カナダが「For Glowing Hearts」を観光の新ブランドにしたその理由 #カナダ観光局
カナダには5年前に1度訪れているのりおです。当日はエア・カナダのキャンペーンが当選しまして、約1週間ほど、アルバータ州を中心にカナダの標高が高い地域を楽しませてもらいました。あまりの広大さにちょっと人生観が変わりました。
さて、そんなカナダが旅の新ブランド「For Glowing Hearts」を発表するということで、その発表イベントに参加してきました。ざっくりいいますと、カナダ最強のコンテンツは「カナダの人!」というメッセージ性の強い新ブランドということで、その発表会の様子をご紹介します。ゲストもたくさん。
日本とカナダは修好90周年
今回の会場は青山一丁目にありますカナダ大使館。実はここにくるのはもう4〜5回目ですが、相変わらずカッコイイ建物です。
今回のイベントは地下のホールにて開催ということで、ここは初めて訪れました。200人ほど?が入れそうなホールには、貴賓やメディア、ブロガーなどであふれていました。いつもの30人程度のイベントを想像していたので、これにはちょっとビックリ。
冒頭はまずイアン・バーニー駐日カナダ大使のご挨拶から。今年は日本とカナダの修好90周年にあたるそうで、旅を通じてよいよい関係を構築したい、というスピーチがされました。ラグビーカナダ代表の話(敗退後に釜石でボランティアをして帰った話)も紹介されまして、会場が沸きました。いいね!
これまでの旅、これからの旅
続いて観光局のモリーン・ライリーさんより、旅の変遷についてのご案内。
いままでは行くことが目的だったり、見ることが目的だった旅は、旅を通じて自分を変えたい、という体験とその後がセットになったものに変わりつつあるんだとか。これはすごく納得感があって、旅って空白地域(未訪問地区)の塗りつぶしのために行くわけじゃないんですよね。そこに行くには目的があって、それは自分の人生をより良くするためのもの。人間の成長にとって旅って大きな要素ですよねえ。
そこでカナダ観光局が提案するカナダの新ブランドが「For Glowing Hearts」。日本語にすると、心輝く旅へ。これは旅人の心の「変化」に焦点をあてているのだとか。
解説によれば「カナダへの旅が単なる旅行にとどまらず、そこで出合う人々や風景、特別な体験を通して、心が熱くなり、自分の中に新たな変化が生まれることを表現します」「その変化は旅行が終わった後も心に刻まれ、人生を歩んでいく『心輝く旅へ』とつながっていきます」とのこと。
そしてそこで重要なピースとなるのが、カナダの人々。自分達の物語を旅人と分かち合うことが大好きなカナダの人々と触れあうことで、自然と旅がより豊かになり、心輝く旅がはじまっていく…というのが、この新ブランドの趣旨になるそうです。
トークゲストは…ボンバー中澤と、高山都さん!?
続いてイベントはトークショーのセッションに。ここでは、ゲストとして元サッカー日本代表の中澤佑二さんと、女優の高山都さん…って、なんで中澤??
聞けば、いま中澤さんが指導を行っているラクロスは、カナダの国技なんだとか。なるほどなあ。そういうつながりか。さすがのアスリート、カナダにきて初めてスパークリングワインを飲んだという話には驚きでした。
一方で高山さんは雑誌「FRaU」の取材でカナダの東側を2週間旅してきたんだそう。プリンスエドワード島やナイアガラの滝といった王道の場所から、プロジェクションマッピングによる最新の観光地まで、流れる映像は大変に美しいものばかりでした。
おふたりともに、カナダの人のこまかい声かけがとても良くて、気分が上がったという話をされていて、なんとなく僕も以前のカナダ旅行を思い出しました。そういえば親切な人が多くて、停電のときとか、バスが止まってくれなかった時などに助けてくれたなあ、なんてこともありましたね。
MONKEY MAJIK生ライブまで
会の最後には、あのMONKEY MAJIKの生ライブまで。「空はまるで」などのお馴染みの曲を演奏してくれて感激でした。知らなかったんですが、なんと仮面ライダーゼロワンのベルトの声を担当しているのはこのプラント兄弟なんだとか。なんだってー!懇親会にもいらっしゃったので、やってもらえば良かった…。
カナダ料理で懇親会
会の最後には、会場を4Fに移しての懇親会。カナダ料理が振る舞われました。カナダ観光局やアルバータ州観光協会の懐かしい人々とも会うことができて、とても良かったです。ああ、カナダ良かったよなあ。
かわいいフォトブースなんかもあって、人気でした。
まとめ:カナダで人は変わるか?
最後に僕の経験からの話ですが、もし人に「カナダに行って何か変わるものがありましたか?」と聞かれたら、そは間違い無くYESと答えます。カナダのあまりにも巨大なスケールというか地球感は、あくまで地球に住まわせてもらっているという自分を再認識させてくれるんですよね。あれは強烈な体験です。
そんな日常をすごしているからか、はたまた多民族国家ゆえに移民やネイティブを受け入れる土壌があるからなのか、旅行者にもとても親切なんですよね。海外で助けてもらえるってだいぶ印象に残ります。
ああ、本当にいい旅行だったなと今でもすぐに思い出すことができます。
そういうことを含めて考えると、For Glowing Hearts は、カナダらしい体験を表現している、良い言葉ですね。ああ、またカナダに行きたい。
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