【余市蒸留所】くべよ石炭!蒸溜せよウイスキー! #余市
集中レポートでお送りしております、ニッカさん(アサヒビールさん)×AMNのマイウイスキーづくりブロガーイベント@余市蒸溜所。次はついに…石炭やっちまいます。くべちゃいます!
夢だった作業が目の前に…
余市蒸溜所と言えば、世界唯一(と言われている)石炭直火炊きを特徴に挙げざるを得ないというか、これを置いては語れません!そんな石炭を炉にくべる作業をやらせてもらえるなんて、もう、もう…。
さあ、この詰まれた石炭を、みんなでスコップ片手にやっつけようじゃないか!
もちろん炉の中は前回で燃えまくっておりますので、想像の通りに熱いです。熱すぎるくらい。なんで専用の手袋が用意されていたりします。ただし体はつなぎのまま!
石炭カスがこちら。
さて、ご開帳しましょうかね。もう見えますよね、赤い炎が…。
この炎でこの炉を熱します!スチルポットと呼びますよ!ニッカさんのスチルポットにはしめ縄があるのが特徴です。
No.2
遠くから見ても、一発でわかるニッカのスチルポット。ちなみにかなりシンプルなストレート型です。力強い味になりますね。
さてご開帳。おお、燃えてる…。ここに石炭を…。
くべる!
もう赤い反射からして熱い!
石炭をくべると、本当に火力が増すんですよ。
もちろん女子だって石炭やっつけます。
おらー!
えいさー!
これ毎日やるのは大変だわ。
石炭は、なるべく中央くらいの火が強いところに飛ばすのがポイントだそうです。
うまい所に落ちると、ほんとうに「ガーーー」って音がして火が強くなります。面白いなあ。
こうしてスチルポットを炊きます。炊きまくります。こうして美味しいウイスキーが蒸溜されるわけです。
石炭の調整はおまかせです。
小原さんは何でも出来ますね…。
ちなみにこいつが専用の手袋。かなり分厚いです。耐火手袋ってやつですかね。
時間が合ったので四家さんが再度チャレンジ。
無事、美しい炎を起こすことができました!
それにしても、想像以上に石炭をくべる作業はハードです。なにより熱い。そしてコツが必要。やっぱり職人技なんでしょうねえ。僕らでは一定の火力が維持できなさそうです。
これだけ手間がかかる作業を小規模な蒸溜所が敬遠するのは当然でしょう。しかし!自分たちが追い求める味のために、余市蒸溜所はいまだに石炭直火炊きを続けているのです。コストよりも、味を追い求めたい。世界でも余市蒸溜所が評価されるのは、こんな真摯なウイスキーへの想いなのかもしれません…。
と、なんとなくまとまってきてしまいましたが、本日の作業はこれだけではありません。次はなんと…糖化釜の洗浄。えっ、あれの入るの!?
↑あれ。
いったいどうなる!?
(つづく)
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