「熊谷珈琲」大宮区役所真裏のロースタリーカフェでほっと1杯

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新しくなり移転した大宮区役所兼大宮図書館のすぐ裏、歩行者専用道路となった参道沿いに、スペシャリティーコーヒーの専門店「熊谷珈琲(くまがいこーひー)」があります。既に10年以上この地でロースタリーカフェとして営業されており、また浦和のパルコに2号店を出すなど地域では有名なお店ですが、今回初めてうかがったのでご紹介。好みの豆もあり、ここは定期的に買いに来たいなと思わされました。

テイクアウトコーヒーは衝撃の190円!

熊谷珈琲はもともとカフェ主体で運営されていましたが、昨今のコロナ禍により、現在はテイクアウトと豆の販売が中心となっています。

場所は大宮区役所の真裏、氷川参道沿いの浅間町ハウスというアパートの1階です。浅間ハウスはだいぶ雰囲気あるのでこの辺では有名なのかな、と感じました。

さて、テイクアウト専門と言うことで外の窓口からオーダーをするわけですが、この日もひっきりなしに人が訪れています。これはもう間違い無く人気店ですね。

メニューをみるとさらにビックリ、なんとテイクアウトのホットコーヒー(ブラック、豆は日替わり)は驚きの190円。生クリームと砂糖を付けると250円になりますが、それでも安い。だってこちら、スペシャリティーコーヒーの専門店ですからね。ちなみにラテとカプチーノは370円です。

とりあえず今回は初回ということで、シンプルな190円のホットコーヒーをオーダー。作っているところを見ると、ハンドドリップではなく、エスプレッソを出してお湯で薄めるアメリカーノ型でした(というように見えましたが、たくさんのお客さんのコーヒーを作っていたので、違っていたらすみません…)。

スリーブには熊谷珈琲の名前からとった「熊」がいます。これはかわいい。見た感じ、季節ごとに変わりそうなスリーブですね。

味わいはアメリカーノらしく、すっきりさっぱりとした感じ。でもこれが190円なら驚きの味わいかなと思います。豆を見ると浅煎りのものも多く、サードウェーブ系の味を中心にしているのかもしれませんね。そうだとしたら、僕の好みなのでだいぶ嬉しい。

PROBAT社焙煎機で浅めに煎られた豆もいい!

売っている豆もだいぶリーズナブルで、ラインナップも好みな感じ。ということで、追加にて豆を購入します。ちょうどイルガチェフェの浅めの豆があったので買おうかな、と思ったら残念ながら売り切れとのこと。では近しい感じのオススメということで、今回は「グアテマラ ヴィジャウレ農園 ラスロマス 浅煎り」を購入。100gで930円。ちなみにエチオピア イルガチェフェが100g 700円だったので、標準的な価格かなと思います。

せっかくなので豆を用意してもらっている間に店内を見せてもらうと、そこには焙煎機がどーんと。有名なPROBATのガスのやつがありました。

買った豆は翌日にさっそく飲んでみます。

さらっとした味わいで、酸味と甘みがあとからやってくる感じ。ガツンとうまい!というのではなく、ジワジワうまいって印象ですが、飲み進めると甘みが引き立ってきて、これは面白いですね。全体的にとても上品。これは値段だけのことはありました。香りもとても良くて、乳製品との相性がすごく良かったです。

氷川参道沿いといえば常盤珈琲焙煎所がありますが、あちらが深煎り目の豆が多いのに対して、こちらは浅煎り目の珈琲が多いので、僕としてはこちらのほうが好きかもしれません。うーん、もっとはやく訪問すれば良かった。

ということで、大宮区役所に来た際には必ず寄ってしまいそう。いまさらな感じですが、またひとついいお店を見つけてしまいました。ちなみに浦和パルコに支店があるそうです。

 

熊谷珈琲 氷川参道本店

埼玉県さいたま市大宮区浅間町2-46 浅間町ハウス1F

営業時間:
火~金 10:00~19:00(オーダーストップ18:30)
土・日・祝 7:00~19:00(オーダーストップ18:30)

定休日 月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)