ブログを丸17年やってきて見えているもの、いまだ見えないもの

読み物anniversary

2000年の9月9日に開始されたこのブログ(当初はニュースサイトというジャンル)も、気がつけば丸17年を突破して、18年目に突入しています。厳密に言えば情報発信としてはそれより前からしていたのですが、単一サイトにて、過去のあれやこれも引きずりながら17年も続けていると、やっぱり色々と見えてくるものがあるんですよね。ということで、その見えてきたものと、いまだに見えないものをざっくりまとめておきました。

なお、誰かの役に立つかどうかは、わかりません。

 

継続により得られたもの

さすがにこれだけ長くやっていると、継続によって得られるものがたくさん見えてきます。たとえばアクセス数。毎日複数更新しているネタフルやnarinari.comとは比べものにならないとは思いますが、2004年や2008年でいまだに毎日たくさんアクセスされる記事なんかがあると、積み重ねの重要さを感じますね。基本的にアクセス数ってチリツモ系だと思いますので、こればかしは継続がもっとも確実にリターンを得る答えなんだとは思ってます。

また、継続することで得られる最も重要なのは、人脈といか、仲間ということも言えると思います。さすがにこれだけ長くやっていると、ブログを通じての知人ってそこそこ色々なことをやっている人ばかりになってきています。しかもネットを通じた交友関係って、年齢や趣味嗜好を超えたところがあるので、ジャンルとして本当に多様なんですよ。だから、「あの件はあの人に相談しよう」という選択肢がめちゃくちゃあります。これは本当に続けてきて良かったというか、ありがたいなという話ですね。また、普通に考えたら大学卒業したあとにこんなに友人増えたりしないと思うんですよ。こればかしは情報発信してきたことさまさまだなと思いました。

もちろん継続することで、ある程度の信頼というものも得られるようになります。もちろん過去を全て見られた上でのことなので、継続=信頼ではないのですが、やってきたことがある程度の説得力をもつ場面というのは、少なからず存在しますよね。

 

継続によって失ったもの

一方で継続によって失うというか、めんどうなことになるものもあります。たとえば10年前にあるサービスについてネガティブな発言をしていると、それがまわりまわって自分に返ってくるがあったりするんですよね。もちろんネガティブな発言をする権利というのは誰にでもあるし、ブログにはポジティブなことばかりを書くものでも無いのは当たり前です。ただ、その書き方というか、やりくちが相手にとってあまりにもショックだと、やっぱり遺恨を残すわけです。もちろんこのことを認識したうえで、そういった書き方をするのも手段のひとつではありますが、もしチャンスを最大化したいがためにブログをやっているのであれば、このあたりは気をつけた方がいいのかもしれませんね。かっこわるいかもしれないけど、溜飲が下がったら記事を下げる、みたいな方法もあるとは思いますよ(魚拓されちゃうこともあるとは思いますが)。

もしどうしてもガマン出来なくて、憎悪を世間に情報公開することで発散したいのであれば、別人格の別ブログを作ったほうが、長い目で見て平和だと思います。もちろん、その人のキャラクターにもよるんでしょうけど。ブランディングとしてどうかって世界なので、それがプラスになる人もいます。だけど、全ての人ではないのです。誰を真似するかは、大事な判断ですね。

また、当然ですが、ブログを書くという作業は1日のいくらかの時間を奪いますので、何か他の時間を失っています。僕の場合は寝る時間ですね。今の場合、家族が寝た後くらいにブログを書くので、だいたい1日の睡眠時間は3〜5時間以下になります。これはまあ仕方がないかな…。

あとは実名でやっていることにより、きっと僕の気がついてもいない失っているものがあるような気はします。例えばこういった界隈に縁遠いような実家のほうの古い友人や親戚筋からは、いろいろな誤解を受けているかもしれません。「ネットワークビジネスって儲かるんでしょ?」みたいなことを聞かれたこともあります。インターネットの仕事=ネットワークビジネスだと考えている人ってまだいるんですよ…。なんで講師の仕事とか、露出とかは、なるべく積極的に受けて、まっとうな仕事してますよ感は出したいなと常々思っています。幸いにしてブロガーというものの地位というか社会的な立場はだんだんと良くなって来ている気がしますが、それでもまだ短い歴史しかないジャンルなので、その界隈の信頼も崩れるときは一瞬ですよね。これは気をつけていきたいところ。

実名の話で行くと、子供がもう少し大きくなったとき、親の名前で検索する可能性は多分にあるので、このあたりは気になりますよね。見えないものってのは、この将来への影響です。可能な限りは清廉潔白でいたいとは思います。炎上してPVを稼いでいくのって、なんだか自分の一挙手一投足で見えている範囲だけとはいえ世界を動かしている気がして楽しくなっちゃうとは思うんですが、親兄弟ならまだしも、自分の子供が親の名前で検索したときの結果を見たとき、がっかりしないぐらいではいたいなと願うわけです。自分の発言だけでなく、周囲からのネットでオープンになっている自分への言及含めて。おまえ、若い頃もっとやんちゃだっただろ?とか言われそうですが、やっぱり30歳くらいになるとそういうこと考えちゃうんですよね。そんな僕ももう来年40ですからね。びっくりです。

ということでとりとめもないですが、また1年、とくにいままでと変わらず更新していきたいと思います。

 

かしこ。

 

17年経っても見えないもの

(追記)なんてまとめておいて、見えないものへの言及がぜんぜんなかったですね。

見えないものは、簡単にいうと5年後、10年後のブログの立ち位置ですね。まさかこんなに長くやっていけるとも思っていなかったし、いまこういう状況にあるというのは、当時想像もできませんでした。だから、数年後のこともまた想像できない、ってのが正しいかなと思っています。わかることといえば…無くならないだろう、ってことくらいかな。

ということで、今度こそ。

 

かしこ。