天然水白州工場見学で目指す水と共生する未来とは?【PR】

2015/10/29山梨県ウイスキー,サントリー,サントリー(Suntory),南アルプス,天然水,工場,水南,生活,白州工場,蒸溜所,記事広告

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

南アルプス天然水。ふだんペットボトルの水を定期的に買う人であれば、いや、そうでなくとも、この商品の名前を知らない人はいないのでは。この製品が作られるのは、山梨件にあるサントリー天然水南アルプス白州工場。無料で実施されている工場見学だけでも興味深く楽しいものですが、ここ最近では周辺地域の地元自治体や地元企業ともタッグを組んで「水の山」プロジェクトを実施しているのだそうです。2014年には地域一帯が「ユネスコエコパーク」にも認定され、自然環境との共生も評価を受けました。

今回はサントリーさんより打診をいただき、そんな天然水南アルプス白州工場を取材させてもらいました。

この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。

そもそもユネスコエコパークってなに?

このユネスコエコパークって、ちょっと聞き慣れない言葉ですよね。

ご存じユネスコといえば国際連合教育科学文化機関のことで、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organizationの頭文字をとったU.N.E.S.C.O. すなわちユネスコとなっているわけですが、実際には世界遺産の認定などでたびたび名前を耳にするのではないかと思います。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

そんなユネスコは生物圏保存地域(=日本ではユネスコエコパークと呼ぶ)を認定する事業も行っており、たとえば日本ではほかに志賀高原や屋久島など全部で7か所の登録があります。ここで世界に目を向けると、2014年6月現在では119か国631地域となっており、世界遺産に比べより多くの地域が認定をされているようです。その世界遺産との大きな違いは、その目的である「生態系の保全と持続可能な利活用の調和」という部分にあり、とくに調和、すなわち人間と自然との共生が大きなテーマになっているとのこと(世界遺産はあくまで「保護・保全」がテーマです)。人間と自然との関係が良好に保たれている土地がこの「ユネスコエコパーク」になるというわけですね。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

そして、この天然水南アルプス白州工場のある南アルプスが、2014年の6月12日にユネスコエコパークとして認定されたわけです。こんなに大きな工場があっても認定されるの?となんとなく感じる部分があったのですが、なんてことはない、しっかりと「共生」できていることが認められたってことなんですね。

 

我が家にサントリーの天然水は欠かせない

さて余談は続きますが、天然水南アルプス白州工場の話の前に、我が家とサントリーの天然水の話もさせてください。

実は我が家においては、はや3年ほどサントリー 南アルプスの天然水10L バッグインボックスを購入し続けておりまして、ウォーターサーバとして活用しています。こちらは過去に書いた記事の通り。

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飲用に、備蓄に、料理に。Amazonで楽々配送のサントリー天然水10L(ウォーターサーバ)

もともとは備蓄のためと、大人がおいしい水を飲むため、濃縮飲料の割り材などに使っていたのですが、今や子供のミルクを作るための水として、欠かせない大事な設備となっています。どうやって使うかというと、まずできあがり粉ミルクの総量の3/5ほどのお湯(70度強)で粉ミルクを溶かします。次に出来上がり総量になるよう、残りの2/5ほどのサントリー天然水をそそぎます。すると、ちょうど人肌くらいのミルクができあがるんですね。これ以上冷ますこともなくすぐに飲ませることが出来るので、大変に楽ちんですし、いち早く子供に届けることができて重宝しています。

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もちろんサントリー天然水はかなりの軟水ですから、赤ちゃんにも安心。そう、我が家の のりたまちゃんは、生まれてすぐからサントリー天然水にお世話になっていたのでした。

ということもあって、今回の取材の打診をもらったときには「ついにきた!」と感じました。子供が飲んでいる水がどうやって生まれているのか、確かめてみたかったんです。

 

「森の工場」は平日でも見学者であふれている

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

さて、白州工場といえば「ウイスキーの白州蒸溜所」も有名です。僕もそちらには2度ほどお邪魔させていただいてます。ただし、実はそれに負けず劣らず、天然水の工場も大変に人気のある工場見学スポットなのです。

この日は平日でしたが、僕らがいっしょに参加させてもらった見学ツアーにもたくさんの家族連れがいました。

 

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

まず大事なことはツアーの予約です。当日予約もできなくはないようですが、やはり事前にWebから申し込んでおくのが安心ですね。予約が済んでいるなら、集合時間にウイスキー博物館1Fにあるツアー集合場所へと集まりましょう。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

所定の時間になると、ツアーガイドさんが登場。よろしくお願いします!ということでバスへと移動します。

なぜバス!?と思われるかもしれませんが、実は天然水南アルプス白州工場は山の斜面に作られた、本当に森の中の工場なので、ちょっとした移動でもわりとハードなんですね。なので、天然水の工場へはバスを使うのです。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

ちなみにバスも特製電気自動車。ソーラーパワーも一部使って走ります。このカラーリングもいいですよね。実は蒸溜所のほうには何度も来ているのですが、天然水の工場の見学ははじめて。ずっとこの水色のバスに乗ってみたいと思っていたんですよ…。

 

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

バスで走ること5分ほど、ツアーは天然水南アルプス白州工場のエントランスへと到着します。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

すごくキレイ!と思った方、それは正しいです。実はこちら、最近リニューアルされたばかりなのですね。だから施設は本当にキレイで気持ちが良いです。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

エントランスでは天然水南アルプス白州工場と天然水についての基礎をビデオで学びます。このビデオがまあよくできていまして、子供でも引き込まれちゃうようなつくりになっています。ポイントは要所要所に登場する鳥や動物なのですが、果たして全て探せるかな?と挑戦されている気にもなるので、がんばってみましょう。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

