ドコモの「ケータイ補償サービス」はiPhoneなら絶対に必要だ…!?

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ドコモのケータイ保険的なサービス「ケータイ補償サービス」をご存じでしょうか。最大月1,000円の掛け金で、ケータイにもしものことがあった場合「最大1万円の支払いで準新品に交換できる」というサービスなのですが、今回お世話になることがあったので、紹介しておきます。

画面割れだけでも交換してもらえる

そもそもこのケータイ補償サービスは、故障や紛失、全損などが発生した際、サービス対象としているケータイの交換品をすぐに送ってもらえるというもの。使ってみるまで「壊れて故障しないと適用にならない」とばかり思っていたのですが、ドコモに電話してみたところ、画面割れだけでも十分に「故障」扱いで、交換の適用となりました。免責金額で交換費用として1万円はかかってしまいますが、交換される端末は、いわゆるリフレッシュ品で中身も新品相当に整備済み。バッテリーも新品、外装に至っても誰の手に触れていない新品です。なにそれ、めっちゃ良いじゃない。

申請して2日後にはもう到着

けっこう凄いな、と思ったのは、よくある保険のように「なるべく送りたくない(支払いたくない)」的なそぶりはまったくなく、「免責さえ払ってくれれば、すぐに交換品送るからサクッと交換しちゃってよ!」という気概をビシビシと感じること。

とりあえず交換の基準になるかどうかは電話すると良さそう。電話で交換可能認定されると、その後Webで申請するときWebからの交換認定手続きがSkipできるため、ものすごくスムーズです。認定手続きといっても、どんな状況で画面が割れたのかを聞かれただけなんですけどね。参考までに、僕の場合は、東京スカイツリーに遊びに行ったとき、上着のポケットに入れておいたらいつのまにか割れていた…というケースでした。画面割れだけで動作には影響しない故障なのに、ノータイムで交換OKになったので拍子抜けしちゃうくらいでした。

ちなみになぜ電話で最後まで手続きをしないかといえば、Web手続きすると免責金額が10%安くなるから。例えばiPhoneの交換なら、電話だと1.1万円の支払いが、Webからなら1万円になります。このことがあるので、電話口でも「Webから申し込んだ方がお得ですよ」と案内されます。なんて親切なんだ。

で、申請すると翌日、遅くても2日後には届きます。ちなみにゆうぱっくで送られてきます。

このカメラ金属部分にまったく傷のついていないまっさらなiPhoneを触るのは、なんともいえない気持ちの高ぶりがありますね。新型iPhone以外でこの体験をするとは思いませんでした(笑

データ移行してから故障機種を返送できる!

さて、このケータイ補償サービスで交換機種を送ってもらう最大のメリットですが、それは故障機種から交換機種へとデータを移す時間的猶予が発生することです。その日数、約10日。10日もあればゆっくりデータの移行ができますよね。

この10日以内に故障機種を指定の返送封筒にてポストに入れれば、本当に免責金額だけでほぼ新品にサクッと交換されちゃうんですよ。

実はこのケータイ補償サービス、ドコモショップでの交換も受け付けているのですが、その場で故障機種を渡す必要があります。これではデータ移行ができませんよね(その場でできるとしても、だいぶ時間無いですよね…)。

交換品を送ってもらう方式の場合、自宅でじっくりゆっくりとデーター移行できますから、急にiPhoneのアップデートが始まってしまっても安心です。特にiPhone同士の移行でも手作業が必要なLINEや、GoogleAuthenticatorの移行など、自宅で落ち着いてできるのはメリットしかありませんね。なにより10日間も猶予がありますので、速やかなデータ移行後、代替機種を数日使って移行漏れデータがないかどうかを確認する時間が取れます。ほんとーーーに便利。

AppleCareよりも有利な気がする

たとえばスマホがiPhoneだった場合、Apple独自のサポートプログラムである「AppleCare」が存在しますので、ケータイ補償サービスとどちらが良いのか悩みますよね。例えば僕の所有しているiPhone 11 Pro 256GB だった場合、ケータイ補償サービスと同等に盗難にも対応できる「AppleCare+」に加入すると、だいたい2万円弱がかかります。これはケータイ補償サービスの月1,000円でいくと、だいたい2年ほどの期間と同じですね。AppleCare側も2年間の保証ですから、だいたい2年でスマホを乗り換える人は支払い額がほぼ同じような感じになります。

ただし!ケータイ補償サービスのほうが有利な点がすぐに思いつくだけでも2つあります。1つは、2年を超えて3年でも4年でも、月1,000円を支払う限りはずっと有効なこと。2つめは、AppleCareでは基本が「持ち込み/送付修理」になるのに対して、ケータイ補償サービスではノータイムで「交換品が送られてくる」ということ。なんだかんだいって、手元からiPhoneがなくなる時間がないのは、とても楽でわかりやすいんですよね。

もちろんAppleCareにはiPhone発売元のサポートが受けられたり、バッテリー交換プログラムがあったりするわけですが、仕事でiPhoneを使っていたり、2年以上同一のiPhoneを使い続けるような環境であれば、まず間違いなくケータイ補償サービスのほうが使い勝手が良い気がしますね。とにかくポイントは、交換品が送られてくるというところです。

 

いちおう年に2回まで適用可能

このケータイ補償サービス、年に2回まで同じ条件で交換品を用意してもらうことができます。さすがに年に2回も壊すことは無いと思うのですが、安心ですよね。

ただし、個人的に恐れているのは、あまりにも良い体験すぎるので、これまでまったくスマホの画面を割ったことがなかった僕の「タガ」が外れてしまわないかということです。具体的には、容易に画面を割るようになってしまったらどうしよう…と自分を恐れています。気が抜けちゃうというか…。

とりあえず、交換品のケースはこれまでよりも頑丈なものにしました。これで次のiPhoneが出るまでは、このiPhone 11 Proで持ち堪えられるといいのですが。

ところがリンゴループ発生。どうなる?

ところが!この記事を書き上げたちょうど今日、なんと交換したてのiPhoneにてリンゴループが発生してしまいました。原因はわからず、とつぜんSIMでの通信が出来なくなってからの、強制再起動での症状発現。どうにもできませんでした。

幸い、SIMを抜くなどして3時間かかって起動をし、そこからSIMを刺すことで一旦は落ち着いていますが、またいつリンゴループが発生するかわからない状況です。

そこでドコモに問い合わせると、交換された交換電話機には6ヶ月の保証があるとのことで、再々度のiPhone交換となりました。次も送られてくるのはリフレッシュ品になりますが、ちょっとだけリフレッシュ品が心配になるできごとでした。ちなみに、ドコモの方も症状として「リンゴループ」の呼称を使っていたのが興味深かったです。

この再々交換品がどうなるかはまた改めてお伝えするかもしれません。

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