僕はタムロン 90mm マクロレンズに心奪われ始めている(盆栽美術館で知ったこの事実) #盆栽フォト
タムロンさん×盆栽美術館×ブロガーで開催したイベント「大宮盆栽×タムロン」大宮盆栽美術館で盆栽撮影にチャレンジ!ブロガーイベント。前回は座学で盆栽の見方と、写真撮影のポイントをおうかがいしました。となれば次は…フィールドワーク!
そこでわかった、マクロ撮影、盆栽撮影に必要なこととは!?
マクロレンズはご機嫌だ
前回の記事でもご案内したとおり、タムロンさんの最新レンズ、F004こと SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC をお借りして撮影を行いました!
このマクロがまた…ご機嫌なんです。
なんと言っても、合焦が早い。そして静か。半押しをすると、スッスッと音も無く高速に合焦するのがとても気持ち良かったです。そもそも僕は、エクステンションチューブを使ってなんちゃってマクロ撮影は行っていたのですが、いやいや、マクロレンズはまったく別物ですね。エクステンションチューブで満足しようとしていてごめんなさい、って感じでした。マクロレンズは「寄れるレンズ」というよりも「大きく写せるレンズ」ということが本当によくわかりました。今回のレンズは等倍レンズなので、被写体をとっても大きく写すことができます。これがも快感なんですよ。合焦も気持ちいいわ、被写体に寄っても気持ちいいわ、なんて撮っていて楽しいレンズなんだ!ってのが正直な感想ですね。お財布さえ許すならば、そのまま買い取りたかったくらい。
と、そんな僕の気持ち良かった話ばかりしても仕方がないので、作例とポイントなどをご紹介していきます。
盆栽×あじさいの楽しみ。そもそもF2.8の明るいレンズなので、良いぼけをいただけます。
シャリの一部分に激寄り!まるで動物の牙のよう。シャリとは枯れて白くなった部分ですが、盆栽としては生きていて、緑の葉っぱを付けます。盆栽の盆栽たるところですね。僕らとは違う時間軸で生きているとしか思えません。
こちらもシャリに寄りました。白いヘビかドラゴンに見えてきませんか?いやあ、マクロって造形がもろに感じられるので楽しすぎる。
僕の好きな盆栽「うず潮」のうず部分によりました。なぜこんな形になったのか。深い。
寄ってあおるように。森の中っぽさはでましたでしょうか?講師の福田さんいわく、煽って撮る時は露出補正の+2〜+3とかあたりまえ!とのことでした。いやー参考になる。
ただ、寄るとたくさんのことが見えてくるんです!ああ、引きでみていた時とまったく違う世界がそこにあるんだ!って。
苔に寄ってみました!FFでこんな感じのダンジョンあったよなあ。
とまあ色々と撮影をしてわかったことは、とにかく寄ってみるということですよ。というのも、肉眼では気がつかないような面白い被写体にも、マクロレンズなら気がつけるからです。のぞいてみて、よってみて、初めて見えてくる被写体がとても多いんですよ。これこそマクロの楽しさなんでしょうね。いやいや、こんなに楽しい世界だったなんて…!
次回はこの勢いのまま、盆栽園に突撃します…!
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