羽田クロノゲートで学ぶ宅急便コンパクトの明日と物流の今(後編) #クロネコアンバサダー

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クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

羽田クロノゲートにて行われた、クロネコアンバサダーのイベント。前半はクロノゲートの心臓部ともいえる物流ゾーンを見学させていただきました。

羽田クロノゲートで学ぶ物流の今とコンパクト便の明日(前編) #クロネコアンバサダー

続いて後半は、コンパクト便について激論を交わさせていただきましたよ!

キミはコンパクト便を知っているか

コンパクト便(正式名称:宅急便コンパクト)とは最近始まったヤマト運輸の定型ボックスで出せば定額というサービス。かなりお安く荷物が送れるため、僕も重宝しております。

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宅急便コンパクト(個人のお客様) | ヤマト運輸

今回のイベントでは、このコンパクト便について激論を交わすセッションがありました。

クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

「ちっちゃいもの送るなら」がキーワードのコンパクト便です。

 

企画担当の方から、いままでの開発の経緯が語られます。そもそも箱でかなり悩んだと。

クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

デザインしかり

 

クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

形状しかり。組み立て方ひとつで強度も変わってきますからねえ。

 

クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

特に悩んだのがサービスの仕様。重さを無制限にするかどうか、真面目に議論がなされたそうです。こちらの表は地上に存在する物質を論理的にいっぱいまで詰め込んだらどうなるかの試算(笑

クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

質量ランキング上位はこうなりました。オスミウムだと50キロ超えるのか!ちなみに万年筆のペン先に使われている物質です。ただ、この試算はかなりレアケースなので、こちらのランキングは無視することに。

クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

なんせこの金額になっちゃいますからね。受け取ってみたいよ2.3億円。

 

ということで、現実的に考え、最終的に試したのが釘。これならいっぱいにつめて送る人がいるかも!ということで量ってみると4キロいかないくらい。これなら配達員も大丈夫かな?ということで、コンパクト便にGOが出たそうです。物流ってそういう設計するんだなーと感心しました。

 

さて、そうして生まれたコンパクト便には、様々な「ご当地ボックス」が存在するそう。

クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

↑もみじ饅頭ボックスに↓沖縄ボックス。

クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

 

コンパクト便のボックスって、開けると猫がいる仕様なんですが、限定ボックスだと異なる動物(!?)がいます。

クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

シーサー。

そんなコンパクト便について激論を交わしたんです。

 

コンパクト便がもっと良くなるのは箱をどうすればいいのか?

端的に言うと、テーマはこれ。社内でもずいぶんと試行錯誤が繰り返されたコンパクト便ですが、実際の利用者視点からの意見もほしい!ということで、テーブルに社員さんをまじえて、好き勝手に改善案を話すことができる時間です。

クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

歴代の試作ボックスも登場しました。実は既にマイナーチェンジがあって、よりちゃんと閉まる設計にはなっているそうですね。

個人的にはボックスの強度では無く、リユース面に対して意見を言わせてもらいました。コンパクト便って小さなものを送るので、箱があんまり傷まないんですよね。でも開け口が

クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

これなので、使い捨てなんですよ。

社内便じゃないですけど、ここがマジックテープだとか、なんかうまく再利用できるようにしてくれれば、何度でもボックスが使えていいかなと。ファミリー便みたいな感じで、遠方の家族と荷物のやりとりをする用途なんかにもいいなあと思いました。

 

あとは薄型ケースにA4の資料を入れるとき、ケース付きでちょっと厚くなると入らないことがあるので、もう少しマチを大きくしてほしいってことも話しました。そうなんです、コンパクト便ってA4の書類を送るのに最高で、なぜかというと、ヤマト運輸には素晴らしい物流システムが生み出した「当日便」というものがあるから。しかも通常値段ですよ。営業所ごとに時間と可能になる地域が決まっていますが、例えば我が家の最寄りであれば、9時までに荷物を出すと都内までは当日に届けることができます。請求書や急ぎの書類を送るのに大変重宝しておりまして、何度使ったことかわかりません。

この当日便は本当にクセになるので、ぜひみなさんも使ってみてください。

 

最後にクロネコヤマトからのプレゼント

さて、イベントの最後にはひとつのサプライズ。なんとなんと、オリジナルコンパクト便企画の案内と、試作品プレゼントでした。

クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

3タイプの猫ボックスが選べたのですが、僕はこちらを選択。なんともかわいいじゃないですか。そうなんだよねえ、無味無臭のボックスよりも、こう、使って楽しくなるボックスが僕は嬉しい。受け取る人だって、下手したら運ぶ人だって、こっちのほうが嬉しいんじゃないの?って思っちゃうんですよね。そもそも引っ越しと違って、宅急便のボックスの外側にはあんまりメモをすることが少ないわけで、全面に柄があっても問題無いとおもうわけです。

クロノゲート見学イベント #クロネコアンバサダー

そんなわけで、こういう企画は大歓迎。

なお、このユニークなボックスは近い将来導入されるかもしれないそうです。その時を待ちましょう。そしてこれが出来るなら、ひとりひとりのオーダーボックスも見えてくるじゃないですか。これは遠くない未来に、実現されそうな気がします。

 

のりおのまとめ

物流ってもちろん「量」「スピード」そして「費用」が大事なサービスだと思うんですが、一般消費者にとっては「楽しいかどうか」って要素も大切だと思うんですよね。楽しければよりサービスを使いたくなる。そんなものだと思うんです。

だから、ヤマト運輸のつくる物流の明日には、ぜひとも「楽しい」「嬉しい」の要素を期待しちゃいます。

今回は素晴らしいイベントをありがとうございました。

前編はこちら



羽田クロノゲートで学ぶ物流の今とコンパクト便の明日(前編) #クロネコアンバサダー

 

クロノゲート

羽田クロノゲート | ヤマト運輸

 

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。