博多~博多織・鳳凛・福岡タワー 博多熊本阿蘇旅行 1/5
夏休みに博多熊本阿蘇旅行に行ってきました。レポート第1弾は、博多編です。博多は2回目だったんだけど、ほんと不思議なところですな…。ちなみにレポートは全5回(予定)。博多、熊本(熊本城)、くじゅう~黒川、阿蘇山、JRの各章に分かれております。
博多編の目次
博多で巡ったところは次の通り。
- 博多町家ふるさと館
- 櫛田神社
- らーめん屋 鳳凛
- 福岡タワー
- ドーミーイン博多(宿)
ではサクッといってみましょう。
1.博多町家ふるさと館
まずは宿のドーミーイン博多からほど近い「博多町家ふるさと館」へ。ここへ行けば博多の町の歴史と文化、特に「博多祇園山笠」のことがわかるらしいです。
ふるさと館入り口。長屋を改造したような雰囲気です。入場には1人200円。
入り口にはふるさと館のミニチュアが。こんな感じで、大きく3棟に分かれています。そうそう、こちらは撮影自由です。
特に力が入っているのが、祇園山笠の解説。飾り山笠や祭りそのもののミニチュアもあり、迫力が伝わってきます。
すごい精巧な出来。どうやら名人クラスの方が作ったみたいですね。気の遠くなるほど大量の人形が1体1体違った表情、ポーズをとっています。これだけでも来て良かったな、と思うレベルです。
その奧では祇園山笠のドキュメントムービー(22分)が定期的に流されています。祭りの流儀、しきたりからその全貌、裏の顔まで、はじめて博多に来た人に興味を持ってもらうには格好の内容です。この動画、Youtubeなどで公開してくれたら嬉しいなあ。旅行先で見たものって、帰ってから反芻したいんですよね。
となりの建物は古来の町家を再現しているのですが、なんと言っても白眉はこれ
博多織の実演ですよ!しかも昔ながらの織機です。
この日は博多織手機技能修士という認定技能を持った、上野真由さんが実演されていました。帰って調べたところ、上野さんの公式サイトがありました。
>博多織creator―上野真由―official website
この手前のパターナーによって糸のかかり具合が変わり、博多織の複雑な模様が出ます。
この美しいおねーさんが、がっしゃんがっしゃんやりながらパワフルに織機を使う姿は圧巻です。これ、動画撮ればよかったなあ。大迫力。
こちらが博多織の完成品。この模様は「独鈷」と「華皿」(仏具)と、親子の関係などを表しているそうです。ここらへんの話も、実演している方に質問したら教えてもらえます。
ふるさと館は、先のミニチュアとこの博多織実演を見るだけでも価値がありますね。ちなみに博多織実演については無料で見学できます。おみやげに博多織テディベアなんてものがあって、あやうく買うところでした。
2.櫛田神社
博多祇園山笠の知識を付けたなら、行ってみたくなるのがその祭りの中心となる櫛田神社。どこにあるのかなーとか思ってたら、ふるさと館のすぐ脇にありましたw写真でいくと、道路の手前がふるさと館です。
櫛田神社はとてもコンパクトな神社でしたが、荘厳な感じです。
装飾なんかも美しい。ご霊泉である長寿の水がありましたが、すごい塩泉・鉄泉でした。
裏手には僕の大好きな稲荷+千本鳥居が。
服を着たおいなりさんがいて、ユニークでした。
神社の近くの「Kenji屋」で一休み。
アメリカンスタイル?のカフェバーです。
ドーナッツが有名らしく、食べました。ふわふわジューシー系ドーナッツでうまい。というか、それ以上にアイスコーヒーがうまかった。
3.ラーメンや 鳳凛(春吉店)
一休みしたところで、夕飯を食べに移動。ドーナッツ食べた後にラーメンってどうなんですか…と自問しつつ、一蘭の元祖でもある「唐辛子入りらーめん発祥の店」創業者の流れを組む店、鳳凛にタクシーで移動。天神でした。
頼んだのはネギラーメン。スープの温度が下がるから邪道…と言われそうですが、僕はいつもこれ。
一蘭の味と確かに近いですね。想像以上にあっさりとんこつ。ただし一蘭と違うのは、あの「悪い時の抜けた味」ではなく、しっかりまろやかとんこつだったということ。一蘭の悪い時は何ラーメンだかわからないからね。そして、あっさり目だからこそ効いてくる「秘伝のタレ(上の赤い奴)」。一蘭のような味集中システムはもちろんありませんでしたが、気持ちの良い接客と綺麗な店内、そして禁煙という素晴らしいお店でした。
都内にもいくつか一蘭クローンがあるけど、こんな一蘭クローン(つうか元祖?)があればいいなあと感じましたね。1杯590円ってのも文句なしです(博多では高いのかも?)
