大宮駅やさいたま新都心駅にひびくラジオのノイズみたいな騒音はムクドリ対策です

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大宮に来てはや20年をこえたのりおです。一時の大宮西口の風物詩といえば、夕方になると飛来する大量のムクドリでした。あの声と大量のフンはなかなかに迷惑で、大宮西口のスカイデッキはたいへんに歩きづらい状態になったものです。衛生的にもイマイチでした。

ところが、いつしかそのムクドリがいなくなりまして、代わりに発生したのが謎の騒音。もしかして、これ…!?

全国的なムクドリ対策装置が取り付けられている

まずはこちらの映像を見て下さい。おそらく、この映像内で鳴っている音には聞き覚えがあるのではないかと思います。

富山駅前 ムクドリ対策機器紹介 – YouTube

実はこの音、株式会社エイカーさんの「バードプロテクター」という対策装置から出ている音。全く同じ音が出ていますので、大宮駅に装着されているモノも、これで間違い無いでしょう。ちなみにさいたま新都心駅にも大量に設置されていますね。導入事例を見ると、全国的に採用されている装置みたいですね。

バードプロテクター<株式会社エイカー>

さいたま新都心の事例はこちらで紹介されていました。

つまり、駅前に18時〜20時のピンポイントで流れ続ける「ジッジッジッジジジジ」というあのノイジーな音の正体は、駅前の鳥害を防ぐためのもの、ということなんです。もし知らなかったら、あの音に対してずっとはてなマークですよね。どちらの駅も、もっとこの音の件についてちゃんと告知した方が良いと思うなあ。

 

のりおのまとめ

正直なところ、さいたま新都心駅の周辺とか設置数がものすごいので人間が威圧されちゃうくらいなんですが、鳥害を考えたら仕方が無いのかなあ…というなかなか苦しい感じになってますね。

ちなみに駅前から去ったムクドリはどこへ行くかといえば、また別の駅前に飛んで行ってしまうだけとのことで、日本全体で見たらまったく解決はしていないそうです…。そもそもムクドリは天敵を避けるために人口密集地を選ぶみたいなので、相性悪すぎるんです。

共生ってなかなか難しいですね。