「サンラサー SANRASA」その存在のためだけに東新宿に行きたくなるカレーの店

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これだけデジタルが普及した現代でも、どうしても現地にいかないとその片鱗さえも感じることができない、それが食べ物です。食だけは、どうしても現地に行く必要があるんです。だから、良いレストランがある地というのは、そのままお気に入りの地になりがちです

そんなふうに、その土地に足を運ばせてしまうくらいのパワーをもったお店がありました。穏やかな味わいのインドカレーの店「サンラサー」は、店主であるMarikoさんの人柄もありますが、その存在のためだけに東新宿に行きたくなる。そんなインドカレーのお店でした

東新宿の奥地にその店はある

サンラサーがあるのは、新宿駅からは徒歩10分、東新宿駅からは徒歩5分ほどの、新宿の喧噪が少し落ち着いてきたあたり。そもそも東新宿は、ゴールデン街に通ったり、フィオーレの検診センターを使っていたころ以来なので、実に10年以上ぶりくらいの訪問です。そう、東新宿ってなんだか緣が無くなってしまった土地なんですよね…。

花園神社の前をとおり、文化センター通りに入ると…あった、ありました、こちらが噂のサンラサーのあるビルです。

今回はサンラサーといえばこの人!な友人の ねんざさんにアテンドしてもらいました。ねんざさんありがとう。

【東新宿】人気カレー店「サンラサー」のメニュー、予約方法、行き方のまとめ。|ねんざブログ

オープン前に到着すると、ビルの前には立て看板が。

PayPay使えます、お店は3階です、みたいなことがわかります。実は地味に重要なのが「スパイスの力で体調を整えて」ってところです。インドカレーというと、とかく刺激的なスパイスを求めてしまいがちな気がしますが、実はインドカレーの世界も奥が深く、というかインドの人だっていつも辛いものばかりを食べているわけじゃないんですよね。これは僕のカレーの先生である大宮のカーンさんに教えてもらったのですが、辛くなくてもスパイシーで体があたたまるようなカレー、あるんですよ。

サンラサーではそんな優しいインドカレーが食べられそう!ということで、期待が高まります。

サンラサーは立食の小さなお店

お店のある3階にはエレベーターを使って上がります。階段で行くと途中でブロックされてしまうのでご注意を。

3階ではすでに先着の方々が列を作っていました。サンラサーは6〜7人くらいが一度に入れるくらいな、カウンター立食のみの小さいお店です。なので、8人目くらいからは2巡目になる可能性があります。また、予約枠というのがありまして、Instagramを通じて予約をすることができます。詳しくはサンラサーのアカウントをご確認ください。

東新宿サンラサー(@mariko_sanrasacurry) • Instagram写真と動画

今回はねんざさんが事前に予約をしてくれていましたので、1巡目で入ることができました。本当にありがとうねんざさん

限りなく優しく、そしてどこでも食べたことのないインドカレー

ということで、スムーズに入店。メニューがこちら。

花山椒ポークキーマカレーを食べてみたかったんですよね。でも週替わりも気になるし…せっかくなので両方食べたいよな…ということで、手羽元の南インドカレーとのあいがけ(1,300円)にしました。アチャールも食べてみたかったので、メニューには載ってないけどおすすめだった「金柑」を頼みました!

わくわくしながらしばらく待つと…

でたー!こちらがサンラサーのカレーです!嬉しい。

まずは気になっていた花山椒キーマカレーを一口。こ、これは食べたことのないテイスト。まず前提として辛くない。でもしっかりとしたキーマカレーの味。続いて花山椒のピリッとした感じと、あの爽快な香りがぬけてきます。はっきりいって、めっちゃうまい。これは止まらない…!

手羽元もホロホロで、骨がスッと抜けます。お肉がジューシーでたまらない〜。付け合わせの野菜や酸味が絶妙な金柑のアチャールも食べつつ、山椒・山椒・手羽元みたいなペースで進んでいくと…あれ、もう終わってしまう!?いや、これは花山椒キーマが少し余りそう…初のカレーにテンション上がってご飯マネジメント間違ったかな…!?

みたいな想いを汲んでくれたのか、Marikoさんが「追加ごはん、いる?」とのお声かけ。うううめっちゃ嬉しい。よく見てくれています。ご飯とカレーは同時に終わらないとダメな宗派なんで、どうしようかと思っていました。お言葉に甘えて追加のご飯をいただきます。

ということで、無事にご飯とカレーを同時に完食。おいしかった…。

ところがところが、サンラサーはこれでは終わりません。

実は、デザートがうまいんですよ。ということでこちらも日替わりの抹茶黒豆ブリュレ(400円)を一つ。そして、さらにですよ、ここが重要なんですが、コーヒーが無料サービスです。マジすか。なんなら軽いお菓子も無料サービスです。サービス良すぎですよね…。

のりおのまとめ

この丸いお皿にカレーという宇宙があった

念願のサンラサーは、限りなく深く、でも優しさに溢れているカレーでした。帰り道で再び食べたくなるレベルで、これは職場の近くにあったら間違い無く通いますね。インドカレーって食べるのに気合いがいるというか、辛さもそうですけど、けっこう油分が多いじゃないですか。40過ぎてくるとそうそう頻度高くは食べられないんですよ。でもね、こちらのカレーはぜんぜんいけそう。なんというか、薬膳というか、アーユルヴェーダ感がありました。無性にPakkaのハーブティーも飲みたくなりました。

とにかく東新宿に行かなければならない理由ができました。次、いつ行こうかな。

なお、メニューとカレー以外は撮影禁止となっておりますので、ご注意を。

サンラサー

東京都新宿区新宿6丁目27-17
スタンドカレータイム11:00〜14:00
カフェタイム14:00〜15:00
土日月祝休み(ほかに臨時休業あり)
↑基本的には公式サイトのカレンダーを見ること

SANRASA(サンラサー) – 1日30食限定、そのうち10食は前日15時~先着予約制

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。