携帯電話時代になった結果、もったいない看板が増えたよね
町中を歩いていて思ったことをサクッと。
関東関西・地方首都圏関係無しに、無数にある看板ですが、そこにもったいないものが多く存在すると気がつきました。ポイントは「電話番号」。携帯電話時代に対応できていない看板が多いのです。
市外局番まで必要なのが今のルール
端的に言うと、看板に載っている電話番号に、市外局番の記載が無いのです。場合によっては市内局番でさえ足りない時があります。ようは古いのが原因なんですが、もしこの看板が「電話をもらうこと」を目的としているのならば、大きな間違いを抱えていることになります。というのも、電話のスタンダードが携帯電話になった昨今において、電話番号は市外局番から完璧な状態で揃っていなければ意味が無いからです。市内局番からの電話番号って、携帯電話からじゃかけられませんよね?
市外局番と市内局番
ここまで読んで「市内局番?市外局番?」って人も出てきている気がします。きっと今はそういう時代なんですよ。
例えば
03-1234-56○×
という電話番号があったとします。この、「03」は東京23区を表す市外局番(正確には「0」が日本、「3」が23区です)。次の「1234」は23区内で特定の地域を表す市内局番となります。詳しくは総務省のサイトをどうぞ。
で、例えば同じ市内域だったら市外局番がいらない、というのが僕らの子供の頃の基本的な電話の知識でした。
しかしながら、携帯電話がデフォルトな現在では、地域関係無しに市外局番が必要です。そんなとき、目の前の看板に市外局番がなかったらどうなるでしょうか。その電話番号はまったく意味の無いものになってしまいますよね。
まあ近所に住んでればわかるだろ?ということだとも思うんですが、やっぱりもったいないと思うし(いまどき市外局番抜きの電話番号が載った看板が作られているとも思わないのだが)、とりあえず電話番号は完全な長さで載せようぜって話でした。
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