京都の桜、いつ行くの?今でしょ…その魅力は個性にあった
週末に京都に行ってきました!まだ咲いていると思いますので、この記事を読んで行きたくなったら…いつ行くの?いまでしょw
ということで、本気で京都に行った方が良いです。僕も、なぜ京都の桜に惹かれるのかやっとわかりました。では、その理由含めて以下ご案内!!
京都の桜の魅力は、関東とは全く違う「桜の気質」にあった
実は昨年も見に行った京都の桜。でもその時は、「やっぱりお寺とみるから良いのかなあ」と漠然とした思いしかありませんでした。というのも、少しだけピークからずれていたから。
しかし今年は完全なピークで行くことができました(といっても地域によってピークの幅は2週間弱あるようです)。
で、わかったんですよ。京都の桜が関東のそれと圧倒的に違うのは、「個性」なんだって。
こちら京都御苑の近衛邸跡です。見事…!
先に言っておきますと、関東の桜も素晴らしいんですよ。僕はずっと伊豆で育ちましたから、あのソメイヨシノの透明感や咲きほこり感にはある種の安心感さえ感じるほどだったんです。
でも、京都は違うんです。京都の桜は圧倒的なんです。個性ですよ、個性が爆発しているんです。
なにかといえば、この枝垂れですよ。こちらも京都御所の近衛邸跡です。京都は枝垂れ桜のメッカ!?で、何種類もの枝垂れ桜が思い思いに伸び、共演しているのです。その光景は、ソメイヨシノのクローン一斉咲きに慣れ親しんだ僕らにとってはインパクトそのもの。
もちろんこうした「雅」な風景に溶け込む桜も特徴的です。
上記2枚、平安神宮にて。この色彩は京都まで来ないと得られないかも。
こちら有名な円山公園の枝垂れ桜。そう、やっぱり枝垂れ桜なんですよ!
もちろん吉野桜もありますよ。こちら醍醐寺。
でも、やっぱり主役は枝垂れ桜なんだなー。こちらも醍醐寺。圧倒的に枝垂れ桜が咲いているので、本当に驚きます。
こちら高台寺。ここもやっぱり枝垂れ桜。庭園の中の枝垂れ桜。
高台寺の小高い丘から八坂の五重塔を望みます。ここにはいつもの見慣れた桜。
もちろん京都では、桜以外の風景も素晴らしいものがあるんですよ。
犬もいた。いや、散歩していただけだけど。
渡月橋と桜の共演。
そして今回の旅行の白眉、嵐山の天龍寺。ああ、天龍寺大好きだ…。
巨大な枝垂れ桜が、まさに「桜の滝」を作っていました。
はわあ…。
竹と桜の風景が見られるのも天龍寺の特徴です。
もちろん世界遺産ですから、完璧な庭園もあります。
そして最後に地元の方に教えていただいた穴場、世界一の「桜守」16代目藤右衛門さんの「個人宅のお庭」であります、植藤造園の庭。ここには見たこともない「桜の林」がありました。ほぼ全て違う種類の桜で、桜守の力をひしひしと感じました。
どうですか、京都の桜。それぞれの場所はまた改めて案内したいと思いますが、こんな魅力的な風景が、これでもか、これでもかと待っているんです。そして植藤造園のように、いまだ知らないような穴場もまだまだたくさんあるのでしょう。
だから僕はこう言うんです。いつ京都に行くの?「今でしょ」と。
さあ、京都に行きましょう…!
参考リンク
>世界遺産|京都 嵯峨嵐山 臨済宗大本山 天龍寺 公式ホームページ
>植藤造園
なお、全ての桜の撮影はEOS 5D MarkIIIにて行っています。
CANON デジタル一眼レフカメラ EOS 5D Mark III 約2230万画素フルサイズ DIGIC 5+(プラス) 3.2型ワイド液晶モニター EOS5DMK3