dancyu 2013年5月号の炒飯特集はみんな買うべき
我が家が定期的に買う本の中でも、ダントツの残留率(つまり捨てられないで本棚に残る率)を誇っているのがこのdancyuです。毎号毎号、とてもおいしそうな特集でかつレシピなども載る実用的な内容には、よだれがたれるばかり。失礼しました。さて、そんなdancyuの最新2,013年5月号の炒飯特集がやばすぎるので、これは在庫切れになる前に皆様1冊は購入されたほうが良いのではと思いキーボードを叩く次第です。
なお、僕がどれくらいチャーハン好きかという話は割愛しますが、簡単にまとめますと、チャーハンをおかずに白米を食べるくらいのご飯好き、そしてチャーハン好きという感じでしょうか。
うまい炒飯が食える店がたくさん掲載されている
この本の素晴らしいところは、まずストレートにうまい炒飯の食べられる店がたくさん掲載されていることでしょう。噂に聞きし、大井町の萬来園や王道の赤坂離宮、老舗の神楽坂 龍朋、こんなところに!?の代表格・有楽町の交通飯店などなど、炒飯好きならおさえておいて損の無い店ばかり(萬来園はまだ未訪ですが)。
ぶっちゃけ、これらお店を昔から愛する人にとっては「混むから迷惑、しかも萬来園に至っては昼の営業時間が1時間しかないんだから勘弁してよ」だとは思うんですが、僕は日本でもっともっと炒飯がはやってしかるべきだと思っているので、この特集は大歓迎です。大阪や九州など、たまにしか行かない土地の情報が載っているのも嬉しい。
ちなみに個人的には、ここにラーメン店だけど純連のチャーハン、専門店であるかにチャーハンの店を追加したいですね。
炒飯の実験レポートが最高である
実は今回のdancyuが本当に素晴らしいのは、じゃあ家庭でチャーハンを作る時の黄金法則はなんなのか、と追求したところです。具体的には
- ご飯の種類
- 卵のからめかた
- 炒め時間
- 油の種類
- 鍋の種類
- 具材
- 調味料
- その他裏技
これらのバリエーションについて、ひとつひとつ検証を行っているのです。ご飯であれば炊きたて、冷や、冷凍のどれがベストなのか…それを、電子顕微鏡なども用いながら、主観的&科学的に解明していく特集は「褒め言葉としてのバカ」そのもの。これ、立ち読みで済ますには失礼すぎる!
炒飯うまい店を探すのは難しい
じつは炒飯うまい店を探すのってとっても大変なんですよね。多くの場合、炒飯ってサイドメニューとしてセットにされてしまったりしていて、評価が定まらないんですよ。セットの炒飯と、単品炒飯、作り方から味までまったく違う店は少なくないです。だから「○○の炒飯はおいしくない」みたいな言葉も、何を頼んだかによってまったく違ってきたり。セットの炒飯をちゃんと注文入ってから炒め始めたりすると「おっ!」って思いますからね。あれは嬉しい。
脱線しました。
とにかくdancyuですよ。食べてから買うか、買ってから食べるか、それが重要です。
>萬来園 萬來園 バンライエン – 大井町/中華料理 [食べログ]
>赤坂璃宮
>交通飯店 コウツウハンテン – 有楽町/中華料理 [食べログ]
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