「FOUNDRY」エキュート大宮にできた旬の果物至上主義のケーキ店に期待する
異論はあると思いますが…。
エキュート大宮に足りないものがあるとすれば
・ラーメン店
・毎月利用したくなるようなケーキ店
この2つだと思っていました。前者は最近の飲食店入れ替えでも変化がなかったので絶望的なんですが、後者はついに解決しそうな雰囲気が漂ってきました。
スイーツ界では有名なプレジィールの運営する新業態「FOUNDRY」ができたからです。これは…素晴らしい！
「旬の果物」にとことん拘っているらしい
近頃のケーキ店は個性的なところも多く、各々が必殺の逸品をもっていたりしますが、FOUNDRYは「これ！」というケーキよりも「今はこれ！」という、旬の素材にこだわった商品展開をしていくようです。
公式サイトによると
現代では生産技術や冷凍技術の発達により、季節に関係なく、
食べたい時に食べたいものが手に入る、便利な世の中になりました。しかしながら、便利さや手軽さを手に入れた反面、失ったものもあるのではないでしょうか。
それは、
作物がいちばん美味しい時期に、自然の恵みに感謝しながら食べる
日本が育んできた「旬」の文化。農家の方々が自然に感謝しながら、自然の摂理に従って収穫する。
元来日本人が大切にしてきた「旬」の文化を、時代が移り変わっても大切にしていきたい。
ということで、なかなか気合いが入っていますね。
僕は知らなかったのですが、既に何店舗か展開されているようで、知人の中にもここのファンという人が何人かいました。
さて、そんなFOUNDRYがいま「旬」として取り扱っているのは、桃とアップルマンゴー。どちらも今だからこその美味しさがある果物ですよね。
正直、お値段はけっこう強気で、ワンカットが700円以上のケーキばかり。ただ、果物を買っていると思えばわりと納得感はあるかもしれません。
桃もおいしそう。
ということで実食です
気になるモノは全て買って帰る主義ですが、まだオープンしたてということで、売り切れがいくつか。ということで、今回実食したのは3種類です。残念ながら、一番購入したかった桃のショートケーキは売り切れでした。
まずはアップルマンゴーを使ったショートケーキ。スポンジの中に果物が入っていないのは個人的にマイナス点ですが、（注 ショーケース写真だと入ってますね…でも上記写真撮を見ての通り、入ってなかったり気がする…？）それを補ってあまりあるマンゴーの迫力。このサイズを4つも載せられたら降参ですよ。
生クリームは阿寒湖酪農家の材料を使っているとのことでしたが、さっぱり目でフルーツを生かすタイプ。これは好印象ですね。スポンジは標準的でしたが、クリームと同じく脇役に徹している感じ。
印象としては、高野フルーツパーラーや千疋屋で食べられるケーキやフルーツサンドに近いかな？
こちらは桃のヴェリーヌ。果物とゼリーがグラス形状の容器に入っています。ケーキというよりはサンデー系スイーツですね。ちょっと食べづらいので僕は▲。
一番好印象だったのがこちら、マンゴーのタルト。これは文句なしにおいしい。公式サイトによれば、旬をうたいつつもスペシャリティがアップルパイと書いてあったので、この手の焼き菓子のほうが得意なのかもしれませんね。ただしお値段は900円超ですので、果物好きじゃないと躊躇するかもしれません。お土産としてはグッドだと思います。
追記：桃×紅茶のタルト、ショートケーキなど
先日買えなかった商品も購入する機会に恵まれましたので、こちら実食レビューを足しておきます。
こちら紅茶と桃のタルト。個人的にはこちらのお店でいままで食べたケーキの中では一番美味しい。ふんわり紅茶の香るタルト部分と桃は相性が良くてとてもいい感じ。これは確かに売りきれる。
旬の桃はぷるぷるつやつやで甘くて香りが良くて、こちらもグッド。
一方で桃のショートケーキ。
豪快に桃が5切れも乗っています。マンゴーのケーキと同じく、スポンジとクリームは主張しないタイプなのですが、桃の甘さがちょっと足りなくて、こちらは物足りなかったかも。個体差あるので仕方が無いのかな…？
ということなんですが、同店ではすでにマンゴーは終わりイチジクのシーズンがはじまっています。桃も近日中に終わるのでしょう。これは毎シーズン買ってしまうかもしれません。やばい、術中にはまっていますね。
のりおのまとめ
個人的に果物ケーキが好きなので、これはちょっと今後も期待しちゃう感じですね。
駅経由の場合はここ、休日に買うのはアングランパ、ということで、これから使い分けるようになりそうな予感です。次の季節は…梨とかくるかな？楽しみ。
FOUNDRY（ファウンドリー） エキュート大宮
大宮駅 中央改札(南)内
営業時間 月～土 8：30～22：00 日・祝 9：30～20：30
電話 048-648-3861