食後はせっかく天神まで来たということでぶらぶらと。
三越めっちゃでかい。この後どうしようかなーってところで、そういえばタクシーの運転手さんが「タワーいいよ」と言っていたなと思いだし、急遽タワーへと向かうことに。都合良く、三越の前にタワー行きのバスがありました。ツイテル!
4.福岡タワー
で、福岡タワーです。ちなみに博多には「博多タワー」という東京タワーと兄弟分の古いタワーもありまして、間違えてそっちへ行ってしまうとイマイチ…ということでした。当初、どちらがどちらだかわからなくてちょっと混乱します。そもそもバスも「博多タワー」のそばを通っていくので、「あれ、降りるところ間違った!?」と若干パニックに。つうかバスが高速道路でかっとばしていくから怖いよね。バス停間違ったら取り返しが付かないというか…。
して、福岡タワーです。ドームのすぐ裏手にありました。
じゃじゃーん。天の川をイメージしたライトアップだそうです。
では、ということで800円を払って地上123mの展望室に登ります。高速エレベーターではガイドさんがついてくれるのですが、しれっと韓国語でもアナウンスを行うのでびっくりしました。九州に韓国からの観光客が多いって本当なんだなあ。
さて、展望室の眺めです。
眼下には結婚式場っぽい建物とか
博多の臨海部が一望!
意外に高い建物がないんだなーという印象。
小一時間ほど眺めを堪能した後は、下りのエレベーターに乗るためフロアを下がります…っと、
なんだこれw
福岡タワーには「恋人の聖地」!なるスポットが。どうやらこれ、「恋人の聖地プロジェクト」認定のデートスポットのことらしいです。へー。
ところで福岡タワー、東京タワー的な感じで眺めはいいのですが、いかんせん周囲に何もなさ過ぎます。最寄りの駅まではあるいて20分ほどかかるし、バスの本数もそこまで多いわけじゃ無いみたい。800円という入場料金も高いし、もう少し何とかならないのかなーって感じでした。野球で来た人がついでに寄るにはいいかもしんない。
5.天然温泉 御笠の湯 ドーミーイン博多祇園
今回の宿は「ドーミーイン博多」。実は前回博多に来た時もここでした。つうか、全国のドーミーインをヘビーユースしています。ドーミーインの特徴は
- 安い
- 部屋が広い
- 高級ベッド完備
- 部屋は禁煙主体
- 大浴場(温泉)を設置
- アメニティが良い(シャンプー系はポーラ)
- マッサージスペースやマンガスペースも完備
- 朝食バイキングが豪華
- LAN完備
というものです。一部そうではないところもあるようですが、概ねこんな感じ。
こちら、朝食のバイキングで自由につくることができる「名物・うまか丼」です。ちなみにドーミーインでは夜に無料の夜泣きそばもでます。本当に居心地の良い宿で最初に泊まった時は衝撃を受けた覚えが。
今後も博多に来たらここに泊まるでしょう!
ということで1日目は終了。翌日は熊本に移動することとなります!
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