PFUのモバイルスキャナ「iX100」がこんなに快適だって早く教えて欲しかったよ

製品/サービスレビューFI,iX,PFU,ScanSnap,アプリ

ScanSnap iX100

昨年末ですが、PFUさんの新社屋お披露目イベントにご招待いただきまして、そこでのクイズ大会にてなんと優勝、モバイルスキャナのScanSnap iX100を1台いただきました。

そんなiX100を年末に設置して使い始めたのですが…なんでもっと早く教えてくれなかったんですかねえ。こんな便利なもの。ということで、以下実使用をふまえてのレビューです。

ScanSnap iX100(スノーホワイト) Wi-Fi・バッテリー搭載スキャナ FI-IX100W
B00OK4C2CG

ScanSnap iX100とは

この製品は、いわゆるモバイルスキャナにあたります。が、単なるモバイルスキャナなら僕の愛するキヤノンからも出ているわけですが、iX100はバッテリー搭載でWi-Fiにも対応と、ケーブルレスで使えるところが最大の特徴となっています。

大きさは(公式情報では)273mm(幅)× 47.5mm(奥行き)× 36mm(高さ)と、かなりコンパクト。身近なものでたとえると、ティッシュペーパーの箱の1/3くらいの大きさです。

読み取り速度はA4を5.2秒と最速レベル。片面のみの読み取りですが、紙の送り機能がよくできているため、そんなにストレスになりません。

2015-01-05_0000

Uターンモードにすると、紙が手元に返ってきます。よくできてるなあ。

 

PCとスマホで多少使い勝手が違う

基本的にPCでもスマホでも、ScanSnapのアプリを使って機器を制御することになります。同時接続機器は1台で、アプリを先に立ち上げた機器に優先権があるようです。接続後にアプリのボタンか本体のボタンを押すとスキャンがスタート。読み取りたい紙を1枚ずつ読み込んでいくことになります。読まれた紙はPDFデータになって、接続された機器に自動で保存。

この時、PCならDropBoxやEvernoteなどの保存先を選べるので、自動的にクラウドへアップ可能ですが、スマホの場合は、一度本体に保存した後、連携するアプリへ飛ばす形になります。もしクラウド共有を前提に考えているなら、PCで読んだ方が楽は楽ですね。

例えばAndroidの場合は、まずアプリに読み込み↓

Screenshot_2015-01-05-01-23-56

次にPDFを開き↓

Screenshot_2015-01-05-01-24-06

「送信」というアクションから各種アプリへ飛ばすことになります↓
Screenshot_2015-01-05-01-24-22

 

対してiPhoneの場合ですが、こちらもまずはアプリに読み込み↓

同じくPDFを開き↓

「開く」というアクションから各アプリへ飛ばすこととなります。

Androidのほうは保存先フォルダをうまくすることで、自動的にDropBoxへのせられるんじゃないかって思いましたが、ちょっとできませんでした。仕様的にできないのかも?詳しい方教えてください。

 

ということで、スマホの場合は保存先の自由度が低いため、一度ScanSnapアプリが受け取ってからクラウドに上げる作業を行います。

 

(2015年1月5日 20時39分追記)

なんと、コクヨのCamiAppsでもiX100が使えて、DropBoxに直接投げ込めるのだとか!?どういうこと!?追加で検証してみます。(追記ここまで)

 

紙類を最初の到着地点である「居間」で「処理」できるようになった

ScanSnap iX100

さて、このiX100、特にうちの家庭に刺さったのは「ケーブルレス」なところでした。ケーブルレスのおかげで、居間のテーブルの上に転がしておくことが可能になりまして、これが「居間=最初に紙類が到着する、つまり最も紙類を広げる場所」であるため、読み込みを行うタイミングを逸しなくなったんですね。加えて横にはゴミ箱がありますので、読んだら捨てる、読んだら捨てる、というのをいままでよりも気兼ねなく実践できるようになりました。

さらにアプリのON/OFFで接続先を選べる点もポイントで、僕が使った後に妻が使う、などの切り替え作業も大変に容易で、今のところなんの問題も無くスキャンしてクラウドへ、の作業を行うことが出来ています。

ScanSnap iX100

ちなみにどんなものを読み込んでいるのかといえば、たとえば文明堂のカステラに付いてきたうんちく書きですとか、ふつうのハガキですとか、マンションのお知らせだとか、領収書、場合によっては説明書などなど。「あとで読み返す可能性がある」ものは全て読むようにしています。居間に置いておくことで「来た順番に読む」が徹底されるため、受け取った日=読み込み日にもなっているため、管理がかなり容易となっています(大切なものはファイル名を変えるようにしています)。

いまのところ、iX100は我が家にとって大成功です。居間にはSnapLiteも置いてあるため、こいつの給電口から給電するという組みあわせもかなり効いていますね。iX100で読み込めない厚手のものはSnapLiteというわかりやすい導線ができました(といってもiX100はカードの厚さまで読めますが)。快適だ…。

 

のりおのまとめ

いまのところ、どうでもいいものを中心に読み込んでいるのですが、それがすごく心地よい感じです。うんちく書きとかどうしても取っておいてしまうたちなので、これが即捨てられるのは快感ですらあります。旅行に行って集まった入場券やパンフレットもがんがん読んでは捨てられるので、本当に重宝しています。

ということで、どちらかといえばA4の書類や資料を、というよりも、うちのようにどうでもよさそうな紙類をどうしても捨てられない、そんな家庭にぜひ導入して欲しいと思いました。PDFにすれば満足、という書類はどんどん捨てられますよ…!

色は2色展開です。居間に置くなら白がオススメ。

FUJITSU ScanSnap iX100 Wi-Fi・バッテリー搭載スキャナ FI-IX100
B00KT2WVQU

ScanSnap iX100(スノーホワイト) Wi-Fi・バッテリー搭載スキャナ FI-IX100W
B00OK4C2CG

 

こちらも読もう

SnapLiteが到着したので、新入りの儀をさせてみたよ(a.k.a.開封の儀レポート) | エアロプレイン
https://airoplane.net/2014/05/30/snaplite-coming.html

スキャナ ScanSnap: iX100 : 富士通
http://scansnap.fujitsu.com/jp/product/ix100/index.html

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。