我が最愛のラガヴーリン蒸溜所にて試飲とその空気を楽しむ #夢見た英国文化
アイラ島ツアー3日目は、アードベッグ、ラフロイグ、そしてラガヴーリンの3蒸溜所を次々とめぐるという、僕にとってはまるで天国のような一日。3箇所目の蒸溜所として、そのラガヴーリン蒸溜所にやってきました!
僕のウイスキーライフを語る上で、欠かせないラガヴーリン。僕にとってのシングルモルトはラガヴーリンであり、ラガヴーリンから始まったのが今のモルトとの関係です。ということで、蒸溜所の前に到着した瞬間にはちょっと泣きそうになってしまいました…。
アイラ島のまとめはこちら。
アイラ島(Islay) [エアロプレイン]
遠くから、近くから
さて、実はこのラガヴーリン蒸溜所はツアーでも最後の訪問だったのですが、ラフロイグ蒸溜所に先だって紹介するのにはひとつ訳があります。というのも、ここには2回来ているからです。実はラガヴーリン蒸溜所には、アードベッグ蒸溜所訪問前に軽く立ち寄っていて、再び最後に立ち寄る、という感じになっているんですね。これは立地的にちょうどそういう場所にあるから、です。
こちら早朝のラガヴーリン蒸溜所。アイラ島らしいどんよりとした空に、トレードマークのキルン塔と、赤いポストが目を惹きます。
あまりに嬉しくてリチャードと記念撮影。どうしてもこのどんより空の下で撮影したかったのもあります。
蒸溜所の前にはこんな感じの日時計があって、雰囲気あります。
ということで、前述のとおりラガヴーリン蒸溜所からは一旦離脱。アードベッグ蒸溜所へ行くわけですが、その前に一箇所だけお立ち寄り。なんと「あの眺め」を得られる場所があるというのです。
あのラガヴーリン蒸溜所の眺め
ということでアードベッグ蒸溜所への道すがら立ち寄ったのがこちら。
「あの眺め」とは?それは、アイラ島の蒸溜所であればどこでもイメージできてしまう、この海側の眺めです。船からもわかりやすいよう、壁に大きく描かれた蒸溜所の名前。これこそアイラ。これこそが、アイラ島なんです。
夢中でシャッターを切る15人のモルト好きが。
ああ、ラガヴーリン蒸溜所。はじまりの蒸溜所。どんよりとした空の下、まさに「これだよ!」という蒸溜所の姿を眺めることができました。これは一生忘れないだろうなあ。
ということで後ろ髪を引かれつつ、一行はアードベッグ蒸溜所へと向かったのでした。
お昼過ぎにまた来ました
さて、ラガヴーリン蒸溜所への再訪は同日のおやつ時。
すっかり外は晴れ渡りました。このからっとした空の蒸溜所もいいものですね。
蒸溜所の入り口は売店になっていて、ダブルマチュード(2段階熟成)の蒸溜所エディションを売っていまいした。日本で飲んでいたヤツとの違いがわかりませんでしたが、せっかくなのでこちら購入。
となりの棚には、恐ろしい値段のポート・エレンが。これは買えない(笑
ラガヴーリングッズを色々売ってますので、好きな人にはたまらない感じ。僕は他にコースターをゲットしました。
シンプルなマリアージュを楽しむ試飲会
さて、時間も時間ということで、残念ながらラガヴーリンでは見学を行いません。その代わりマリアージュを基調とした試飲会に参加します。
定番のラガヴーリン16年とダブルマチュードを飲み比べます。マリアージュはチョコレート。こちらもビターなものとそうでないものが合わせられました。16年はもう何度飲んだかわからない定番のおいしさ。とにかくスモーキーかつドライでありながらフルーツさも感じる完成度の高い味わいには、しっかりと甘さのあるチョコレートがとても合います。一方でダブルマチュードはペドロヒメネスの樽を使っていることもあり、よりまったりとした味わいで、まるで干し柿をスモークしたかのような、両極端の味がまとめられた不思議な逸品。こちらにはダークでビターなチョコレートが良く合います。
というか何度も冷静に「ああ、いまラガヴーリン蒸溜所で飲んでいるんだなあ」という感激がこみ上げてきまして、なんともいえない気持ちが何度も何度も押し寄せてきました。
短い時間ではありましたが、この蒸溜所に来れて本当によかった。
そうそう、Discovering DistilleriesというUD社のサイトで会員登録しておくと、こちらの試飲は無料になりますので、ぜひ登録をしておきましょう。その際に専用パスポートの印刷もお忘れ無く。
ありがとうラガヴーリン蒸溜所。
最後にちょろっとオフィスものぞけました。
のりおのまとめ
ということで、Rabbiesのアイラ島ツアーも残すはラフロイグ蒸溜所を残すのみとなりました。いったいどんな出会いがあるのでしょうか…!?
もうちょっとだけ続くんじゃ。
ここまでのアイラ島の記事はこちらにまとまっています。
スペシャルサンクス
航空券と飛行機代をプレゼントという形で提供してくれたエクスペディアさん。
アイラツアーで便宜をはかって取材扱いにしていただいた英国政府観光庁さん。
さらにヒースローエクスプレスや特急などに乗れるブリットレイルパスを提供してくださったレイルヨーロッパさん。
スーツケースレンタルをモニターで提供してくれたアールワイレンタルさん。
そして海外での通信を一手に引き受けるモバイルルーターを提供してくれたグローバルWi-Fiさん。
最後に、ありがとうシルバーウィークですね。この連休がなければこの日程は考えられませんでした。仕事関係のみなさんにもありがとう!
なお、全て現物支給という形で提供していただいておりますんので、記事に対する対価はいただいていません。記事のほうは自由にいつもの調子で書かせていただこうと思っています。
では。
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