日本の数倍のスケール!カナダで見る鉄道は長くてデカくて迫力満点! #valberta
今回のカナダ旅行でもっとも長く滞在した街、バンフで印象的だったものといえば、そう鉄道です。全長1kmをゆうに超え、日本よりもはるかに巨大な貨物列車は迫力満点!
バンフ駅で貨物列車の通過を見守る!
さて、この日訪れたのはバンフ駅です。もちろん列車を見るためだけに来ました。
このバンフ駅、人が乗り降りするのに使われるのは週に何回かだけで、他には貨物列車が通過するのみ。なので出入りも自由な、わりとフリーダムな雰囲気となっています。
*本当はその貴重な客車を見たかったんですが、諸事情により断念
ちなみに、こちらを通過するのはカナダ太平洋鉄道(Canadian Pacific Railway)。カナダ2大鉄道のうちのひとつです。ちなみにもう一つはVIA鉄道といいます。
そもそもバンフの街は、このカナダ太平洋鉄道が通ったことでできあがった街なんです。
今回通過を待つ貨物列車には、時刻表などなく、いつ通過するかはまったくもって不明…。
時刻表の黒板も真っ白です。
そのためこの日もかなり待つことを覚悟して来たのですが、そこはタイミングだけで生きている僕のこと、ちょうど列車が通過するところという奇跡的な感じでした。
駅に着いたその時、轟音とともに貨物列車が登場。
線路上の動物が逃げるよう、耳をつんざくほどの大音量で警笛を鳴らします。なんでも貨物からこぼれる穀物を狙って、線路上に動物が集まりがちなんだとか。
余談ですが、これだけ音の大きい警告ですから、実際に現地でも警笛の騒音問題と希少な動物が轢死してしまう問題がぶつかっているそうです。ただやはり動物愛護の観点から、警笛の騒音問題をガマンする方向でみなさん暮らされているっとのこと。うーん、カナダならではのエピソード。国立公園内に住んでいることに誇りを感じている気がしますね。
縦にも横にもとにかく巨大な貨物が!
この通過する貨物がとにかくでかい!小さく人が写り込んでいるの、わかるでしょうか?2階建て…いや、2.5階建てくらいの建物が延々と走っている、そんな印象を受けます。
スプレーアートされてしまった貨物もありました。でもこれはこれでいい。なんかすごくいい。
この貨物、でかいだけじゃなくて、とにかく長い!でもあります。平均で2kmくらいはあるそうですよ。びっくりですよね。開かずの踏切とか目じゃないです。開かない踏切です(笑
駅のすぐ脇にも踏切がありますが、閉じたら最後「あきらめる」とは地元ガイド談。
踏切の形は日本と同じなんですねえ。
ということで、待つこと数分、やっと最後尾の機関車を見ることが出来ました。長かった(笑
この貨物のあまりの長さが体験できる場所があるのですが、そちらはまた改めてご紹介します。
関連リンク
>カナダ太平洋鉄道 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/カナダ太平洋鉄道
>Canadian Pacific – Canadian Pacific
http://www.cpr.ca/en/Pages/Default.aspx
ビジットアルバータ #valberta とは
エアカナダとアルバータ州のキャンペーンで航空券があたり、それによって念願のカナダに来ることができたコンテンツです。
観光の一部では、アルバータ州観光公社よりガイドツアーを提供してもらい、ブログ記事にしています。提供していただいたガイドツアーは記事中に銘記しておりますが、記事の内容はあくまで個人の感想となっています。