自分でEmma Bridgewaterが作れる!?Factory Shopでポップデザインの秘密を学ぶ #cx2britain

2015/03/02イギリス/英国,工場見学Bridgewater,Emma,ご招待,エマ,ストーク・オン・トレント(Stokeontrent),ブリッジウォーター,生活

Emma Bridgewater Factory

キャセイパシフィック航空で行く マンチェスター&ロンドンの旅!で来た3つめの街、ストーク・オン・トレント。こちらは陶器の里で、数々の有名ブランドが本社を持っています。ポップなデザインでお馴染みのEmma Bridgewater(エマ・ブリッジウォーター)もそのひとつ。今回はファクトリーショップに立ち寄らせていただき、見学と陶器のデザイン付け!を体験させていただきました。

エマ・ブリッジウォーターとは?

1985年創業のエマ・ブリッジウォーター。もともとは、デザイナーであるエマさんが、自分の母親にプレゼントするための陶器を作ろうと思ったのがきかっけなんだそう。

ある時、母親へのプレゼントを買いに出かけたショッピングで、キッチンという生活空間で陶磁器がもっとカジュアルに使えるのでは、と感じたのが彼女が陶器家となるきっかけでした。
カーテン・椅子張り・輸入壁紙・ラグ MANAS | マナトレーディング – Emma Bridgewater
http://www.manas.co.jp/modules/brand_list/index.php?content_id=352

夫婦でデザインと会社の運営をされているそうですが、今では英国の有名百貨店をはじめ、世界中で売られる有名なブランドになっています。

 

レンガ造りの建物は雰囲気満点

Emma Bridgewater Factory
さて、早速ファクトリーショップへ。この前に行ったバーレイもそうでしたが、まあ、雰囲気ありますよね。場所はストーク・オン・トレントの駅からそう遠くもないところなので、観光としてもお手軽でしょう。

場所はこのあたり。

 

エマ・ブリッジウォーターのデザインって、ポップだよなーくらいにしか思っていなかったんですが、今回工場に来てみて、そのポップさが職人の手作業によって生み出されていると知り、大変に驚きました。いったいどうやってるの!?

Emma Bridgewater Factory

では工場に潜入します!

 

量産の秘密は「スポンジ」にあり

Emma Bridgewater Factory

実はエマ・ブリッジウォーターでは、デザインを付けるに当たりスポンジを使っています。スポンジを柄の形にくりぬき、色を付け、それをスタンプすることで様々な模様が陶器に付けられます。この仕組みにはビックリ。

Emma Bridgewater Factory

Emma Bridgewater Factory

ペタぺた。

スポンジは水で洗うとまた別の色で使えるほか、グラデーションを付けるのも容易で、この方法は大変理にかなっていると感じました。

 

Emma Bridgewater Factory

もちろん柄をキレイにスタンプしていくには、それなりの技術とセンスが必要だと思うのですが、機械で自動的に同じものが大量生産されるとより、よっぽど魅力的だし、人間くさくていいなあと。

なので、もちろんスポンジ作成職人も存在します。大事ですよね。銅版転写方式のバーレイと、スポンジスタンプのエマ・ブリッジウォーター、同じ地域で作られている人気の陶器でも、ずいぶん違った作り方をしているのが印象的ですね。

Emma Bridgewater Factory

できあがり。かわいい。ポップだ〜。

 

そんなエマ・ブリッジウォーターを自分で再現する!

Emma Bridgewater Factory

ということで、ここからは先ほど見て来た作業を自分たちで実際に体験してみます!そう、エマ・ブリッジウォーターのファクトリーショップでは、陶器のデザイン付け体験が行えるのです!

Emma Bridgewater Factory

今回の先生。お名前失念…。

 

Emma Bridgewater Factory

色は12色。陶器はものによって値段が異なってきますのでご注意を。お皿もいいけど、水差しがいいなあと思って、僕は水差しを選択。

スポンジは100種類くらいが事前に用意されていて、動物のデザインから数字や国旗など、様々な形が存在します。色は筆でスポンジに乗せますが、この時に2色をうまく使うことで、グラデーションも再現可能。

手順は以下ご覧下さい。

Emma Bridgewater Factory

Emma Bridgewater Factory

Emma Bridgewater Factory

Emma Bridgewater Factory

Emma Bridgewater Factory

焼いた後に残るペンと、残らないペン両方を使って細かいデザインをすることも可能。

 

Emma Bridgewater Factory

なにより、焼く前だったらいくら失敗しても消しゴムで消せる!というのが最大の特徴。

 

Emma Bridgewater Factory

僕は全面にスポンジをランダムに押してナチュラルな?模様を付けてみました。

 

Emma Bridgewater Factory

他の方は国旗を使ってポップなデザインを作っていました。これとか、英国っぽい!

 

Emma Bridgewater Factory

ちなみに完成は2〜3週間後。送ってくれるそうですので、気長に待ちましょう。ひとつだけ注意があるとすれば…やり出すと終わらなくなって、時間がいくらあっても足りなくなるところかな(笑

 

のりおのまとめ

陶器のデザイン付けってあんまりやったことがなかったんですが、大変に楽しいですね。次はもっとこうしよう…とか思い出すと、もうお終いです。次にまた、ストーク・オン・トレント来ちゃうぞ…(笑

 

関連リンク

エマ・ブリッジウォーター公式サイト。かわいくてとても良い。

Home at Emma Bridgewater
http://www.emmabridgewater.co.uk/en/uk/page/home

 

この旅行について

この旅行は、英国政府観光庁と、キャセイパシフィック航空さんのブログレポーター企画に参加しており、個人的な買い物以外の全てを提供いただいております。
羽田〜香港〜英国を旅する7日間を随時レポートしていきます。

詳しくはこちら。
キャセイパシフィック航空で行く マンチェスター&ロンドンの旅!

 

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。