なぜ水戸に!?と疑問を持たざるを得ないほどうまいキムチ「カワシマ食品」
な、なぜここなんだろう?
と思わざるを得ないほどにうまいキムチがありました。茨城県は水戸のまいわい市場に出店する「カワシマ食品」さんからモニターとして打診のあったキムチには、降参しました。マジで。誇張なし。
妻曰く「韓国人の友人が作ってくれたキムチにそっくり」
最近はあまり食品モニターは受けないのですが、今回は「キムチ」ということもあって製品を送ってもらいました。というのも、僕はかなりキムチが好きで、おいしいキムチを求めてスーパーの商品棚を探し歩いているからです。とはいっても、なかなか市販品で「これは!」ってのに巡り会わなかったんですよね。強いて言えば、市販品ではエバラ食品やモランボン、叙々苑キムチなどが好きですが、キムチ探しの旅はずっと続いていたんです。
ところがところが、あるんですね、意外なところに答えが。今回のカワシマ食品さんのキムチはマジでうまい。なんだこれ?ってくらいうまい。キムチには辛口コメントの多かった妻が「もうこれ以外買わなくていい」と発するくらいにうまい。そんな恐ろしい存在がカワシマ食品のキムチでした。
ちなみに妻曰く、韓国人の友人が帰国する際に作ってくれた自家製の本格キムチの味にそっくりだそうです。韓国においてキムチは家庭の味があり、千差万別なわけですが、それでも現地素材を使わないとこうはならないんじゃないの?と思います。特に辛みのジャンルが少し違う気がするんだよなあ。カワシマ食品のサイトには「日本人の口にあうよう、臭み・酸味などを極力抑えたとても食べやすいキムチに仕上げました」とは書いてありますが、いやいやどうして、これは本格派ですよ。
普通のキムチに感激、ゆばキムチに陥落
さて、そんなカワシマ食品さんから送られてきたキムチはぜんぶで4種類。
・こくうまキムチ
・ゆばキムチ
・ニラキムチ
・大根キムチ
です。ん?ゆば?これは初めて見ました。ちょっと調べてみると、一部の地域ではわりと食べられているみたいですね。その一部地域こそ茨城県。どうやらゆばが名産なのだそうです。確かに日光行くとゆばがよく見られたことを思い出しました。(追記:日光は栃木でした!)
上記写真でいくと、お皿の右角にあるものがゆばキムチです。
さて、そんなわけでさそく味見です。特に熟成させることなく、届いてすぐのものを食べます。
まずこくうまキムチですが…うぉおお、すごいニンニク。なかなかここまでニンニクが効いているものはお目にかからないかも。次の瞬間におそってくるうまみ。うまみ。うまみ。うわーなんだこれ。甘すぎず辛すぎず、絶妙な味わいです。でも唐辛子はかなり使われていそうな赤さ。これこそ韓国の唐辛子なんでしょうね。おそらく現地の素材でないとこの味は出なさそう。陳腐な表現ですが、すごいうまいです。ごはんがガンガンすすみます。これを豚キムチにするのはもったいない!!!ということで、そのまま食べていたらすぐに終わってしまいました。
さて、ニラキムチや大根キムチもたしかにうまいのですが、ここで語っておきたいのがやはりゆばキムチの存在です。こいつは異質。いや、下手をしたら天下をとりますよ。それくらいにうまい!
あのゆばのほろほろとした歯ごたえの中に、しっかりとしたキムチの味。すごい、まさかゆばとキムチの組み合わせがこんなにうまいなんて。ほんとね、これは試食で試させたらかなりの人が購入して帰るパターンの商品ですね。強烈な印象が残りますよ。ごはんのお供でもいいし、つまみにしても最高。すごいです。こんな商品があったんだなあ。
カワシマ食品おそるべし。なぜ茨城にこんなキムチの名店が!?(どこかで聞けたら追記しますね)
いちおうこんなコンテンツがあったのでリンクしておきます。
【まいわい生産者さん】キムチの川嶋さん : わいわいまいわい-大洗まいわい市場公式ブログ
少しだけ味の秘密が載っていますね。
唐辛子の種類は全部で300種類ほどあるそうですが、
川嶋さんのところでは、どちらかというと甘口の2種類を使用しているそうです。
やっぱりそうなんだなあ。
のりおのまとめ
気軽に受けたキムチのモニターでしたが、まさかまさかのキムチ探しの旅のゴールにかなり近づくとは思いませんでしたね。軽いショックを受けました。
ということで、カワシマ食品さんキムチの提供ありがとうございました。これは次から普通に通販か実店舗で買います。
ちなみにこちら、東京だと銀座の茨城マルシェ(物産館)で手に入るとか。はなまるマーケットでも紹介されたことがあるそうです。そりゃうまいはずだわ…。
カワシマ食品