リトミシュルのフードフェスティバルで最高にうまいチェコ料理と無料ビールを飲む! #visitCzech
チェコ政府観光局の企画で招待された春のチェコでは、プラハ以外の魅力を探してチェコ国内を旅しました。なかでも「舌」にそうとうのインパクトを残してくれたのがこちら、僕イチオシの町「リトミシュル」にて開催されていたフードフェスティバルです。チェコの料理、まじ、うまい。
リトミシュルのフードフェスティバル
こちらリトミシュルの町は、プラハから約2時間ほどの小さな町。とはいえ、大作曲家スメタナの生家があったり、世界遺産のリトミシュル城があったりと見所には尽きないスポットでもあります。なにより町の姿がたいへんにファニー。かわいいのです。これについては冬のレポートをご覧下さい。
リトミシュル…これから多くの人が知り訪れることになるであろうチェコのかわいい街 #visitCzech #チェコへ行こう #link_cz [エアロプレイン]
さて、そんなリトミシュルに訪れたタイミングにて開催されていたのが、チェコでも有名といわれているフードフェスティバル。なぜここで開催されるのかといえば、リトミシュル出身の有名な女性料理研究家「Magdalena Rettigová」にちなんで。そのため、イベントの名前も「Gastro festival Magdalena Rettigová in Litomyšl」が正式名称になっているそう。
そんな今回は、チェコ政府観光局から300コルナのお小遣いをもらいまして、このフードフェスティバルを自由に楽しむこととなりました。ちなみに300コルナって日本円にするとだいたい1500円くらいですが、チェコは物価が安いので、これだけあれば満腹になった上にお釣りが来ます。
さて会場で最初に見つけてしまったのがこちら、寿司(っぽいなにか)です。うんうん、どこの国のフェスに行ってもあるよね。リトミシュルのそれでは日本人が料理担当しておりました。
ということで気を取り直して、チェコ料理の海にダイブ!
まずはチェコビールを調達してきまして乾杯!(現地では「ナズドラヴィー」)なんですが、なんとなんとこのビール、日本人旅行者ということを気に入ってくれたのか、無料でした。なぜ!?しかも、何杯飲んでも無料。太っ腹すぎる!なおお金をはらったとしても30コルナでした。やすすぎんだろ…。
お料理はまずこちら。チェコの川魚を揚げたものです。独自のスパイスがかかっていてスパイシーなのですが、さらにタルタルっぽいソースがかけられます。
これが…激うまい。めちゃくちゃうまい。最初っからうまいうますぎるうまいうまい。
こっちはチェコの大きな川魚を鉄板でじっくりと焼き上げたもの。こちらも独自のスパイスがかかっていて超絶うまい。というかこれは最近食べた魚料理の中でも突出したうまさ。うはー。
魚の種類は謎だったんですが、帰って調べたところだと「パイクパーチ」って魚っぽかったです。この魚は淡泊なんだけど脂が乗っていてスパイスで焼くのにピッタリでしたよ。しかもこの大きさで300円くらいってどうなってるのチェコ(だいたい鯉1匹くらいのサイズ)。
ネタ的に寿司も買ってみました。ネタだけに。やはりネタ的な味でした…。チェコでは現地料理がおいしいから、日本食食べたいとか思わないんですよね…。
ブロガー仲間が買ってきたこの謎チーズ料理もおいしかった。ベーコンのカリカリ具合が絶妙で、チーズとよくあうんですよ。ビールがすすむすすむ。そんなビールは無料でサービス。天国か。ここは天国なのか。
ラヴィオリ的なりょうりもたいへんにおいしい。チーズが濃厚なんですよ!
ジャーマンポテト的な料理も間違い無し。ドイツの隣の国ですからね。ビールが進む進む。そしてそのビールは…。無限ループかー!
チーズ入りのソーセージも濃厚で…これがまた…。なんなのチェコ、このおいしさ、なんなの。
パン入りのビーフシチュー的なもの。ああ、おいしい。
ここまで全てお手軽価格の料理です。というか、そういうものばかりを食べるフェスティバルみたい。チェコの伝統的な食べ物なんですが、現地の人がめちゃくちゃ多いのも印象的です。
何杯目かでビールを変更することにしました。というのも、このカップの構造に興味があったから。
なんだこれはー!!!!
そうなんですよ、カップにフックがついていて、好きな場所にひっかけることができるのです。当然ですが、両手があきます。これ、なんで日本にないの。ビアフェスなどで絶対に流行るよこれ。
ジーンズのポケットにもジャストフィットでした。
グラーシュコンテストで日本のアレを発見!
フードフェスティバルは近隣のツワモノが出典して自由な料理を提供するものでしたが、リトミシュルの中心にあるスメタナ広場では、チェコの伝統料理「グラーシュ」の味わいを競うグラーシュコンテストを実施していました。
グラーシュは牛肉をスパイスで煮込んだもので、濃厚なビーフシチューみたいなものですね。
なんだか知りませんが、半分くらいコスプレしている人たちがいたのも印象的。ほとんどのグループが炭火で調理を行っていて、そういう伝統的なレギュレーションなのかもしれません。
彼らが作っていたグラーシュは…なんとカレー。しかもまごう事なきジャパニーズカレーです。なんでもメンバーの中で日本に行ったことのある人がいて、そこで食べたカレーに感銘を受けてしまったのだとか。というか、あるレギュレーション内であればカレー作っても大丈夫ってのが、緩い!というか、面白い!
なんかみんなで面白おかしく、でも真面目に料理コンテストやってるのが最高です。
刑務所コスプレチーム。近づくと牢屋に入れられてちょっかいを出されます。見事に出されました。
このおじさんと仲良くなった。右側で見切れているおじさんはたくさんお酒をついでくれました。
料理コンテストの結果は見届けることができなかったのですが(そして残念ながら味見もできなかったのですが)なんだかみんな楽しそうで、すごく良かったです。このイベント、ほんといい。いまのところリトミシュルにいい思い出しかないよ。
チェコの底力を感じる
それにしても。1地方都市の1イベントがこんなに盛り上がっていて!というのは、なんだか不思議です。日本だとB級グルメに行っちゃいがちですが、チェコは地元料理(寿司があったけど)でみんなが楽しくイベントやってました。これでいいんだよなあ。
ちなみに↑の写真はスコットランドから遠征してきたお酒メーカー。他にもいくつか国外参加グループもいましたんで、国内外のこだわりはそんなにないみたいです。
でもいいんですよ。チェコ料理がうまいから。すごくいいプロモーションになってますね。
世界遺産があるとはいえ、リトミシュルは本当に小さな町。そこでこれだけ盛り上がっていることに、なんだか日本の田舎出身者として、軽く嫉妬しました。
チェコ、いいね。ほんといい。料理もうまい。いい国だ。
これまでのチェコの記事はこちらから。
Czech Republic – マグダレナ・ドブロミラ・レッティンゴヴァーの食の祭典・リトミシュル
スペシャルサンクス
今回のツアーを主催してくださったチェコ政府観光局、我々を受け入れてくれた各都市のガイドさん、ホテル、各施設の方々に感謝します。 Czech Republic – 旅費、宿泊費、食費、アクティビティ費をチェコ政府観光局に負担いただいております。公開される記事はブロガーの主観にまかされています。 また現地での回線を提供してくださったグローバルWi-Fiさん、スーツケースを提供してくださったレンタルサービスのアールワイレンタルさんにも感謝します。僕の旅では欠かせないコンビです。 海外WiFi レンタル | 海外WiFiならグローバルWiFi スーツケースレンタルは日本最大級の【アールワイレンタル】
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