Y字デンタルフロスで得られるより完璧な歯磨きと朝の快適さ

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僕は子供の頃から歯磨きが好きで、気がつけば10分や20分歯を磨いていた、ということも少なくないくらいに没頭するタイプでした。そんなこともあって、永久歯についての虫歯はほぼゼロだったのですが、年齢的なものか、歯間の隙間が広がってきたこともあり、ついに昨年「前歯の歯間に虫歯の気配あり」という判定を受けてしまいました。

そこで導入したのが、デンタルフロスの初心者でも使いやすいというY字フロス(具体的にはクリニカアドバンテージ デンタルフロスY字タイプ)。実はこいつを導入してから、歯磨きがより完璧になり、さらには朝の快適さまで段違いということになってますので、そのあたりを紹介しておきたいと思います。

どれだけ高級な電動歯ブラシでも歯間の汚れは残る

ここ10年ほど、我が家では歯ブラシを手動から電動に変更し、主にソニッケアーを使って歯を磨いてきました。特に毎分31,000回という振動は歯の表面の汚れをほぼ完璧に落としてくれるため、歯磨き後のツルツル感が心地よく、導入後すぐになくてはならない存在となりました。

ところがここ最近、歯磨き後の快適さが少しだけ弱くなったかな?と感じることが多くなってきていました。特に違和感を感じたのが朝で、以前よりも朝の口内の快適さが落ちてきているような気がしたのです。

その原因は歯科検診でわかりました。前述のとおり、歯間が少し広がってきたこともあって、ブラッシングでは歯間の汚れが落とし切れていなかったのです。かかりつけの歯医者さんいわく、どれだけ高級な電動歯ブラシを使っても、またどれだけ丁寧に手動でブラッシングをしたとしても、歯間の汚れだけは別だとのこと。わかってはいて、だいぶケアしてきたつもりでしたが、歯の表面の黒ずみ(=虫歯の兆候)が発生してしまったことで、真正面から向き合わざるを得なくなってしましました。

そこで導入しやすい歯間掃除の道具、デンタルフロスを導入することになりました。

「これならつづく」手軽さが嬉しいY字フロス

これまでもデンタルフロスを導入しようとしたことはありました。しかしその度に、あまり良いとは言えない歯並びとデンタルフロスのやりづらさに、長期間続いたことがありませんでした。

とはいえ、今回こそはしっかりとケアしないと、ついに大人になって初の虫歯治療…ということになってしまいます。そこでFacebookにて知恵を募集したところ、教えてもらったのが今回紹介する「Y字フロス」でした。

Y字フロスの良いところは、通常のリール型フロスに比べた手軽さです。柄とフロスがセットになっているY字フロスは、ケースから取り出してすぐに使うことができます。

また柄の部分があるため、奥歯や斜めに生えている歯などの歯間にも適用しやすく、特に僕にとってはものすごくフィットする製品だということがわかりました。現在使っている「クリニカアドバンテージ デンタルフロスY字タイプ」は使い捨てではありますが、数回の使用に耐える耐久製があって、実際は使用後によく洗浄することで1週間弱は使うことができ、運用面でも悪くありません。

さらにですが、Y字フロスは鏡を見ながらフロスをするのが容易で、まさにフロスをしてゴミがとれたところを目視できます。ゴミがとれたところはゴミが出なくなるまで繰り返すわけですが、これをすることでより歯間の汚れを完璧に除去できるようになりました。

事実、このY字フロスを導入してから、あれだけ続かなかったフロス生活が続いています。既に半年以上は継続できており、これは「つづく」なと。実はこういう製品って、続けられることが重要ですよね。僕には手軽さと柄の存在が大きかったようです。

副次的な効果として、朝の快適さが訪れた

さて、虫歯予防のため、歯磨きをより完璧にするためのY字フロス導入でしたが、実際には副次的な効果があらわれてきました。それが「朝起きたときの口内の快適さ」です。

僕も40歳を過ぎまして、だんだんと唾液の量が減ってきていることもあり、口内の不快感、特に朝起きた時のそれは、年を経るごとに嫌な感じになってきていました。あれだけ長時間歯を磨いて、さらに液体歯磨きで口をすすいでから寝ても、朝には不快感があるのです。これはもう年齢的なもので仕方がないかなーと思っていたところ、解決してくれたのは(恐らく)このY字フロスでした。そう、Y字フロスで仕上げをするようになってからというもの、朝まで口内の快適さが続くようになったのです。

ということはですね、つまり朝の不快感を生み出していたのは、ブラッシングだけでは取り切れていなかった、歯間の汚れだった、ということなのです。驚きですよね。これまで何年も虫歯とは無縁で、歯ブラシもとことんやっているような状況でも、歯間には汚れがあって、それが朝の不快感を生み出していた、ということなんですよ。

結論としてはもっと早くY字フロスを導入しておけばな…というわけですが、まあ、いまからでも導入できたので良しとしましょう。

ということで、デンタルフロスって面倒だよね、とか、なんとなくつづかなくて、みたいな方には、このY字型のデンタルフロスを強く、つよーくおすすめする次第です。騙されたと思って使ってみてください。1週間続けば、驚くほどの快適さに気がつくはずです。

ちなみにですが、水圧で歯間の汚れを取る製品のように、最初の2週間くらいは歯茎から豪快に出血するような気がします。さらにですが、歯間から嫌な感じの臭いがすることもあると思います。でもこれはいわゆる「負の遺産」で、Y字フロスを続けているうちに感じなくなりますので、これも騙されたとおもって試してみてください。

なお、最終的には専門家に評価してもらうことが重要ですので、歯間ブラシを導入する前後で歯科医の診察を受けることをオススメします。歯間ブラシをしていると、歯科医のブラッシング評価がめっちゃ上がりますので、褒め伸びタイプの方にも強くおすすめする次第です。

クリニカアドバンテージ デンタルフロスY字タイプ