遠い。高麗川ってあの巾着田があるところじゃないですか…。
今回の乗り過ごしルートとしては、以下の通り。この日は恵比寿から埼京線に乗って、座れてしまったが故にこの悲劇になった感じですが、そんなに遅い電車でなかったのが悪い方向に働いてしまいました。
22:58 恵比寿駅発
23:48 大宮駅着
0:07 川越駅着
0:13 川越線各停高麗川行発
0:30 高麗川駅着
大宮駅の時点で起きて降りられれば良かったんですけどね。実際には川越駅で起きました。そして、乗ってれば折り返すと思ってしまった結果…電車が向かったのは、高麗川駅でした。
実際には高麗川までは行かなかったんですが、この八高線沿線って、駅前に大きな駐車場があるような駅なんですよね。つまり、近場にほとんど住んで無くて、少し遠いところから車で駅まで来ているってことです。西川越にある的場駅で降りた僕を待っていたのは、真っ暗な駅前でした。そして背後で閉じられる駅の入り口。明かりは街灯がポツンとあるのみ。内心、めっちゃあせりましたよ。
でもね、今はあるじゃないですか、様々な便利グッズが。まずはタクシーアプリを開くと…ない、対応しているタクシーがまったくない。とはいえ、ここは駅前だからタクシーを呼べば…と表示されている加盟タクシー会社に片っ端から連絡をするも、なんと次々に断られてしまう始末。やばい、まじでヒッチハイクしないと帰れないかも…。
というときに、一度は断られたタクシー会社から折り返しがありまして、1時間ほど待てばなんとか配車できるかも…ということで、結果的にタクシーで帰ってくることが出来ました。ありがとう西武タクシー。
のりおのまとめ
結論。川越線川越行きで眠ってしまうと、川越どころか高麗川までいってしまうことがある。終電近いと、リカバリーが効かないことがある。これは絶対に忘れてはいけないことですね…。そしてもし寝過ごしてしまい、いま川越にいたとしたら、絶対にどこへ向かう電車なのかを確認して下さい。あなたが乗っている電車は、もう「川越線」ではなく「八高線」になっているかもしれませんから…。
なお高麗川駅近くの巾着田で秋に咲きほこる曼珠沙華は、本当に素晴らしいです。この時期なら乗り過ごしてもいいな…。
赤!朱!紅!巾着田の曼珠沙華500万本は異世界としか言いようが無かった
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