フェリーに乗ってアイラ島へ上陸。あこがれの島とボウモアコテージ #夢見た英国文化

2015/11/06おいしいものだけ紹介します(食全般),イギリス/英国,写真に関するScotland,お酒,ご招待,アイラ島,アイラ島(Islay),ウイスキー,ジュラ,ボウモア,独自取材,蒸溜所,蒸留所

Landing to Islay by ferry#夢見た英国文化

Rabbie’sによる4日間アイラの旅はフェリーに乗船。アイラ島までもう少し!のところまで来ました。

前回の記事はこちら。


エディンバラからフェリーの出航するケナクレイグへ、オーバン蒸溜所経由のアイラ旅 #夢見た英国文化

 

Landing to Islay by ferry#夢見た英国文化
初めてのフェリーにテンションをあげつつも、2時間の航路は淡々と進みます。

航路はこんな感じを予定。

 

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フェリー内では夕飯を食べたのですが、残念ながら味はいまひとつでした。とにかく量がめちゃくちゃ多いです。フェリー内での食事には味・量ともに少し注意ですね。

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もちろんウイスキーも飲むことができます。

 

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さて、食事も早々にして、フェリーの探検です。フェリーのなにが素晴らしいって、景色ですよ。

Landing to Islay by ferry#夢見た英国文化

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大型船らしく揺れはすくなく、大変に写真も撮りやすいです。

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これはもしかして、ジュラ島ではありませんか?3つこぶがあるのはジュラ島の印。ジュラ島といえば、アイラオブジュラですよね。あれはクオリティ高い。残念ながら船から蒸溜所は見つけられませんでした。

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夕暮れです。アイラ島と夕陽。美しい。ああ、僕はこれからあの島に上陸するんだなあ…。

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ところでこの船、ポートエレンに行くものだと思っていたんですが、どうも景色がおかしい。ジュラ島、アイラ島がそれぞれ進行方向の左右に分かれているというのは、地理的におかしい…。

と、ここで気がついたんですが、実は行程を少しゆるめて、フェリーが1本遅いものに変わっていたんだそうです。この柔軟さ。すばらしいねrabbie’s。ちなみに島は小さいですから、港が移ってもあまり旅への影響はありませんでした。

 

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そうして夕闇迫る中、見えてきたのは…アイラ島を物語る、白い壁の家々!きた、ついにきた、我々はアイラ島に来たのです!!!!

この感激を何と表現して良いのかわかりません。22歳、ハングオーバーでの、ラガブーリンとの出会い。そこからはじまったシングルモルトウイスキーとの関係。いろいろなコミュニティもモルトが繋いでくれました。飲み過ぎて体を壊したこともありました。数年前からはじめた蒸溜所巡り。そのひとつの節目が、このアイラ島ツアーになることは間違いないでしょう。

ちなみに上陸はポートアスケイグでした。航路はこんな感じ。確かにアイラ島とジュラ島の間を通ってますね。

 

そして…ボウモア蒸溜所とコテージへ

ポートアスケイグから車で走ること20分。もはや島は暗闇のため、どこをどう走ったのかは良くわからないのですが、地図でいけば港からボウモアまでは一直線。つまり最初の目的地はボウモア蒸溜所です。といっても見学のためではなく、宿泊するため。そうこのツアーは皆が蒸溜所のコテージか、その近隣のB&Bに泊まることになっています。実はアイラ島の中心はボウモア蒸溜所なんですね。

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僕はいくつかあるボウモアコテージの1棟「ディスティラリーハウス」に泊まることが判明しました。モルトハウスはツインの部屋が3つ、ダブルの部屋が1つ。ということで僕がダブルの部屋にいくはず…と思っていたら、エストニアの夫婦が既に居を構えたということで、ツインの部屋へ行くことに。いいんでしょうか(笑

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こちらが部屋の様子。標準的なベッドに巨大なクローゼット。室内はもちろん靴履きOKですが、僕はドア前で靴を脱いで、以降は持参したスリッパを使うことににしました。

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シャワールームがこちら。洗面台はわりと簡素。水は悪くなく、飲める感じでした。

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アメニティは最低限です。途中での補充はないため、量には気をつける必要がありそう。イングランドらしくタオルを乾かすパイプもありました。

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シャワーはかなり新しくて、電源を入れるとお湯がでるタイプでした。水量はあてにしないほうがいいですね。最低限の装備ですが、快適さは保たれているな。

ベッドサイドには電源がひとつ。ということで、充電基地はここにつくります。机がないのが残念ですね。

 

さて大きな問題がひとつ。事前に聞いていたとおり、部屋には鍵がかかりません。在室時の安全のためチェーンはかかりますが、これはボウモアハウスに泊まる時に気をつけておいたほうがいい事実だと思います。

ちなみにディスティラリーハウス自体の施錠はできますが、4グループに対して鍵が2本しかないため、こちらのマネジメントはけっこう難しいかもしれません。とはいえ、ツアー中はかならず施錠しますし、夕飯に食べにでても狭い地域のことですから、だいたい場所は被ります。そこまで深刻になることは少なそうですね。ちなみに施錠にはちょっとしたコツが必要なので、泊まる際には良く確認しておくのがよさそうです。

 

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ディスティラリーハウスでは朝食は自己調理になるため(といってもパンを焼いたりお湯を沸かす程度ですが)、共用部分としてダイニング兼ホールがあります。飲み会などしたい場合はこちらを使います。ボウモアが1本無料で提供されるので、初日は自己紹介しつつこれをいただきました。さすがに4グループもいると1晩で空に…。

 

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なおこの日の最後に、気持ちが抑えきれなくなって、ボウモア蒸溜所の外観だけ撮りに出ました。ああ、これが憧れていたアイラの蒸溜所。どこからともなく漂う、ピートの香りに、アイラ島へ来たことを実感するのでした。

つづく。

 

スペシャルサンクス

航空券と飛行機代をプレゼントという形で提供してくれたエクスペディアさん。

アイラツアーで便宜をはかって取材扱いにしていただいた英国政府観光庁さん。

さらにヒースローエクスプレスや特急などに乗れるブリットレイルパスを提供してくださったレイルヨーロッパさん。

スーツケースレンタルをモニターで提供してくれたアールワイレンタルさん。

そして海外での通信を一手に引き受けるモバイルルーターを提供してくれたグローバルWi-Fiさん。

最後に、ありがとうシルバーウィークですね。この連休がなければこの日程は考えられませんでした。仕事関係のみなさんにもありがとう!

 

なお、全て現物支給という形で提供していただいておりますんので、記事に対する対価はいただいていません。記事のほうは自由にいつもの調子で書かせていただこうと思っています。アイラに行ったらテンションがどうなってしまうのか、自分でも心配です。

では。