こんなクイズもいくつか出題されますよ。

ちなみにビデオも最新の内容にアップデートされており、しっかりと最新のペットボトルのパッケージに準じていました。細かいけどすごいことです。

 

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

南アルプス天然水最大の秘密といえば、この花崗岩ですよね。天然のフィルターである花崗岩を20年以上もかけて通り抜け、出てきた水が僕たちの飲んでいる南アルプス天然水。実はウイスキーと同じように時間をかけて、自然が作り出してくれているものだったんですねえ。

その花崗岩まで水が浸透するように、土のふかふかさを保つことにも苦心しているとのことでした。

 

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

ビデオで印象的だったのが、サントリーが「天然水の森」の大きさを工場で組み上げる量の2倍の地下水を生み出す広さまで拡大しようとしている話。自然をいかに大切にしているか、ということです。豊かな自然がなければ水は出ませんからね。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

また工場周辺に大規模なバードサンクチュアリがあったりするなど、実は地味ながらも大切な活動をコツコツと続けているんですよね。ちなみに天然水南アルプス白州工場まで来たら、このバードサンクチュアリを散歩すると大変に心地よいひとときを味わえます。

 

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さて、1階で天然水と工場について勉強した後は、2階にてボトリングの見学…となるのですが、残念ながらこの日はメンテナンスのためにボトリングが休止中。これは製品の品質維持のために仕方が無いことというか、取材が入る日であっても例外は許さない、というところは、不器用かもしれませんがむしろ好感持てる気がしました。なお上記2枚の写真はサントリーさんから提供していただいた見学のイメージです。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

なおボトリングが休止中であってもラインを見学することはできます(ただし撮影は不可)。またラインが稼働している状況のビデオがあったり、ラインの状況を監視するカメラの映像を見ることができたりと、臨場感はとても感じますね。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

ラインは完全に自動化されていて、ボトリングするセクションは無菌室となっているのだとか。ものすごい話ですね。これなら余計なものが混じる機会がそもそもないわけです。とはいえ、しっかりと目視での品質検査や、プロの官能検査員らが、目で舌で、科学的な検査装置で、かならず品質をチェックして、今日も明日もこれからずっと先も、安心安全な天然水を提供できるよう努力をつづけているとのことでした。

 

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

こんな感じで、合成映像を使って盛り上げるなど、見学者を楽しませようという気概を感じました。ということで、次はお待ちかねの試飲です。そう、お水ももちろん試飲するんです。

 

いまひとたび硬水と軟水を学ぶ

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

ここまでの流れは、工場と環境について学ぶ感じでしたが、試飲で学ぶのは水そのもの。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

ポイントは白州のお水がとても「軟水」であるという点ですよね。それも、相当な軟水です。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

ミルクにも向いているわけです。

飲料をまろやかな仕上がりにする白州のお水は、応用しがいもあって、様々な派生商品が出ているのはご存じの通り。もちろんあの「ヨーグリーナ」もそのうちのひとつです。あらためて比較して飲むと、その透明度にびっくりしますね…。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

また、最近はウォーターサーバもパワーアップしたものがあるようで、人気を博しているとのこと。バッグインボックスも運びやすい7.8リッターとなり、取り扱いが簡単になったそうです。

そんなわけで、楽しい工場見学は終了しました。子供に与える水がこうやってできているのか、というのを確認でき、大変に満足度の高い見学となりました。

 

サントリーは何を考えるか

ところで今回のポイント、白州工場へ遊びに来て欲しい!というサントリーの想いも当然ながらありますが、それだけではありませんでした。それが冒頭にもあった「共生」です。そしてこの共生は、なにも自然とだけではありません。地元自治体とも共生していく、それがサントリーの考えでした。

その一環が北杜市を中心に活動を行っている「水の山」プロジェクトです。これは、南アルプスの名水を生かした各種企業が連携していくことで地方創成を行うという活動。こちらのパートナーシップ企業となっているのが、サントリー食品インターナショナルであったり、日本酒「七賢」の醸造元である山梨銘醸、そして有名老舗和菓子店の金精軒製菓の3社です。

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両者については改めて紹介させていただければと思っていますが、とにかくこの活動の狙いは、水を中心とした地方の活性化。大変に質の高い水を中心とすることで、その活動も期待がもてるように思えました。なんといっても、出来上がる食品がおいしくなりますからね。

 

のりおのまとめ

今回のツアーで印象的だったのは、もちろんサントリー天然水南アルプス白州工場の熱い見学ツアーもそうですが、それにも増して、地元・自然との共生への力のいれ具合でした。これはぜひこれから白州工場に訪れる方にも感じてみてほしいなあと強く願います。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

なお、最後に天然水南アルプス白州工場のレストラン「ホワイトテラス」にて食べたランチが大変においしかったことをお知らせします(白州ハイボールも1杯いただいてしまいました…}。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

自家製の燻製がうりとなっています。

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

サントリー天然水 南アルプス白州工場 取材

水が美味しいと、料理もおいしくなる。そんなことを体現したようなレストランでした。

家族で来ても楽しそうな天然水南アルプス白州工場。子供が大きくなったら、キミはこの水で育ったんだよ、と見学にきて教えてあげようと思いました。

 

サントリー天然水南アルプス白州工場

天然水南アルプス白州工場 工場見学予約

工場見学の予約についてはこちらから。予約無しでは見学できない可能性が高いので、事前の予約を忘れずに。

 

本記事の関係性について

本企画はサントリーさんからの依頼で業務として本記事を作成しております。文中の表現などは主観的なものですが、記事の内容についてチェックを受けていることをご承知ください。

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。