僕が「いつか三島市に帰りたい」6つの理由…水、景色、人など。

静岡県(伊豆・三島中心)三島,三島市,東京,柿田川,静岡

三島 せせらぎルート seseragi mishima

先日、すでに17年も暮らしている大宮の魅力を語りましたが、心の底では「いつか三島に帰る」と思っています。もちろん故郷ということもありますが、客観的に考えても素晴らしい土地だと思うのですよ。そんな魅力をご紹介。

1.水がいい

三島 せせらぎルート seseragi mishima

静岡県東部といえば、日本有数の水源「柿田川湧水」が有名ですが、じつはこれ、上水道にもなっているのをご存じでしょうか。もちろん三島市の一部地域も柿田川湧水の上水道を使っています。ではその他の地域はどうかといえば、これもまた湧水を水源としている地域が多いのです。住む場所によって微妙に違うとは思いますが、市内の多くの場所で湧水由来の上水道を使える、贅沢な土地と言えます。

ちなみに上京してわかったのですが「水道水が夏でも冷たい」とか「お風呂を沸かしても嫌な臭いがしない」とか「肌がつるつるになる(温泉の湧かし直しとほぼ同じなので)」とか、そもそも「水がうますぎるので飲んでも料理しても味がまったく違う」「安いお茶でもうまい」っていうのは、この湧水を使っている土地だけの贅沢だったみたいですね。当たり前になってました。

2.景色が良い

三島せせらぎルート 三島大社 本殿

こちらも住んでいる時は当たり前だったのですが、北の方を向けば富士山がいつでもそこにあります。ただし、富士山って天気の影響を受けやすくて、意外と見えません。季節によっては週に2回くらい見えればいいかなーって感じ。でも、常に大きな存在感を放っている富士山を見ると、心があらわれますよ。ちなみに箱根の山とか伊豆の山々なんかも見えますので、地平線ってものとは無縁です。三島って盆地ですからね。でも、空は広いよ。とても広い。少し歩けば川も田んぼもあるし、駅前や国道沿いにはビルもあるので、バランスいい景色だと思いますよ。三島大社の景色も忘れちゃいけませんね。

うーん、素晴らしいところだな。

3.最速で東京まで1時間かからない

三島 せせらぎルート seseragi mishima

そもそも三島って新幹線の停車駅なんですよ。だから新幹線に乗れば、基本は東京まで1時間前後です。そして日に数本あるのがひかり号。こちらに乗ると、40分程度で東京まで着きます。下手したら都内よりも早く着いてしまうんじゃ無いかくらいですよね。

ちなみにですが、三島から東京に通勤している人はかなり多いです。そういった方々のための新興住宅地もありますし、車庫の関係もありますが、新幹線の終電は三島行き。東京22時47分発の、三島着23時29分。実はこだまでものぞみの待ち時間が無いから早いという。なお、どんな飲み会でも「三島に帰る終電なんで」と言ったら必ず帰れると評判です(本当に聞いた話)。

4.市内中心部の川辺が整備されて本当に最高

三島 せせらぎルート seseragi mishima

僕も何度記事を書いているかわかりませんが、ここ数年で整備された「せせらぎ回遊ルート」が凄まじい破壊力です。これのためだけに三島に来る人が後を絶たず、自治体クラスタでは「ふるさと再生の大成功事例」として神企画扱いされているそうですよ。

三島 せせらぎルート seseragi mishima

ここにくるまでの話は長くなりますので割愛しますが、僕の子供の頃は完全に生活排水の川だったんですよね。それをここまできれいにして、観光地にするってアイデアもすごいけど、維持している住民の努力も素晴らしいものがあると思います。行政と、住む人と、訪れてくれる人と、3者が努力して保つ観光地、日本中に誇れると僕は思っています。

 

三島 せせらぎルート seseragi mishima
貴重なミシマバイカモもこの通り。

 

楽寿園 rakujyuen at Mishima

楽寿園 rakujyuen at Mishima
途中にある楽寿園や大きめの公園では、カワセミが見られることも!

そんな素晴らしい環境が、三島にくれば楽しみ放題。夏休みは水辺で読書でもしてみてはいかがですか。たまに水にも入ったりして。心が洗われます(文字通り)。冷たくて気持ちいいですよ。

[A] 東京から45分の日本屈指な清流(三島・柿田川)を楽しんで+アルファ | エアロプレイン
https://airoplane.net/2007/10/20/mishima-kakitagawa.html

せせらぎ回遊ルート|三島市
http://www.city.mishima.shizuoka.jp/seseragi/route.htm

 

5.料理がうまくなった気がする

水がいい、でも触れましたが、湧水由来の上水道がほとんどであるので、いわば水道からミネラルウォーターが出ているようなものなんですよ。これでご飯をたくだけで「お米変えた?」と言われること間違いなし。お茶もコーヒーも凄まじくうまくなるし、煮物などならなおさら。とにかく、何にも変えてないのに料理がうまくなった気がするはずです。

なお同じ理由で「かなり適当に作ってる」料理店でもそこそこおいしいです。つまり、真面目に作ってるお店は凄まじくうまいです。数は少ないですが、ぜひ通えるお店を見つけてみてください。僕のイチオシは鰻・川魚料理の「うな繁」ですね。季節によっては天然も安価に食べられますよ。

関連ランキング:うなぎ | 大岡駅三島広小路駅

 

三島 せせらぎルート seseragi mishima
世間的にはこちら「桜家」が人気のようです。

>>うなぎ 桜家 (さくらや) – 三島広小路/うなぎ [食べログ]
http://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220501/22000127/

6.人がいい

最後はこれ、人がいい。完全に主観的な表現でもうしわけないのですが、静岡県に住んでいる人ってのんびりしていて、とっても人懐っこいのです。方言の問題で口は悪いですが(笑)、みんな基本的には平和主義。そもそも地元に住んでると「誰かと競争する」なんてほとんど無いので、相手との距離の取り方が都会のそれと全然違います。というか僕は大学に行ってこの点がもっともショックでした。県民性って本当にあるんだな…と。

もちろんムラ社会的な近所付き合いが多少なりとも残る地域ではありますが、人間らしい暮らしだと僕は思ってます。

 

ということで

環境もいい。景色もいい。人もいい。大都市みたいな便利さはないけど、大都市へのアクセスはいい。そしてなにより、この水が素晴らしい環境は、住んでみないと絶対にわからない全国的にも希な特徴だと思います。

ちなみに暖かいと思われていますが、盆地なので最低気温はわりと低いです。もちろん最高気温も高いわけですが(笑

 

そんなわけで、将来的に仕事をする場所ってものが問われなくなったら、三島に帰ろうと思ってます。いつかね。

 

 

三島市公式ウェブサイト

 

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。