なぜ小学生がいる家庭にScansnapが必要なのか実体験から語っておくね

2022/02/28育児,製品/サービスレビューPFU,ScanSnap,小学校

昨年、息子が小学校に入学した我が家では、いわゆる「小1の壁」的なものに直面する以外にも、「小学校のあまりにもアナログで非効率な現実」が大きくのしかかってきており、夫婦ともに頭を悩ませることになりました。

ただ、ギリギリのところで踏みとどまれたのは、率直に言って「ScanSnap」があったからです小学校をデジタル化するより、全ての家庭にScanSnap配った方が早い。そうとさえ思わせるScanSnapの実用性について語っておきたいと思います。ちなみに登場するScanSnapは試用品としていただいたものであることを、先に明言しておきます(ただし忖度はしていません)。

小学校の無残なプリント連絡の現実を見よ

ご存じのとおり、我が家はさいたま市の大宮区にありますので、ここからの話は大宮区の小学校の話になります。ただ、そこまで「さいたま市だけの」という話にはならないと思いますので、そこを踏まえてご覧下さい。

息子が小学校に入って最初に感じたのは、毎日持ってくるプリントの量が多い、ということでした。毎日1〜4枚のプリントが持ち帰られ、中には意味のわからない広告のチラシもありますが、おおよそは学校に関する連絡が記載されたものでした。代表的なものでいえば、学年だよりや献立表、学校からのお知らせなど。

続いて感じたのは、プリント同士が「参照」を求めてくる、ということでした。例えば4月の学年だよりには、4月の主なスケジュールとともに、この日にはこれを持ってくるといったものが書かれています。これはまあ、わかります。持ち物が予告されていれば、準備も楽ですし、忘れ物チェックも簡単です。

ところが、この持ち物リストが、後からのプリントで容易に崩されます。100歩譲って、変更があるのはわかります。この日にこれは要らなくなりました、みたいな変更はありますよね。ここで問題なのは、まるで持ち物一覧であるかのような顔をして、新しい持ち物リストが掲載されてくることなのです。つまり、新しい持ち物リストは、持ち物一覧ではないのです。

どういうことでしょうか?この時、仮に学年だよりの持ち物リストがバージョン1.0だとして、プリントBの持ち物リストが1.1とバージョン管理されているなら、家庭はプリントBの1.1だけを参照すれば良いので、楽です。でもそうはなりません。

現実では、持ち物リスト1.0と、持ち物リスト1.1を見比べて、足りないところを補完し合うことで「各家庭が真の持ち物リスト1.2」を完成させなければなりません!

このように、小学校のプリントシステムでは、容易に「前のプリントにも書いてあるから自分で察して、しかもどのプリントとかは指定しないから、がんばって探してね」ということが発生します。怖いですね…。

ScanSnapのOCR&クラウドが大活躍

ここで活躍するのが、ScanSnap iX1500です(注:現行品はiX1600です)。こいつは、スキャンした書類をOCRしつつ単体で指定したクラウドにアップしてくれるという優れもの。どういうことかといえば、学校のプリントをこいつにかけると、数秒後にはDropBoxで全文検索できる(=プリントに書いてある文字で検索可能になる)ようになっている、ということです。

例えば、プリントで遠足に関する変更(バージョン1.1)が届いたとします。そうしたら、Dropboxで「遠足」というキーワードでプリントを探します。すると、遠足に関して記載された全てのプリントが検索結果として集まってきますので、中でも直近の数枚をチェックすると、見事探していたバージョン1.0を見つけることができる、という仕組みです。同様に1.2が発生したら1.0、1.1どちらも探すことが可能です。はっきりいって、便利過ぎる…。

ほかにも急に必要となった「なわとび」に関する文言をさがして、数ヶ月前に指定されてた「認められる仕様」を確認したり、4月の段階で頭出しされていたことをこの12月に確認したりと、「前に言いましたよね」的な小学校のプリント問題を解決するのには最高の仕組みとなっています。

もちろんクラウドですから外出先からでもアクセスOKですし、PCやスマホなど、環境を選びません。あまりにも便利なのです。

もちろんそこには、きょうび小学校のプリントはさすがに手書きではない(つまりOCRに適したパソコンからの印刷である)、という僕らの頃に比べての進化(デジタル化)があるわけですが、そこで止まってしまっている仕組みを攻略するには、このScanSnapの大活躍があってこそ、な感じとなっております。

ありがとうScanSnap iX1500

ということで、なんかPFUの回し者みたいになってしまっていますが、便利なんで仕方がないですよね。もうね、小学校それぞれにDXを求めるくらいなら、全ての家庭にScanSnap配った方が早いですね。いまは後継品が出てScanSnap iX1600になってますので、ご注意を。

そんな未来が来ることを信じてますが、早々には来ないと思いますので、ストレスを減らし時間を生み出す装置として、導入しちゃいましょう、ScanSnap。なおDropboxを使うことを前提で説明しちゃいましたが、学校のプリントだけなら無料版でも十分に使えると思いますし、別のサービス使うなど、そこは各家庭によってカスタマイズあっていいと思います。

小1の壁を乗り越えつつ、6年間がんばりましょう…!

ScaSnap iX1600 公式サイト
https://scansnap.fujitsu.com/jp/product/ix1600/

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Posted by norio nakayama