リトミシュル…これから多くの人が知り訪れることになるであろうチェコのかわいい街 #visitCzech #チェコへ行こう #link_cz
チェコにある、ほとんど知られていない街(というより村に近い)「リトミシュル(litomysl)」は、おそらくこれから日本で流行るのではないか?と思えてならない、なんともいえないかわいさのある街だった。
訪れた人が「チェコで一番良かった」と口をそろえてしまうというリトミシュルの秘密とは、いかに。
(昨年の12月に訪れた、チェコ政府観光局と編集長をつとめるLinkトラベラーズの企画による取材より)
コンパクトな街、どこを見ても風情ある風景
リトミシュルは、人口がほぼ1万人。これは東京都であればギリギリで「町」、一歩間違えれば「村」になってしまう数だ。面積は33平方キロメートルとそこそこの大きさなのだが、実際に人が住んでいて観光として訪れるような場所は、おそらくテーマパークほどの広さと変わりが無い。相当にコンパクトなのだ。
街の特徴といえば、かのスメタナが生を受けた地であること、中心にあるリトミシュル城が世界遺産に認定されいること、くらいかもしれない。
そんなマニアックでコンパクトなこの街が、なぜ人を惹きつけるのだろうか。チェコ政府観光局のスタッフによれば、取材に訪れる人に聞くと、だいたいの人がこの街を最も印象的だったと挙げるらしい。
街は本当にコンパクトな上に、昔ながらの石造りの建物であふれている。
赤や茶色の屋根が多い、チェコらしい風景。
道は全て石畳。大通り以外はすれ違うのがギリギリくらいの幅の道路ばかり。
何気ない居酒屋の雰囲気ひとつでも、なかなかのものがある。
実は芸術にも力を入れていて、街の中には奇妙なモニュメントがいくつもある。
Instagramのアイコン?
万力?ベンチに?
大通り沿いの通りは、石造りのアーケードになっている。この通りの雰囲気の良さは格別だ。
アーケードの中はこのような感じ。夜でも明かりがあるので怖くない。雨にも濡れない。というか、チェコに来てあまりの治安の良さに驚いている。
ふつうの薬屋でさえ、この雰囲気。
街の本屋でもこの出で立ち。老夫婦が経営。ここでチェコ語の絵本を購入した。こんなに地方の小さな本屋でも、しっかりクレジットカードが使えるので、大変にありがたい。
チェコの散歩道とでも言いたくなるほど、気持ち良い早朝の散歩。
夜は夜で該当の明かりが石畳と石造りの建物に反射して美しい。見ていただければわかると思うが、看板など余計なものはほとんど存在しない。
歩くだけで気分がいい。
教会の裏に秘密の階段があって、大幅にショートカットができた。しかし閉まるのもはやかった。
チェコらしくマイクロブリュワリーも存在する
チェコは1人あたりのビール消費量が圧倒的世界1位の国。それを支えるのは、プラズドロイことピルスナー・ウルケルという大きな存在と、国内各所に存在するマイクロブリュワリー。もちろんリトミシュルにもマイクロブリュワリーが存在する。それがこちら「Veselka」だ
地元の作曲家「スメタナ」の顔がロゴになっている。
味はマイクロブリュワリーらしく、ワイルドな感じ。
見学できるというので、醸造スペースを訪れると…とてもコンパクトスペースで全てが行われていた。2DKくらいの住宅みたいな雰囲気を想像してもらうといいだろう。
タンクもコンパクト。
それでもしっかりとピルスナータイプのビールを作っている。
最近のブリュワリーらしく、金属では無くラバー素材の樽を使っていた。
見学のあとはリトミシュルを少し街歩き。
それにしてものどか。ヨーロッパの小さな街で、のどかな時間を過ごしているのは、なんともいえない満足感を与えてくれる。
次は美術館だ、と聞いていたのに、一行が訪れたのはこの家屋。ここが?
のんびりのどかなコンテンツの多いリトミシュルだが、際だって変化球なのがこちら、ヨゼフ・ヴァーハル氏が家中にペインティングしたものをそのまま美術館として公開している「ポルトモネウム」だ。
ザ・サイケデリックな「狂気」が360度から迫ってくる、この迫力!
天上にもすきまなくびっしりと描かれている。
もちろん机や椅子にも、びっしり、だ。
このメンタルにタバスコソースをドバドバかけられているような、この感覚はなんなんだ。
のんびりと歩いてきたリトミシュルにおいて、この刺激はやばい。振れ幅が大きい。
なかなか日本ではお目にかかれないタイプの芸術なので、新鮮さもあった。
また、リトミシュルで夜に訪れたい場所のひとつがこちら、教会である。いわゆるタウンホールというやつだ。
この教会、よーく見ると先端から何かが出ている!?
中にはいると答えがわかる。こ、これは何?
なぜかこちらの教会では、清水寺のようにレーザー光線を発していた。
しかも1本では無く、2本。このレーザーで十字架を表現しているそう。ざ、斬新すぎる。これだけ見ても、チェコのひとはとてもリベラルで、柔軟性に富んでいる印象だ。
明らかに中ボス的な雰囲気のある、2人の像。
さらに地下では、顔の部分に鏡が仕込まれていて、自分の顔が聖像に写るというしかけまで。これはやり過ぎ(笑
こんなに雰囲気満点の教会だが、子どもが自作した模型を飾ったり、きちんと街で愛されていた。実際リトミシュルでは街に1つしか教会がないわけだが、するとどうなるか?全ての宗教を受け入れる度量があるらしい。なんという街の教会!
のりおのまとめ
最初は世界遺産の城しかない街かと思ったのだが、歩けば歩くだけ魅力が見えてきた。そのうえ、コンパクトでかわいい街並みは、1〜2日で楽しむのにはぴったり。これは訪れた人が口を揃えて「最高です」というのもうなずける。
リトミシュル、これから間違い無く日本ではやっていきそうだ。
チェコのリトミシュルでスメタナの生家かつ世界遺産の城に泊まる超体験 #visit_Czech #link_cz #チェコへ行こう [エアロプレイン]
リトミシュル
スペシャルサンクス
今回のツアーを主催してくださったチェコ政府観光局、我々を受け入れてくれた各都市のガイドさん、ホテル、各施設の方々に感謝します。 Czech Republic – プラハ
また現地での回線を提供してくださったグローバルWi-Fiさん、スーツケースを提供してくださったレンタルサービスのアールワイレンタルさんにも感謝します。僕の旅では欠かせないコンビです。 海外WiFi レンタル | 海外WiFiならグローバルWiFi スーツケースレンタルは日本最大級の【アールワイレンタル】
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