日本最高額レトルトカレーに挑戦!値段に負けない味と中身の秘密とは。【試食レポ】

おいしいものだけ紹介します(食全般)カレー,モニター

ここ数年、レトルトカレーは劇的な進化が続いています。特に一部スーパーマーケットが本棚のような陳列を始めて以来、個性的なカレー人気が爆発していて、今では身近なお店でも有名店のとてもおいしいレトルトカレーが手に入れられるようになりました。

そんな中、日本で最も高価なレトルトカレーこと、「都城華礼(みやこのじょうカレー)」を試食する機会に恵まれましたので、ご紹介したいなと。なお本文末尾にはこのカレーを味わえるプレゼント企画もありますのでお楽しみに。

日本最高額といえど…?

ぶっちゃけ、最近のレトルトカレーは控えめに言ってもものすごくおいしいです。もちろんそうではないものも存在しますが、無謀な地域おこし商品では無く、きちんとマーケティングされた、それこそ有名店監修のものなどは「えっ、レトルトでここまでやったら困っちゃわないの?」みたいな感想をもつこともしばしば。それくらいに、レトルトカレーの地位は高まっています。

とはいえ、高くても1,000円くらいですよね。それを超えるならちょっと高めのカレー店行くわ…というのが本音です。そこにきたのが今回の「都城華礼(みやこのじょうカレー)」ですよ。その値段、6,600円。おいおい、コース料理食べられちゃうよというのが本音ですよね。

とはいえ、値段がそれくらいするのには、理由があるのでしょう。聞けば「贈答品」としてもだいぶ喜ばれているという事実があるそう。贈答品で喜ばれるって、高い以上に「おいしい」という前提がなければダメなはずなんですよね。でもね、こういった地域おこし製品って、味わいが二の次なコト、けっこうあるんですよね。

カレーおじさん監修なら、カレーがおいしいのは確定(であるはず)

というわけで、さっそく開封です。とはいえそこはさすがのお値段。容器からして雰囲気が違います。

これ、レトルトカレー送るよ!と言われてこの容器が出てきたら、ビックリしますよね。しっかりと木製の箱に詰められたレトルトカレーであります。

中にはおいしさをより引き立たせるためのうんちくが書かれた紙も。かの高級肉「宮崎牛」をふんだんに使ったことがアピールされています。同時にカレー界の有名人、カレーおじさん監修であることも訴求されています。高級だからといっておいしいとは限らないのがこういった食べ物の世界ですが、こういった食について一家言ある人が監修していると、とたんに安心感が増しますよね。すくなくともその人の顔が立たなくなるような味になるわけがありません。ということで、この時点で既に「カレーとしてはまず間違いなくうまいだろう」という想像が成り立つわけです。

とはいえ、あくまでこの辺は想像の域をでません。これ以上は食べてみなければなにも話せないのです。となれば、やるしかないでしょう、湯煎を!

日本一高級だからといって、湯煎はいつもと同じです。鍋にお湯を沸かして、レトルトパックを入れ、5分ほど温めます。さすがにここで失敗するなんてことは考えられませんが、そこは高級食品、いつものレトルトカレーを温める時より、だいぶ緊張の度合いが高いです。自分自身の心の動きがちょっと面白い。

ちなみにこちら、湯煎〜盛り付けにかけて1つだけ注意点があります。

湯煎から開封前に必ず袋を10回以上振ること。それが約束です。おそらく内容が偏ってしまうのを防いだりするのでしょうか?ちなみにですが、別途金箔も付いておりそれもかける必要がありますが、この10回振るのに集中しすぎて、金箔かけるのを忘れませんように(僕は忘れました!)

これはカレーか、ステーキなのか問題

ということで、10回振りましてお皿にもりつけるわけですが、せっかくなので高級感を出すための小技をば。まずはご飯ですが、200g程度をお椀に一度入れ、形を作ってからなるべく平らなお皿に盛りましょう。平らといっても真っ平らではカレーがこぼれますんで、ゆるやかに角度が付いているお皿が良さそうですね。

続いてカレーを開けますが、6,600円を余すこと無く取り出すため、以下の方法などできれいに開封することをオススメします。まずレトルトパックの切断したいラインを折り曲げましょう。何度か折ると下り癖がついて、そこを切りやすくなります。続いて右から中央まで切った後、左からも中央まで切って、完璧に開封しましょう。これ、僕がいつもレトルトカレーで使っている技ですが、ものすごくカレーを盛り付けやすくなるのでオススメです。

今回のカレーでは、中身に大きなお肉が入っています。そのため、ゆっくりとお皿に盛り付けるようにしてください。勢いよくやると、お肉が飛び出してしまう可能性があります。

ということで、ドキドキしながら盛り付けた6,600円のレトルトカレーがこちらです。

なにこのお肉の大きさ!!!

説明書きによれば、これはかの高級な宮崎牛を180gも使っているとのこと。塊肉で入っているのはインパクトありますね。片方は脂身つき、片方は赤身という感じで、部位が異なるのも好印象です(全ての商品がそうなっているかは不明ですが)。

せっかくなので別角度からもう一度。

ちなみにご飯は200gです。お肉とご飯がほぼ同じ大きさってのがすごいですね。

とはいえ、こういったビジュアルのカレーって、お肉にお金かけ過ぎててカレーがいまいちだったり、そもそも高級肉でもレトルトカレーに入ってるとパサパサだったりすること、ありますよね。僕もそういうカレーに覚えがあります。どことは言いませんが。

ところがこの厚さが生み出すのは、お肉のジューシー感です。まさにブロックステーキ。レトルトカレーでこの感覚はちょっと新しいかもしれません。ナイフできると、肉汁が出てくるんですよ。

ちなみにあまりにもお肉が大きくてビックリしていたら、金箔をかけるのを忘れてしまいました。忘れずにかけましょう。金箔をかけて完成ですから。

ということで途中からかけました。金箔が味に及ぼすインパクトはまったくありませんが、「贈答品」「高級感」ということを考えると、この非日常感はすごいですね。カレーに金箔をかけたのははじめてです。金沢でソフトクリームやお寿司にかかってたことはありましたが。

カレーそのものもとても美味で、さすがカレーおじさん監修です。薬膳カレーを標榜しており、あっさり目の味付けながらしっかりとしたスパイス感とフルーツ感。なかなかこのタイプのカレーがレトルトになってるってないんじゃないかなという味わいです。主張しすぎないのでお肉との相性も良いですね。

気がつけばきれいに完食してしまっておりました。ごちそうさまでした。

非日常感を演出するカレーが送られてきたら

このように、都城華礼(みやこのじょうカレー)はそもそもカレーとしておいしいそのうえとして、宮崎牛を贅沢につかった唯一無二のレトルトカレーでした。コレは確かに日本最高額というのも納得です。

そもそもの設計が贈答を念頭においている、というのも納得です。非日常感を演出するアイテムとして使うとしたなら、こんなに意外性のあるものもないでしょう。

自分ではなかなか買わない。でももらったら嬉しいし、贈っても楽しそう。そんな個性際立つカレー、都城華礼でした。

日本一高級なレトルトカレー「都城華礼(みやこのじょうカレー)」|【都城市ふるさと納税でも購入可】

なお、こちらのカレーを読者向けに1点贈ってもらえることになりました。詳しくはTwitterのほうで発表しますので、こちらをご覧下さい。

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。