ガストン・ルーガのリュック3種類を比べてみた(プロペール、クラシック、クレッシー)【製品モニター】
昨年レビューの機会をいただき、周りからもなかなか好評だったガストン・ルーガのかわいいリュックですが、今回は全3種類のうち、残りの2種類もレビューする機会をいただきました。なんてありがたい!
ということで、ただいま我が家には3種類の全ガストン・ルーガが存在します。それぞれ比較してみますね。
ガストン・ルーガは3ライン展開
恐らくガストン・ルーガの主力3ラインのプロペール/クラシック/クレッシーを同時に試している人も少ないとは思いますので、それぞれ比較しつつレビューしますね。
共通の仕様
全てのガストン・ルーガに共通する点は目立つところで4点あります。まずは背中に「ガストン・ルーガ ポケット」と呼ばれる小ぶりの隠しポケットがあること。旅行時の貴重品や、日常のちょっとしたものを入れられます。
次に、内部の背中側にラップトップPCを入れるクッション素材のポケットとスマホなどの小物を入れるミニポケットが備えられていること。プロペールとクラシックは13から15インチ相当のラップトップPCが入り、クレッシーのみ13インチ相当までとなっています。
ストラップループが付いていて、ワンポイントとしてタグを付けられるのも全ての商品に共通する部分です。タグはカラバリがあるので、好きな色の組み合わせをすることが可能です。
最後に、底面に床置き用の金具がついていること。高級感ありますね。デザイン的にも良いアクセントです。ガストン・ルーガはこの金具を上手に使っている印象ですね。そのぶん重量は増しますが…。
あとは当然ながら肩紐の長さが調整できるとか、地味なところではフタをあけると巾着タイプになっているとか、ですかね。ガストン・ルーガの公式ではこのフタを空けたところの画がないので、ちょっと不親切です。
なお、キャンバス地の素材ですので、湿気にはあまり強くなさそう。防水スプレーをかけまくって利用するのがオススメです。
では、以下それぞれを比較しながら見ていきましょう。
プロペール/PRÅPER
まずは最初にプロペール/PRÅPERから。
スペックですが、サイズが30×42×15cmの、容量18L。厚手のキャンバス地が良い質感を出してますね。定価は24,000円です。
特徴的なのが鞄の開け閉めに使うフックで、締め具合を4段階で調節することができます。
プロペールを実際に使ってみた感想ですが、床に置くとフタの重さなんかの関係で巾着型に見えるんですが、実は長方形型でして、背負うと元の形に戻って箱形に見えるスタイルをしています。また、フタ部分の金具はけっこうな存在感で、ある程度の重さがあるため、個人的には取り回しに好き嫌いがあるかなと。
スタイルはとにかくかわいくて目を引きます。このオリーブ&ブラックはどちらかといえば男性向けのカラーリングですが、それでもこの雰囲気はとてもファニーで、とってもいい。冬よりは春あたりのスプリングコートにばっちり合いそうですね。自分ではわかりにくいですが、背負っているとき後ろから見た感じがとても良いのです。
カラバリは、この記事を執筆段階でこの6種。実はガストン・ルーガのWebサイトは、メンズ/レディースで同じ商品だけどカラバリの数が異なっていたりするので、両方チェックするようにしましょう。タグは赤など鮮やかな色にしつつ、本体はホワイト1色なんかも良さそうですね。
クラシック/CLÄSSIC
次に紹介するのは、クラシック/CLÄSSIC。2本のベルトが印象的な、その名の通りクラシックタイプのリュックです。
スペックは42×28×14cmとプロペールより細長く、容量も15Lと少し小さめ。定価はプロペールと同じく24,000円。
構造はけっこう面白くて、このガストン・ルーガの金属ワッペンの裏は、めくるとジップのミニポケットになっています。
正直に告白しますと、使ってしばらくするまで、ここがポケットになっていることに気がつきませんでした…。
実は2本に見える飾りのベルトは左右だけで無く上下でも独立している4本で、それぞれがマグネットボタンになっており、フタを止める役割となっています。メインの袋部分のフタ用に2つ、先に紹介したミニポケット用に2つってことです。ベルトそのものは飾りなので長さの調節などはできません。
