アレイからすこじま…日本唯一の、現役潜水艦や軍艦が見られるどころか内部見学もできる貴重な港 #dw_hiroshima
ディスカバーウエストで訪れた呉の旅レポート。1日目の最終訪問地は、ここ、潜水艦桟橋の看板がかかる「アレイからすこじま」です。ちなみに「アレイ」とは小道のことです。この場所は、日本でここだけという魅力を持つ場所。なんと、現役の潜水艦が目の前に停泊しているという驚きの港なのです。
現役潜水艦が、これでもか!というほど、いる
さて、呉駅からバスもしくはタクシーで15分ほどのここ「アレイからすこじま」に到着して最初に目にしたのが、こちら。正直言って「えっ?」と驚きます。だって、自衛隊の中でも間違いなくトップシークレット扱いであろう、潜水艦が、ふつうに係留されているわけです。
その脇には護衛艦?らしき船もいます。
これは海自の中でももっともかわいい船と評判の「むろと」。なお、船の名前はこの船体に書かれている番号で検索すればわかります。
そして潜水艦の向こう側には、普通に海自の船がたくさん停まっています。どうもこの日は、呉にある自衛隊学校の卒業美翌日だったそうで、いつもより多くの船が停まっていたのだとか。それはラッキー。でも、だいたいいつもたくさんの船がいるようです。
そして惜しげも無く潜水艦が顔を出しています。
うーわーかっこいい。
潜水艦の大きさにもさまざまなものがありますね。なお、人が写っているので、大きさを想像してみてください。
本当に自衛隊の港、なんですね。
潜水艦にも日の丸の旗が付けられていました。
さて、当然ながら桟橋そのものには立ち入ることができません。
この厳重な警備です。
しかし!実は、日曜日の朝からお昼にかけてのみ、何回か内部見学会が行われているそうなんです。そこでは、停まっている船に乗り込むこともできるのだとか!残念ながらこの日は金曜日、それはかないませんでした。アレイからすこじまに来るなら、間違いなく日曜日の朝、ですね…。なお、かなり人気があるようなので、開催のタイミングなど含め、ご注意ください。
こーういった船を見学できるそうですよ。
さすがに潜水艦の中は見られないそうです。そりゃそうだ。
それにしても、潜水艦が多い。「潜水艦桟橋」とはまさにそのまんまですね。
様々な種類がいます。軍事マニアの方なら全て名前が言えたりするのかな?
一見すると潜水艦だとは気がつかないかもしれません。
いままさに乗り込むところ。会場では横から乗るのか、というのは少し驚きでした。てっきり港でも上部ハッチから乗り込むのかと…。
ということで!自由に見ることは出来ますが、さすがに機密を扱っている場所ですので、無謀な行動にはご注意くださいね。
それにしても…呉には、普通の生活では絶対に味わうことのできない様々に刺激的なものがたくさんあって、驚きますね。基本的には自衛隊、それも海上自衛隊がらみのものが多くはなりますが、昨今の情勢などを顧みつつ訪れてみると、なかなかに考えさせられることも多いです。
てつのくじら館、大和ミュージアム、歴史の見える丘、そしてアレイからすこじま。この組み合わせは、ちょっと、ヤバイね。僕は誰もが一度は来て、見て、いろいろと考えるべき場所であると思いました。
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