スーツケースは借りた方がお得だと思う理由と、アールワイレンタルについて
これだけ海外に旅行なり取材なりに行っている僕ですが、実は海外旅行対応のスーツケースを持っていません。えっ!と思われそうですが、実は毎回レンタルをしていたんですね。で、今ではいろいろ探した結果見つけたサービス「アールワイレンタル」がとても良くて、ヘビーユースしています。
僕があくまでスーツケースを買わない理由
先に断っておきますと、1泊2日くらい向けのスーツケースは持っています。いわゆる「機内持ち込みサイズ」ってやつですね。これは国内旅行ですとか、荷物が多い仕事の時なんかにとても重宝しております。
しかし、それ以上のサイズのものを買う気にはなれないんですよね…。その理由としては「回数」「場所」そして「故障を制御できない」って点です。
まず「回数」。よっぽど仕事で…という方ならまだしも、あくまで「旅行」レベルの場合、海外に行く機会が月1回以上あるってのは希だと思うんですよね。しかも1週間を超えるようなものなど、そうそうにありません(よね?)となると、1年365日中、稼働日数が30日とか40日になってしまうわけです。
で「場所」の話に続くわけですが、あの巨大なスーツケースを、使わない残りの300日以上も部屋に置いておくのが、どうにも耐えられません。もちろん一戸建てやどこかに倉庫を借りているみたいな環境の場合は良いかと思いますが、賃貸のマンションレベルでは、あの大きさを置いておくのが大変にもったいない。たとえば15万円のマンションの面積の内、1%くらいを占めたとしたら月に1,500円かかっているわけですよね。年になおしたら18,000円ですよ。馬鹿にできないです。
とはいえ、やはり自分が気に入ったものを使いたいって話はあると思います。我が家もそうおもって機内持ち込みサイズは買ったんです。すごく気に入っていたんです。
ところがですよ、初めて飛行機で機内荷物に預けて、出てきたら…目も当てられないほどにボロボロになって返ってきたんですよ。もうね、妻といっしょになって「あー…」ってね。そんなのが数万円もする長期旅行用の大型スーツケースで発生したら、心折れると思うんですよね。知人も満を持して買ったスーツケースが2回目のフライトくらいで割れちゃっていたりしまして、なかなかに厳しいなと。
わかりますよ、スーツケースってそのためのものだっての。でも、やっぱり辛いですよね。ということで、いつ故障するのかがまったくコントロールできないのも、スーツケースが買いづらい理由のひとつです。
そんなわけで、あるときからスーツケースのレンタルを探すようになったんですよね。そうして見つけたのが、なんとあの「リモワ」を中心にスーツケースを貸してくれるサービスの「アールワイレンタル」です。なんといっても、スーツケースは最高級なのに、他社のレンタルと比べても値段がほぼいっしょ。いや、場合によっては安いかも?決済も楽天のポイント使える上に、なんといっても最高なのが「準新品」というオプションで、ほんの少しだけ料金を払えば、利用回数がとても少ないスーツケースをまわしてもらうことが出来るんです。これが本当に最高。もちろん在庫状況によっては準新品にならないときもありますが、それはレンタルの宿命なので、割り切りですね。
なお、過去1度だけ準新品にならなかったことがありますが、そうであっても、別に汚いとか、使いたくないとか、そういったレベルのスーツケースにはなりませんでした。少し使用感あるかな、くらいは感じましたけどね。
ちなみにこういった大型商品のレンタルのやりとり、どんな感じか不安になりますよね。僕も初回はそうでした。
まず最初ですが、製品はダンボールに入って届きます。そのダンボールは返送時にも使いますから、丁寧に開けましょう。
中にはスーツケース本体と、スーツケースの使い方の説明書と、納品書や清掃・動作確認のチェックシートが入っています。出発直前に受け取るレンタルがゆえの「故障したものが届いたら最後!」という心配はこの時点で払拭されました。梱包や説明、案内が丁寧なのって、不思議な安心感が出ますよね。とても大事です。
他にもアールワイレンタルのいいところは、往復の送料が無料だったり、スーツケース破損事故は無償で対応してくれたり、想像以上に細かい事にも対応してくれるところですかね。とにかく快適です。なんで何回も利用しているわけです。
ただし1点だけ本サービスには注意点が。それは返すときにちゃんとダイヤルロックをリセットすることです。これだけは忘れてはいけません。
さすがの「リモワ」
そんなわけで、このアールワイレンタルの素晴らしさは、気軽にリモワのスーツケースが使えることなんですよ。
リモワといえば、軽い、丈夫、デザインが良いと3拍子揃った高級スーツケース、と僕は理解していますが、借りてみてわかったのは、やっぱり軽さのわりに感じられる堅牢性ですねえ。あと車輪もかなり良く、取り回しに苦労しません。
毎回借りるのは写真の通り真っ赤な軽量スーツケース「サルサデラックス」なのですが、バンドを付けなくても目立つので、裸でもそんなに困りません。写真中のバンドはカナダの空港で無くされてしまいましたので、その後は裸で運用しています。
レンタルがゆえに傷つきも恐れず預けられるのも良いところですね。先日のニュージーランドの地方空港では、目の前でブンブン投げられましたが、中身のパッキングに自身があれば、精神的には平穏です。スーツケースがいくら傷ついても、レンタルですから。(もちろん故意に傷つけると弁償の対象になりますのでご注意を)。
なお堅牢性を高めたければ、もちろん軽さよりも堅さ重視の製品も選べますので安心です。
のりおのまとめ
ということで、何社も選んでじっくり比較して選んだアールワイレンタルですが、結果として何度も何度もお世話になっております。
そんな緣もあってか、なんと来週からのメディアツアーでのレンタルでは、モニター扱いにしていただき、製品の無料レンタルをしていただくことになりました。大変ありがたいことです。
スーツケースって地味ですが、旅行の満足度を決める上で、わりと重要な存在だと思うんですよね。なんせ、家から出て、家に帰るまで付き合うわけなんで。
そんなわけで、スーツケースのレンタル派にはアールワイレンタルを激しくオススメしておきたいと思います。