使ってみた感想ですが、ミニポケットが小物入れとして重宝する感じでして、これはもっとアピールした方がいいですね。ガストン・ルーガの製品サイト上でもまったく触れられていないし、気がつきにくいのでもったいないです。
フタ部分のベルトの長さが調節できないのはデザイン面では仕方がないのですが、中身が増えたときに融通が聞かないため、いっぱいまで中身を入れることは避けた方が良さそう。また上フタのマグネットボタンを止める部分が先のミニポケットの上部と接しているため、場合によってはミニポケットが邪魔になって止めづらくなるのがちょっとストレス。ここはデザイン優先しすぎちゃった感じですかね…。
ただプロペールや後述するクレッシーもそうでしたが、この発色と背負ったときのかわいさは目を引きますね。やはりこれもデザイン重視で選ぶリュックです。
カラバリは記事執筆時で4色。以前はもっと派手な色も合ったんですが、いまは抑えめの、その名の通りクラシック感あるカラーがラインナップされているようですね。
クレッシー/CLÄSSY
クレッシーはガストン・ルーガの中でも最もコンパクトかつかわいい感じのリュックで、サイズは25×37×11cm、容量にして13L程度とかなり小柄。前述のとおり、13インチ相当のラップトップPCまでしか収納できません。定価も少しお安く22,000円。
ただし、それを補ってあまりあるこの豪快な色使い。写真はブラック&ピンクですが、他にもブラック1色、ネイビー&ブラウン、ピンク&ブラックと、かなりラグジュアリーな配色が設定されています。ネームタグのゴールドが映えますね。
こちらがそのカラバリ。ピンクをフタ(皮)にするか本体(キャンバス地)にするかでもずいぶん色も印象も異なりますね。
個人的にはこのピンク色は下品にならない仕上がりで、けっこう好き。このベルトも飾りで、長さの変更はできません。クラシックと同じくマグネットボタンでフタを閉める構造ですが、ベルトが1本+ボタン部分が少し小さめのため、ちょっと閉じづらいことがありますね。これもデザイン重視…!
リュックなので肩掛け紐は左右2本ですが、これはワンショルダーで背負ってもハマりますね。根本はリングのタイプなので、メインターゲットは女性なのかなって印象があります。男性向けのバッグではあまり無い構造ですよね。重くなるんだけどなあ。
他のタイプと代わり映えのないコメントで恐縮ですが、やはりこれもデザイン重視の設計。ガストン・ルーガは全てデザインが命のリュックです。Webサイトではレディース商品として扱われていますが、メンズが背負っても十分にハマると思います。
ガストン・ルーガの選び方
ということでまとめです。
個人的にガストン・ルーガのリュックは、
・好きな色
で選ぶのが正しいと思っています。3種類を試してみましたが、機能性には大きな違いがなく、あるとしたら容量の違い(最大18、最小13)ですが、これってデザイナーズものと考えられれば些細なことかなと。
だから、あえてここはメンズ/レディースという枠もとっぱらって、色で選ぶのが正しいと思います。
せっかくなので全カラバリを並べて見ます。
こうやって全てを並べると、なんとなく「あ、これ良いかも!」って個体が見つかりませんか?
ちなみにそれが僕にとってはプロペールのオリーブ&ブラックでしたし、今はカタログから無くなってしまったクラシックのピーコック(黄色1色!)でした。無くなってしまって残念。
ぜひお気に入りの1つを見つけてください!
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なお北欧から直送でやってきますが、送料無料の太っ腹仕様です。素晴らしい。
ガストン・ルーガ
ガストン・ルーガ – 公式通販リュック・バックパック [Gaston Luga]
Gaston Lugaさん(@gastonluga) • Instagram写真と動画
SpecialThanks
ガストン・ルーガさんから、記事執筆用に3種類のリュックを無償で提供してもらいました。ありがとうございました。記事については自由に執筆させてもらっています。
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